SABIC、初のサステイナビリティー・レポートを発行

SABIC、初のサステイナビリティー・レポートを発行。全世界に向けたSABICのサステイナビリティー方針および企業戦略とビジネスフォーカスからの体系的なアプローチなど、持続可能性に関わる実績を紹介。

サウジ基礎産業公社(Saudi Basic Industries Corporation、以下SABIC)は、「Sustainability+Performance(サステイナビリティー + パフォーマンス)」と題した同社初のサステイナビリティー(持続可能性)レポートを発表した。2011年の持続可能性に関わる実績を紹介する本レポートは、今後、年一回の発行を予定しており、顧客や投資家およびステークホルダーに向け、同社の持続可能な事業活動および実績に関する評価ツールとしての活用を目的としている。

本レポートの発行は、SABICの持続可能性方針が新たな段階に入ったことを示すもので、これは将来の更なる取り組みへの基礎となるものである。SABICは2009年に持続可能性に関する管理体制を構築、執行チームにより環境、社会、経済活動に関し一体化かつバランスの取れた枠組みを推進しており、全世界で一貫した実績をあげている。

SABICは本レポートにおいて、独創性を原動力とした持続可能性が長期にわたり高い競争力を維持する戦略の一部を成すとの考えを明確に示している。SABIC副会長 兼CEOのムハンマド・アルマディは「SABICの将来の成長と事業展開は、今そして将来における大きな課題に対して、どれだけのソリューションを開発、提供できるかにかかっています。成功を実現するソリューションは、社会における価値となり、その結果として、SABICに成長がもたらされるのです。」とコメントする。

さらに「SABICにとっての持続可能性とは、当社の企業としての責任の中でステークホルダーの期待に沿う戦略、ゴール、そして行動を実践していくことです。透明性と信頼性に基づいたこれらの計画は、経済や社会そして環境に利益を確実にもたらすもので、当社事業、当社従業員、当社の関わる地域社会、そして地球全体の長期的な持続可能性を保証するものです。」と付言する。


【 本レポートに掲載された2011年の主要な実績 】

- 全世界の事業活動を対象とした新たな倫理規則

- 全事業活動における温室ガス、エネルギー、水、材料ロスの削減目標(環境パフォーマンス)の設定

- 中東におけるResponsible CareR(レスポンシブル・ケア)活動のリーダー的な存在

- 健康、安全、およびセキュリティーに関する全社一貫方針

- 2012年6月、持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)に加盟、国連グローバル・コンパクトへの積極的な取り組み

- 企業管理システムに持続可能性に関する主要業績評価指標(KPI)を導入

- オランダで「Employer of Choice(選ばれる雇用者)」に6年連続選出

- 中国CRF Instituteより「Top Employer(最優秀雇用者)」に2年連続選出


本レポートは、GRIガイドライン(事業者が、環境・社会・経済的な発展に向けた方針策定、計画立案、具体的取組等を促進するための国際的なガイドライン)レポート基準に従い作成したもので、エネルギー使用、温室効果ガス排出、水使用、および材料ロスに関わる主要実績指標算定は、KPMGが担当した。2012年にSABICは、長期的目標の実現と、企業全体において持続可能性文化の推進を可能にするため、持続可能性に関する戦略および体制の見直しを予定している。

SABICサステイナビリティーレポート(英語)は、同社ウェブサイト( http://www.sabic.com/sustainability )を参照。

企業情報

企業名 SABICジャパン合同会社
代表者名 松林卓弘
業種 エネルギー・素材・繊維

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