CSRとNEC Casio Mobile Communications、CSR8000搭載のコンセプトモデル・スマートフォンにおけるBluetooth Low Energyアプリケーションのデモを実施

CSRとNEC Casio Mobile Communications、CSR8000搭載のコンセプトモデル・スマートフォンにおけるBluetooth Low Energyアプリケーションのデモを実施

CSR plc(英国ケンブリッジ、ロンドン証券取引所 略号:CSR.L、以下、「CSR」)は本日、バルセロナで開催されたMobile World Congress(MWC)にて、Android OS向けワイヤレスシステムソフトウェアを搭載したCSRの「デュアルモードCSR800コネクティビティ・プラットフォーム」をベースにNEC Casio Mobile Communicationsがコンセプトモデル・スマートフォンを開発、披露しました。このコンセプトモデルは、Bluetooth Low Energyが実現する未来の最終製品の一例であり、ユーザによる携帯電話へのアプローチを再定義するものです。

NECカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 執行役員常務 山品 正勝氏のコメント:
「NEC Casio Mobile Communicationsは、ユーザ向けBluetooth low energyアプリケーションの可能性に大きな期待を寄せています。Bluetooth low energyのリーディングプロバイダであるCSRは、当社がユーザの待ち望む高品質なコネクティビティ体験を実現するにあたり、最高の開発パートナーです。CSR Synergy for Androidソフトウェアは、迅速かつ容易に機能の統合が可能です。そのため、当社は、Bluetooth low energy対応のプロトタイプ・スマートフォンをMWCで披露することができました」

NEC Casio Mobile CommunicationsがMWCで実施したデモのハイライト:

受信情報アラート:通信デバイスにて、新しい通話、メール、テキストメッセージなどを受信した場合に、時計にアラートが表示されます。ユーザは、時計画面で受信したメッセージを読んだり、電話をかけてきた相手を知ることができます。Bluetooth low energyによって、ユーザは電話をポケットに入れたまま、すべてを操作することが可能です。

FindMe(位置情報):ユーザがハンドセットを置き忘れてしまうことはよくあることです。時計のボタンを押して電話機のアラームを起動することで、それを回避することができます。

タイムシンク:通信デバイスが違うタイムゾーンに入ったとき、または日付/時刻に変更があったとき、自動的に正しい時間を時計に反映させます。

CSR、ハンドセットビジネス担当上席副社長、Ahmet Alpdemirのコメント:
「ハンドセットでのBluetooth low energyの使用とメリットは、無限にあるといっても過言ではありません。当社は革新的なパートナーであるNEC Casio Mobile Communicationsが、MWCでこのテクノロジを披露したことを喜ばしく思います」

CSRは、Bluetooth low energy開発を牽引してきました。CSRは、Bluetooth low energyの初の公開デモを実施した後、2010年10月にデュアルモード・プラットフォーム搭載ハンドセット「CSR8000製品群」を発表しました。CSR8000は、クラス最高のBluetooth low energy性能を提供するだけでなく、Wide Band Speech、FM、ノイズキャンセレーション機能向けのDSPを含むその他様々な機能を搭載しています。

CSRは、2010年7月、シングルモードBluetooth low energyデバイスであるCSR μEnergyを発表しました。CSR μEnergyは、幅広いBluetooth low energyアクセサリ向けのソリューションを提供し、デュアルモード・ソリューションと共に包括的なエンド・トゥ・エンド・プラットフォームを顧客に提供します。

CSRは、この魅力的なテクノロジ分野で数多くの顧客と協力しています。Bluetooth low energy製品を搭載した最終製品は、2011年年頭に出荷される予定です。

CSRは本日、内蔵型コネクティビティ・ソフトウェア「CSR Synergy for Android」が、Bluetooth low energy(v4.0)に完全対応したことを発表しました。


NEC CASIO Mobile Communications, Ltdについて:
NEC CASIO Mobile Communicationsは、日本および米国の大手ワイヤレスプロバイダ向けに革新的なモバイルヘッドセットを提供します。NEC CASIO Mobile Communicationsは、NEC Corporationの携帯電話事業のスピンオフ企業として2010年に設立されました。その後、NEC CASIO Mobile Communicationsは、Casio Computer Co., Ltd.,とHitachi, Ltd.のジョイントベンチャであるCasio Hitachi Mobile Communications Co., Ltd.と合併し、創造力と想像力から開発された携帯電話ソリューションを利用した社会とリンクする優れたコミュニケーションの構築を目指します。詳細については、http://www.nec-casio-mobile.com/をご覧ください。

CSRについて:
CSRは、多機能コネクティビティとロケーション・プラットフォームを開発・提供するリーディング企業です。CSRのテクノロジ・ポートフォリオには、完全統合型ラジオ、ベースバンド、マイクロコントローラ・エレメントを含むシリコン・プラットフォームの開発を可能にする、Bluetooth、GPS、FM、Wi-Fi(IEEE802.11)、UWB、NFC、その他のコネクティビティ技術が含まれます。CSRのConnectivity Centreは、複合的なワイヤレス・コネクティビティと位置情報検出処理技術とを合理的に統合することで、主なモバイルデバイスにおけるユーザ体験を向上させるよう設計されています。CSRのロケーション・プラットフォームは、量産向けコンスーマ・モバイル・デバイスおよび汎用アプリケーション用のワイヤレス・コネクティビティおよびマルチメディア機能によって補完されています。

主要なコンスーマ製品開発企業は、携帯電話、カーナビ、テレマティクス・システム、ポータブルナビ(PND)、ワイヤレス・ヘッドセット、モバイル・コンピュータ、モバイル・インターネット・デバイス、GPS対応リクリエーション・デバイス、デジタルカメラ、携帯ゲーム機器、その他の幅広い個人用・商用トラッキング・アプリケーションなど、幅広いコンスーマ・モバイル・デバイスにCSRの技術を採用しています。

*本文に記載されたすべてのブランド名とその商品名はそれぞれ帰属者の登録商標または商標です。



【本件に関するお問い合わせ先】
シーエスアール株式会社
深田 学
E−mail:prjp@csr.com

企業情報

企業名 シーエスアール株式会社
代表者名 横山 崇幸
業種 未選択

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