スイス外国企業誘致局、2011年海外直接投資結果を発表〜2012年も日本企業による対スイス投資増加が加速〜

スイス外国企業誘致局は、2011年の日本企業による対スイス海外直接投資実績が合計で12件に上ったことをお知らせいたします 。投資件数は昨年よりも5件増加し、海外直接投資額は国際収支ベース(*1-9月ネット・フロー)で23億500万米ドルを記録し、対前年比(*1-12月)約16倍の伸びを見せました 。

スイス外国企業誘致局は、2011年の日本企業による対スイス海外直接投資実績が合計で12件に上ったことをお知らせいたします 。投資件数は昨年よりも5件増加しており、来年は、昨今の経済環境のもと日本企業による海外進出が活発化する動きに伴い、対スイス投資の増加傾向もさらに加速するとみています。日本の対スイス海外直接投資額の動向としては、2011年は国際収支ベース(*1-9月ネット・フロー)で23億500万米ドルを記録しており、対前年比(*1-12月)約16倍の伸びを見せました 。

全12件の投資形態では、スイス企業を対象とした日本企業によるM&A(合併・買収)が4件を占めています 。武田薬品工業株式会社が約1兆1,100億円を投じたスイス製薬大手ナイコメッド社の買収や、株式会社東芝が約1,900億円を投じたスイスのスマートメーター大手ランディス・ギア社買収、 この他、ナブテスコ株式会社が約200億円を投じたスイスの自動ドア大手カバギルゲン社買収などが含まれ、日本企業によるスイス企業の買収総額も過去最大規模に達しています 。また、新たに法人を設立する形態をさすグリーンフィールド投資も8件と前年から倍増し、この中の主な事例としては、クラウドコンピューティング技術を開発するミドクラジャパン株式会社がヴォー州に欧州統括拠点を設立したことが挙げられます。同社は、新拠点設立により欧州事業を拡大するとともに、スイスの先進的な研究機関と緊密な連携を図ることを目的としています。

スイス大使館参事官商務担当のロジェ・ツビンデンは、「日本が誇る数多くの有力企業にスイスを投資先として選んで頂いたことを非常に喜ばしく思います。ビジネス拠点としてのスイスは、企業の地域統括機能や研究開発拠点のために必要不可欠な優位性をもたらします。世界経済フォーラムの国際競争力ランキングによると、スイスは世界で最も先進性に富んだ国であり、卓越した研究開発環境と高度な専門性を持つ人材において高く評価されています 。日・スイス自由貿易・経済連携協定(FTEPA)や、改定された二重課税防止条約、また、来年3月1日から発効となる日・スイス社会保障協定も日本企業にとって多くのメリットをもたらします 。」と述べています。


■お問い合わせ先■
スイス大使館外国企業誘致局 広報代理
CNC Japan株式会社 加藤・大谷
TEL: 03-5156-0192 FAX: 03-5156-0188
E-mail:mami.kato@cnc-communications.com

企業情報

企業名 スイス外国企業誘致局広報代理 CNC Japan株式会社
代表者名 広報担当
業種 その他サービス

コラム

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