品質管理システム及び品質管理プログラムにおける特許取得のお知らせ

品質管理体系間の情報を関係づけることで品質の因果関係を透明化、企業の枠を越えた広範囲なリスクを低減し、素早い対応を可能とします。

この度、クオリテック株式会社は、出願しておりました『品質管理システム』につきまして、下記の特許を取得いたしましたのでお知らせいたします。

■特許番号 : 特許第4642110号
■発明の名称: 品質管理システム及び品質管理プログラム、並びにクライアント装置
■特許出願日: 平成19年5月8日 (国内だけでなく、欧米、アジア各国にも特許出願中)
■特許登録日: 平成22年12月10日

■概要 :
【複雑なサプライチェーンを持つメーカーの課題】
 現在、製造業の各企業は品質管理システムをそれぞれ独自に構築して運用していますが、素材から完成品までを社内生産できる企業は極めて希であり、完成品メーカーは重要部分を含めた大部分の部品を外部から調達するのが大半であり、かかる完成品メーカーに直接納品する部品供給メーカー(サプライヤ)も、複雑なサプライチェーンを駆使してグローバルに部品や材料を調達するのが通常です。

 この様にサプライチェーンを形成する個々の企業は、異なる品質体系を有しているのが通常であるため、完成品を取り扱う完成品メーカーは、部品の品質や品質要素等、品質問題の因果関係を正確に把握できない状況に直面しています。


【インターネットを利用して品質管理体系間の情報を関係づけ】
 今回特許を取得した品質管理システムは、異なる品質管理体系を有している企業が行う品質管理を、各企業の活動単位における品質管理対象の品質管理項目を含む管理情報(Quality:Q)、当該品質管理対象の構成に関する構成情報(Product:Pd)、および当該品質管理対象をなす過程に関する工程情報(Process:Ps)の関係として定義し、インターネットを利用して品質管理者が品質管理体系間の品質管理情報を関係づけることにより、品質管理体系毎に各企業の独自の品質管理手法を活かしながら、品質管理チェーンを形成することが出来る分散・協調型のウェブシステム(http://www.q-tec.com/quality/quality2.html)です。

 この品質管理システムを利用することで、各メーカーが企業の独自性を妨げずに企業の枠を越えて品質管理情報を交換し、個々の品質管理情報を関係づけることで品質の因果関係を透明化し、品質管理の失敗がもたらす企業の枠を越えた広範囲なリスクを低減させることができ、情報をトレースすることで素早い対策を講じることができます。

 今後も製造業向けの新品質管理ソリューションだけでなく、物流業向けの新運輸配送管理ソリューションや動態管理ソリューションなど、お客様のニーズを分析して最適なソリューションをご提案、開発販売してまいりますので、引き続きご愛顧賜りますようにお願い申し上げます。


【本件に関するお問い合わせ先】
クオリテック株式会社
営業部 担当:佐々木
本社:〒116-0013 東京都荒川区西日暮里2-26-10 日暮里ビル6階
TEL :03-3803-6404 FAX :03-3803-6416

《関連URL》
http://www.q-tec.com
http://www.q-tec.com/quality/index.html
http://www.q-tec.com/quality/quality2.html

企業情報

企業名 クオリテック株式会社
代表者名 --
業種 未選択

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