スマホを利用した学内向けソーシャルラーニングサービス 「goocus for Univ.」をリリース。 第一弾はフェリス女学院大学の情報教育で導入

キャスタリア株式会社はスマートフォンによるソーシャルWikipediaリーダー「goocus」を学内での利用に特化させた「goocus for Univ.」をリリース。あわせて2013年6月よりフェリス女学院大学の情報教育での導入が決定。さらに旺文社コンテンツによるTOEIC学習実証実験も行う予定。

スマホを利用した学内向けソーシャルラーニングサービス「goocus for Univ.」をリリース。第一弾はフェリス女学院大学の情報教育で導入

検索、知識の習得、履歴による再学習を一元化した学習効率の向上をはかるソーシャルラーニングを実践。あわせて旺文社コンテンツによるTOEIC学習実証実験も行う

キャスタリア株式会社(本店:長野県長野市、本社:東京都港区南青山、代表取締役:山脇智志)は5月31日、スマートフォンによるソーシャルWikipediaリーダー「goocus」(呼称:グーカス)を学内での利用に特化させた「goocus for Univ.」(呼称:グーカス フォー ユニバーシティ、以下「g4u」http://gooc.us/g4u/)をリリースし、あわせて2013年6月よりフェリス女学院大学の情報教育にて導入されることを発表いたします。

「g4u」はキャスタリアが開発、提供中のオープンなソーシャルWikipediaリーダー「goocus」をカスタマイズし、在籍中の学生だけのクローズドな利用に特化したアプリケーションおよびサービスです。多くの学生が所有するスマートフォンに対応し、Wikipediaを題材に、モバイルデバイスの携帯性、常時接続性による時間と場所を選ばない学習環境を提供いたします。学校、クラス、ゼミなどのグループでの学生間での新たな学びの気づきときっかけ作りと知識の共有が自然と形成される仕組みとなっています。

【goocus for Univ. の特徴】
1.学内でのクローズドな環境に特化したソーシャルラーニングの実践

学内の登録者のみが利用可能というクローズドなソーシャルラーニング環境を、本アプリケーションのみで構築可能。ベースとなった「goocus」の機能上の特徴の一つであったFacebookログインまたはID登録によりオープンに利用可能な点とFacebook/TwitterとのSNS連携投稿機能を削除し、プライバシーを重視した学内利用に特化させました。ソーシャルラーニングとは、SNSで友達同士が日々の出来事を共有しあうように、学習における習得した知識や関連情報、気づきなどを共有し、共に学びあうことにより高い学習効果を得ようとすることです。その源となる“人と人のつながり(社会性)”を「g4u」の学習者内グループで生み出すことができるように設計されています。

2.ホーム画面に大学のロゴ挿入のカスタマイズが可能
学内の専用アプリケーションとしての利用を想定した、ホーム画面のカスタマイズ機能を用意しています。


「g4u」のリリースにあたり、フェリス女学院大学の情報教育にて学習プラットフォームとしての導入が決定しています。2013年6月からの導入にあたり、同大学国際交流学部・情報センター長 の春木良且教授は以下のようにコメントしています。

「私達教育者が現在考えなければならないのは、教える側の教育環境ではなく学生の学習環境です。本学の今年の新入生は、9割以上がスマホを保有しているという調査結果が示すように、辞書の代わりにネットを使うことはもはや学生にとって当たり前の行動です。今後は多くの情報から、必要なもの、信頼性の高いものを選別し、自ら学ぶための手法とそれを支援する教育が必要になります。多くの学校では、授業中のスマホの利用を禁止していますが、ここまで行き渡ったツールならば、積極的に利用すべきでしょう。これによって通常の講義形式の授業の中に、アクティブラーニング的な要素を導入することも可能になると考えています」

教育側にとっては、利用を通じて学生の詳細な学習履歴のデータ収集とその分析、そして学生間の知識の共有による知識レベルの向上が、学生側には他の学生の学びから自分の学びのきっかけ作りや時間、場所を選ばない知識体系の習得が期待できます。

【旺文社のTOEICコンテンツを用いた実証実験を開始】

また、キャスタリアは同大学春木研究室と共同で、企業・教育機関向けに当社が開発したモバイルラーニングプラットフォーム「goocus pro」の実証実験も行います。株式会社旺文社の協力のもと、TOEICの問題集を「goocus pro」に収納し「g4u」同様にグループで学び、オフラインでの人間関係をベースにすることで、オンラインでソーシャルに学ぶ効果の増大、つまりナレッジネットワークの形成を狙います。実証実験を通じて学生のスマートフォン上での学びの動態の分析およびソーシャル機能/メンタリングによる学習効果の測定を行います。

【goocus for Univ. アプリケーション詳細】
「goocus for Univ.」(グーカス フォー ユニバーシティ) http://gooc.us/g4u/

<iPhone版>
対応機種:iPhone 4、iPhone 4S、iPhone 5、iPod touch (第4世代)、iPad 2 Wi-Fi、iPad 2 Wi-Fi +
3G、iPad (第三世代) Wi-Fi、およびiPad (第三世代) Wi-Fi + 4G に対応。iOS 4.3 以降が必要。※iPad
ではX2モードでのご利用となります。
<Android版>
対応OS:Android OS 2.1以降が必要(推奨端末はお問い合わせください)。
※価格はお問い合わせください。また、サービスのご利用にはお申し込みが必要です。


●「goocus」について
「goocus」は無料のスマートフォン用(iPhone、Android)ソーシャルウィキペディアリーダーです。言語検索もしくは位置情報からウィキペディアを検索することで、検索の履歴収集、ユーザー同士のソーシャルな学びと気づきを提供する構造となっており、極めてシンプルなソーシャルラーニング体験を提供いたします。


●「goocus pro」について
「goocus pro」は、スマートフォンを利用しての学びを徹底的に研究したモバイルラーニングプラットフォームです。モバイルデバイスの携帯性、常時接続性による時間と場所を選ばない学習環境、FacebookなどのSNSにおける個々のユーザーのつながりによる知識、気づきの共有による創発と競争、ゲームの要素を取り入れた常習性、そして管理者によるユーザーの管理と学習履歴のデータ活用などを特徴とし、これまでのラーニングシステムを置き換える新しいサービスとなっています。テキスト、写真、動画、音声で、選択式、記述式の問題の作成ができ、既存の社内研修などのコンテンツの有効活用が可能です。

●キャスタリア株式会社について
キャスタリア株式会社(本店:長野県長野市、本社:東京都港区南青山、代表取締役:山脇智志)は「モバイル&ソーシャ
ル」をコンセプトにした教育向けデジタルコンテンツのソリューション開発、および学習向けウェブメディアの運営を
行っています。コンテンツ配信を行う企業/学校と個人の間で、学びを通じた新たなコミュニケーション創出と価値向上
に貢献しています。
URL:http://www.castalia.co.jp/

企業情報

企業名 キャスタリア株式会社
代表者名 山脇智志
業種 ネットサービス

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