「森をつくる農業」アグロフォレストリーによるBOPビジネス支援でJICAより採択

JICAが推進するBOPビジネス支援プログラムに、当社が提案したアグロフォレストリーによる BOP支援案件が採用されました。

 株式会社フルッタフルッタ(所在地:東京都千代田区 代表取締役:長澤 誠
HP:http://www.frutafruta.com/ )は、独立行政法人国際協力機構(以下JICA 所在地:東京都千代田区
理事長:緒方 貞子)より公示された「協力準備調査(BOPビジネス連携促進)」に対し
『ブラジル連邦共和国におけるアグロフォレストリー農法を用いた環境順応型BOPビジネス』の
提案を行い、この度採択されましたことをご報告申し上げます。

【JICAプレスリリース】 http://www.jica.go.jp/press/2011/20111011_01.html

 本案件では、ブラジルのパラ州トメアス郡における小規模農家へ、『森をつくる農業』と称される
アグロフォレストリーを普及することにより、現地雇用機会や現金収入の機会を創出し、
地域社会の発展に貢献することを目的としています。

 弊社では、アグロフォレストリーから産出された農産物を加工するなどして付加価値をつけ、
市場導入することで小規模農家の更なる収入増加を見込み、BOP層が持続的に経済活動をするための
市場側からの支援にも取り組んで参ります。
 また、森林伐採によって荒廃した土地の回復という環境面におけるプラスの効果も期待されます。


================参考==================


■協力準備調査(BOPビジネス連携促進)とは
 企業等が行うBOP(Base of Pyramid)ビジネスとの連携を促進するねらいで、JICAが提案案件の
事前調査を支援する枠組みです。
 BOPビジネスは、インクルーシブ・ビジネス(Inclusive Business)とも呼ばれ、援助機関だけでは
達成できない開発途上国の課題解決を、企業がビジネスの原理を生かして行う新たなアプローチとして、
JICAをはじめ、各国の援助機関や国際機関によって積極的に推進されています。


■アグロフォレストリーとは
 森林伐採などで荒廃した土地に、自然の生態系に習い多種の農林産物を共生させながら栽培します。
作物が生長するに従って森のような畑になることから 『森をつくる農業』と呼ばれ、
生物多様性の回復と原生林の約2/3のバイオマスを回復するとされています。
 ブラジルのアマゾンのトメアスでは、日本人移住者らが単一大規模栽培の失敗を機に、
世界でも成功例が少ない「商業的アグロフォレストリー」を確立しました。
植え付け1年目から収穫が可能な持続的な農業を可能とし、経済と環境を両立する農法として
世界中から注目されています。


■株式会社フルッタフルッタとは
 ブラジル・アマゾンの日本人移民がアグロフォレストリーで栽培したアマゾンフルーツ原料を
輸入し、ジュースバーや小売販売、原料の卸売を展開しています。フルーツはアサイーをはじめとする
10種類がラインナップしています。
 同じフルーツばかりでなく多種類のフルーツをバランスよく消費するなど、市場側が
モノカルチャーに偏らないことが持続可能な社会を実現させる鍵であると考えています。


=============お問い合わせ先================
株式会社フルッタフルッタ 広報担当 松田
TEL:03−3294−1411 FAX:03−3294−1444
〒101−0051 東京都千代田区神田神保町1-13CONVEX神保町8F

企業情報

企業名 株式会社フルッタフルッタ
代表者名 長澤 誠
業種 食品関連

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