中国優秀層学生の日本企業への就職に関する調査
企業の海外進出やグローバル化が加速する中、グローバル人材のニーズが急速に高まってきており、その流れは超優秀と言われる現地の大学生採用に目が向けられています。現地の優秀層の学生が日本企業に求めるものは何なのか。600名の優秀層の学生へのアンケートを基に、日本企業の現地優秀層の採用の可能性を探ります。
日本企業の海外進出やグローバル化が加速するなか、大手企業だけでなく、特にベンチャー企業を中心とした中小企業に関しても、グローバル人材のニーズが急速に高まってきており、その流れは国内の留学生だけではなく、更に優秀と言われる現地にいる大学生にも目が向けられています。
一方で、外国籍の人材雇用の必要性は感じていても、どのように採用活動を行ってよいのか、学生は何を求めているのか、自社で採用ができるのか、受け入れ態勢をどうしたらいいのかという不安もあります。そこで、株式会社ラーテルコーポレーション(本社:東京都新宿区、代表取締役:沼崎悠)は、現地の優秀層の学生が日本企業に求めるものを把握するため、中国/北京に於いて598名の優秀層の学生を対象にアンケート調査を行いました。
その結果、全体の4割以上が「自分が成長できる環境かどうか」「会社の成長性」という志望理由を挙げており、海外の優秀層は大手企業志向ではないかなどの従来のイメージとは全く異なる結果となりました。
【調査内容】
対 象: 北京近郊の大学卒業予定の学生
調査方法:北京で開催した合同説明会に於いてアンケート調査
期間:2012年3月20日~3月25日
回 答 数: 598人
男性38.6% 女性61.4%
文系38.5% 理系61.5%
文系:97.8%が日本語検定2級以上資格者
【対象大学】
中国科学院
北京大学
北京理工大学
北京邮电大学
同济大学
北京交通大学
上海大学
中央民族大学
南开大学
北京科技大学
北京航空航天大学
燕山大学
吉林大学
中山大学
天津大学
北京林业大学
复旦大学
北京外国语大学
南开大学
北京师范大学
他、多数。
【アンケート結果】
≪日本企業への志望理由≫
自分の成長できる環境かどうか:24.4%
会社の成長性:18.5%
会社の雰囲気:14.3%
事業内容:13.4%
国際性:9.2%
仕事内容:5.9%
給与の額:5.9%
福利厚生:5.0%
社員の人柄:2.5%
会社規模:0.8%
≪志望業界≫
IT 16.4%
小売 14.9%
貿易 14.9%
金融 9.0%
教育 9.0%
出版 7.5%
サービス7.5%
食品 4.5%
コンサル4.5%
商社 4.5%
旅行 3.0%
メーカー3.0%
広告 1.5%
【総論】
中国に於いては日本の採用力がほぼ通用しないことがアンケート結果で判明しました。
企業規模やブランドイメージに拘って日本企業を志望する学生はわずか0.8%に留まっていることから、中国の優秀層への惹きつけ・PRの際は、安定性や企業ブランドではなく、
「いつも新たな挑戦と発展がともなう企業で働きたい」
「専門がソフトエンジニアなので開発等の仕事に就きたい」
といった学生の要望を踏まえた上で、いかに成長できる環境か・企業自体がどう成長しているのかをPRできることが、優秀層確保の鍵になりそうです。
また、志望する業界に関しては、ITや小売・貿易などに人気が集中しました。
特にIT業界に関する志望度はここ数年で急速に高まってきています。
一方で、外国籍の人材雇用の必要性は感じていても、どのように採用活動を行ってよいのか、学生は何を求めているのか、自社で採用ができるのか、受け入れ態勢をどうしたらいいのかという不安もあります。そこで、株式会社ラーテルコーポレーション(本社:東京都新宿区、代表取締役:沼崎悠)は、現地の優秀層の学生が日本企業に求めるものを把握するため、中国/北京に於いて598名の優秀層の学生を対象にアンケート調査を行いました。
その結果、全体の4割以上が「自分が成長できる環境かどうか」「会社の成長性」という志望理由を挙げており、海外の優秀層は大手企業志向ではないかなどの従来のイメージとは全く異なる結果となりました。
【調査内容】
対 象: 北京近郊の大学卒業予定の学生
調査方法:北京で開催した合同説明会に於いてアンケート調査
期間:2012年3月20日~3月25日
回 答 数: 598人
男性38.6% 女性61.4%
文系38.5% 理系61.5%
文系:97.8%が日本語検定2級以上資格者
【対象大学】
中国科学院
北京大学
北京理工大学
北京邮电大学
同济大学
北京交通大学
上海大学
中央民族大学
南开大学
北京科技大学
北京航空航天大学
燕山大学
吉林大学
中山大学
天津大学
北京林业大学
复旦大学
北京外国语大学
南开大学
北京师范大学
他、多数。
【アンケート結果】
≪日本企業への志望理由≫
自分の成長できる環境かどうか:24.4%
会社の成長性:18.5%
会社の雰囲気:14.3%
事業内容:13.4%
国際性:9.2%
仕事内容:5.9%
給与の額:5.9%
福利厚生:5.0%
社員の人柄:2.5%
会社規模:0.8%
≪志望業界≫
IT 16.4%
小売 14.9%
貿易 14.9%
金融 9.0%
教育 9.0%
出版 7.5%
サービス7.5%
食品 4.5%
コンサル4.5%
商社 4.5%
旅行 3.0%
メーカー3.0%
広告 1.5%
【総論】
中国に於いては日本の採用力がほぼ通用しないことがアンケート結果で判明しました。
企業規模やブランドイメージに拘って日本企業を志望する学生はわずか0.8%に留まっていることから、中国の優秀層への惹きつけ・PRの際は、安定性や企業ブランドではなく、
「いつも新たな挑戦と発展がともなう企業で働きたい」
「専門がソフトエンジニアなので開発等の仕事に就きたい」
といった学生の要望を踏まえた上で、いかに成長できる環境か・企業自体がどう成長しているのかをPRできることが、優秀層確保の鍵になりそうです。
また、志望する業界に関しては、ITや小売・貿易などに人気が集中しました。
特にIT業界に関する志望度はここ数年で急速に高まってきています。
企業情報
| 企業名 | 株式会社ラーテルコーポレーション |
|---|---|
| 代表者名 | 沼崎悠 |
| 業種 | ビジネス・人事サービス |









