SABIC、NPE 2012に出展、世界中の顧客に高い競争力を提供する材料ソリューションを展示

SABIC(サウジ基礎産業公社)は、米オーランドにて開催中のNPE(国際プラスチック産業見本市)に出展(ブース番号29000)、今回SABICは出展樹脂メーカー中最大面積のブースを設置、プラスチック業界へのコミットメントと世界中の顧客に高い競争力を提供することを強調する。

[東京] - 2012年4月3日 - SABICは、米オーランドにて開催中のNPEに出展、今回SABICは出展樹脂メーカー中最大面積のブースを設置、プラスチック業界へのコミットメントと世界中の顧客に高い競争力を提供することを強調する。SABICは進化を続ける顧客事業への理解と世界クラスの技術的専門知識により、顧客の市場での成功に貢献するために顧客と対話、協業し、共に問題解決を実践している。今回の展示では特に、自動車、民生品、エネルギー、インフラ、ヘルスケア、輸送などの主要なグローバル産業における顧客の現在のトレンドや独自の課題への取り組みなど市場の流れを変える事例に焦点を当てている。

SABICエグゼクティブ ヴァイスプレジデントのキース・スミスは「SABICは、お客様の業界とお客様が抱える課題の理解に大きな時間を費やし、それから得られた洞察をもとにお客様に貢献できるようなアクションを考え、最終的にはお客様の事業の将来の成功に繋がる長期的な戦略投資を行います。また、当社は言葉より実務で結果を出すことを常に念頭に置き、主要製品の生産能力拡大と高度成長地域でのリソース増強と共に、新しい技術および用途開発に取り組んでいます。」とコメントする。

昨年1年間にSABICが発表した業界および顧客に貢献をもたらした事案は以下の通りである:

- ポリウレタン、POM、MMA、PMMA、炭素繊維への戦略的技術投資 -- 既存および将来顧客の増加ニーズおよび未解決の要望への対応

- ポリカーボネート生産能力拡大投資:(1) サウジ・カヤンのポリカーボネート工場試運転開始、(2) SABIC所有のポリカーボネート生産技術によるSABICとSINOPECとの共同複合生産施設、(3) 重慶西永マイクロエレクトロニクス工業団地内の新熱可塑性エンプラコンパウンド施設 -- これらの生産施設拡大と世界的規模生産施設の戦略的配置により顧客の調達利便性を強化。

- 中国、インドの2箇所に新しいテクノロジーセンターを設置 -- これらの研究開発施設は、各2013年第2四半期と2012年終わりに稼働開始予定。両センターは、特に自動車、コンシューマ電気製品、代替エネルギー等、幅広い産業領域で適用可能な新しい熱可塑性エンプラおよび石油化学材料の研究開発をリードする。

SABICでポリマー、低密度および直鎖状低密度ポリエチレンポリマー部門を担当するアブドゥラマン・アルファギーフ副社長は「当社の製品ポートフォリオは、お客様および業界の知識と当社の優れた技術専門知識により、その製品ラインアップとお客様への貢献性を常に向上し続けています。当社の革新的な材料ソリューション、設計加工支援、納入ソリューションにより、グローバルなお客様の進化するニーズに率先して取り組むことができます。」とコメントした。

NPE会場展示では、SABICは、SABICイノベーティブプラスチックス事業およびポリマー事業の材料ソリューションを主に紹介する。なかでも約818平方メートル大のブースは、それ自体が軽量Lexan ThermoclickおよびLexan Thermoclearシートによる建築物で、これは輸送および設置時の環境への影響を低減するものである。これら展示に加え、SABICは、来場者向けのにタイムリーな話題を取り上げた45分間の無料セミナーを提供、環境に貢献するデザイン、ヘルスケアのトレンド、高性能ポリエチレンフィルム、高圧パイプソリューション、革新的な新製品等の話題につき技術専門家が出席し、用途開発等の問題についてディスカッションを行う。

また、SABICは、NPE 2012と共同開催のプラスチック技術者協会ANTEC会議でも存在をアピールする。SABICは、開会レセプションの独占スポンサーとして、11の幅広い話題、コンポジット、医療用プラスチックの進歩、熱可塑性樹脂材料、フォーム、アロイ、ブレンド等につき講演を行う。

更に、NPE 2012共同開催のSPIのBusiness of Plastics Conferenceにおいては、4月5日、午後12:00からイノベーティブプラスチックス、ヘルスケア、グローバル製品マーケティング部長のトーマス・オブライエンが「患者の安全をまもる熱可塑性樹脂の特殊効果」について講演を行う。

展示内容: 革新的ソリューション

SABICのポリマー事業&イノベーティブプラスチックス事業は、次の産業別に新しい高性能、軽量かつ持続可能な材料ソリューションおよび用途を展示する。

自動車
- Range Rover Evoqueの軽量化
- 新世代ハンドル用途のLexan EXLコポリマー
- HVおよびEVバッテリーの軽量化
- PETテープ押出先端技術

コンシューマ製品
- キヤノン電子製スキャナーのハウジングに採用、環境負荷削減
- 環境に優しい電化製品用途のLexan CFRコポリマー
- 非常に優れた透明さを持つ薄肉容器用途のPP Qrystalランダムコポリマー

エネルギー
- 様々なエネルギーストレージソリューション展示
- EV充電ステーション用の環境ソリューション

インフラ
- LNP Vertonコンポジットによる再利用可能なコンクリート型枠
- HDPE 2モード性高圧パイプ
- Lexan Thermoclick シートによる省エネ
- Lexan Thermoclearシートの長期耐候性
- BritePointe社製LED照明器具に採用されたLexanとCycoloy樹脂
- LED照明用の新しいLexan LUXグレード

ヘルスケア
- 英PWB Health社のBreastlight

輸送
- Volvo Trucks North Americaの史上初の試み
- Apache農業用噴霧器用のフード新製品
- LNP Thermocompコンパウンド、航空機のトレイ・テーブルアームに採用、従来のアルミニウムを代替


SABICの高性能材料ソリューションについては、 http://www.sabic-ip.com をご覧ください。

技術関連のお問い合わせに関しては、 http://www.sabic-ip.com/prtechinquiry からご連絡ください。

SABICのポリマー製品については、
http://www.sabic.com/me/en/productsandservices/plastics/default.aspx をご覧ください。


Saudi Basic Industries Corporationについて
Saudi Basic Industries Corporation(サウジ基礎産業公社:SABIC)は世界をリードする石油化学会社の1つで、ポリエチレン、ポリプロピレン、および他の高性能熱可塑製プラスチック、グリコール、メタノール、ならびに肥料の生産で世界のマーケットをリードする。
2011年のSABICの純利益はSR 292.4億(78億米ドル)で、総売上高は1899億(506.4億米ドル)。また、2011年終了時点の総資産は3327.8億(887.4億米ドル)である。
SABICの事業は化学、ポリマー、高機能ケミカル、肥料、金属、イノベーティブプラスチックスにより組織している。同社の誇る充実した研究施設は、サウジアラビア、米国、オランダ、スペイン、日本、インド、韓国に17の専門の技術革新センターを配置している。同社は40か国以上で事業を展開し、世界中で33,000人の従業員を擁している。
SABICはサウジアラビア、アメリカ大陸、ヨーロッパおよびアジア太平洋地区に生産施設を持つ。
サウジアラビア・リヤドに本社を置くSABICは1976年に、サウジ政府による石油産出時に生成する炭化水素ガスを化学品、ポリマー、及び肥料製造利用するという決定に伴い設立。株式は、サウジ政府が70%を保有、30%はサウジアラビア及び湾岸協力会議参加国の投資家が保有している。

企業情報

企業名 SABICジャパン合同会社
代表者名 松林卓弘
業種 エネルギー・素材・繊維

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