貝殻亭ガーデン オープンのお知らせ

飲食業を運営する小企業が取組む「次世代に残す環境づくりとコミュニティ・ガーデンによる地域活性化」

千葉県、八千代市でフレンチレストラン、パティスリー、カフェ、陶磁器店を運営する(株)GPIは
各店舗に隣接する700坪のイングリッシュ・ガーデンを4月14日にオープンしました。
このガーデンはコミュニティ・ガーデンとして施設利用者に限らず、全ての来園者に開放するものです。

このオープンに至るまでの経緯は、以下のようなものです。
(株)GPIはこれまで7年にわたり、レストランの屋根を覆うナニワイバラの剪定した枝を挿し木とした苗を1300名を超える方々にプレゼントをしてまいりました。「ナニワイバラ街づくりプロジェクト」と名づけたこの取り組みは、次代の子供たちへの未来環境づくりとして始めた活動です。
苗が生長し、花をつけるようになるには3~4年を要しますが、年を経るごとにお配りした苗が開花したとのお知らせをいただくようになりました。当初は手探りで、試行錯誤を重ねましたが、この取り組みにご賛同いただいた千葉大環境健康フィールド科学センターのご協力を得て、飛躍的に多くの苗を用意することができるようになり、この春も300名の方々にプレゼントすることができました。
このような活動を続ける中、一昨年に隣接する700坪の空き地を入手することになり、1年をかけて
イングリッシュ・ガーデンを造営してまいりました。このガーデンに、「人々の心を癒し、潤いを与える」「人々の出会いと会話の機会を生みだせる」「近隣の景観を向上させる」「多くの人に自然を学ぶ機会を与えられる」「地域への愛着を呼び起こしてくれる」「緑の街づくりへの可能性を秘めている」といったコミュニティ・ガーデンに求められる機能を持たせ、当社の施設利用者に限らず、広く一般に開放することとしました。

このガーデンには、宿根草や日本のノバラ、歴史に出てくるバラ、ハーブなどがテーマごとのエリアに植え込まれ、花が摘める、収穫し食べられる、冬も緑豊か、など四季を通じて体感できる「感じる庭」
という要素を取り入れています。またガーデナーが案内する「ガーデンクルーズ」や子供たちに花を植えてもらうと、苗や球根をプレゼントする「花咲大使」といった草花に親しむイベントを開催しています。緑で心豊かな街にしたいという「ナニワイバラ街づくりプロジェクト」からスタートした取り組みは新たなステップを迎えることになりました。

さらに「貝殻亭ガーデン」を造営する過程で、新たな環境作り取り組みのヒントを得ることができました。すなわち貝殻亭ガーデンのコンセプトを適える特性を持つ数種類の宿根草の苗を、プレゼントすることで小さな植込みが、数年後には大きく成長した株の花壇となり、街並みを変え、花々に囲まれた街づくりに貢献できるのではと考えました。

今回は、初めての試みということもあり、施設ご利用者限定の形ですが、「8種類の苗プレゼント抽選会」を開催します。5/16~6/30の期間、弊社HPからインターネットでご応募いただき、抽選で苗をプレゼントします。貝殻亭ガーデンが提唱するコンセプトの基本となる植栽を選びました。
当選者には、苗が生長した時期に連絡を入れ、引き取りに来ていただく形となります。

この試みを検証し、「ナニワイバラプロジェクト」同様に、無料にて配付できる形にまで発展させたいと考えています。弊社の立地する八千代市、佐倉市などの北総エリアは京成バラ園、草ぶえの丘バラ園など国内でも有数のバラ文化のメッカであり、バラと花(ガーデニング)の文化を醸成し、地域の活性化に一石を投じる取り組みにしたいと願っています。

企業情報

企業名 株式会社GPIS
代表者名 岩崎 肇
業種 外食・フードサービス

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