「消えた砂浜 九十九里浜五十年の変遷」刊行のお知らせ

シップ・アンド・オーシャン財団海洋政策研究所は、戦後の経済成長の中で、九十九里浜が大きく変化してゆく様子をありのままに伝える映像史として編集した写真集「消えた砂浜 九十九里浜五十年の変遷」を出版した。

「 消えた砂浜  九十九里浜五十年の変遷 」刊行のお知らせ

(財)シップ・アンド・オーシャン財団 海洋政策研究所


このたび(財)シップ・アンド・オーシャン財団海洋政策研究所は、日本財団の協力を得て「消えた砂浜 九十九里浜五十年の変遷」と題した写真集を日経BP企画より出版いたしました。
当研究所では、疲弊したわが国の沿岸環境の再生を考える取り組みとして、沿岸域管理に関する各種調査研究を行っておりますが、科学的な研究だけではなく、沿岸域がいかにして変わっていったかという過程をわかりやすく市民に伝える、情報提供の試みも重要であると考えております。
こうした取り組みの一つとして、千葉県旭市在住の写真家小関与四郎氏が約50年間にわたって撮り続けた地元九十九里浜の膨大な写真の中から135点を厳選し、戦後の経済成長の時代の中でわが国の海岸が激変してゆく様をありのままに伝える映像変遷史として編集したものが本書であります。
戦後間もない時代の九十九里浜の漁村風景や、そこに暮らす人々の様子を捉えた数多くのカラー写真、そして「オッペシ」と呼ばれた女性漁労従事者に当時の漁村の生活を赤裸々に語っていただいた座談会記事、専門家による解説など、写真以外にも見所が盛りだくさんの内容となっております。
日本の沿岸環境の変わりゆく過程を紐解く資料として、そしてまた、失われつつある漁村文化の理解の書として本書をご活用いただければと考えております。
なお本書は、日本財団が九十九里浜の現状を調査して取りまとめた冊子「日本の海岸はいま・・」、「続日本の海岸はいま・・」の成果をもとに制作したものであり、これらの冊子は日本財団ホームページ(http://nippon.zaidan.info/)にて公開されておりますので、こちらも併せてご覧下さい。

タイトル : 消えた砂浜 九十九里浜五十年の変遷
撮  影 : 小関与四郎(写真家)
解  説 : 小関与四郎、宇多高明(土木研究センター審議役)、清野聡子(東京大学大学院)
編  集 : 吉田哲朗(日本財団)、酒井英次(シップ・アンド・オーシャン財団)
協  力 : 日本財団
発  行 : 日経BP企画
発 行 日 : 2005年3月14日
定  価 : 2,800円(税別)

本件に関するお問い合わせ
(財)シップ・アンド・オーシャン財団海洋政策研究所 企画室長 菅原善則  担当:酒井
105-0001 東京都港区虎ノ門1−15−16海洋船舶ビル
TEL.03-3502-1968 FAX.03-3502-2127 E-mail : info@sof.or.jp URL : http://www.sof.or.jp/

企業情報

企業名 財団法人シップ・アンド・オーシャン財団
代表者名 会長/秋山昌廣
業種 未選択

コラム

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