「日本を観光大国化するためには〜“ONSEN”を世界語に！」

【開催までの経緯】

すでにご承知のようにフランスの観光ガイドブックのうち、
ミシュラン社の「グリーンガイド」アシェット社の「ブルーガイド」
の二つは、英語をはじめ各国語に翻訳され、日本を訪れる欧米諸国
観光客の必携の書となっております。

しかし、わが国の温泉でミシュラン「グリーンガイド」の三ツ星が
与えられたのは、大分県の“ひょうたん温泉”と愛媛県の
“道後温泉”の２箇所に過ぎません。これは欧州の基準において、
温泉とはベルギーの“スパ”に代表される療養向けに発展した存在
であり、わが国のように「入浴して身体を休める」という文化が
浸透していないことに起因しています。

逆にいえば、こうした文化のミスマッチを埋め、日本式の温泉文化の
良さを海外にも理解していただければ、外国人観光客の新たな
需要喚起ができることになります。
そのためにはまず、欧州における著名旅行メディアに携わる方に
日本の温泉の素晴らしさをしっかりと認識していただくことが
必要です。
　
そこで清話会と、共催先である経営ゼミナールでは、
上記ミシュラン社「グリーンガイド」、
アシェット社「ブルーガイド」の取材・編集を手掛ける
リオネル・クローゾンLionel Crooson氏による講演会と、
クローゾン氏を通して観光地としての日本の温泉の魅力を
海外にアピールするパネルディスカッションを企画いたしました。

パネルディスカッションでは、佐々木 隆氏　
(ＪＴＢ代表取締役会長、日本旅行業協会〔ＪＡＴＡ〕副会長)、
中澤　敬氏（草津町前町長、草津温泉旅館協同組合前理事長）
といった著名人を交え、“ONSEN”を世界語に！　
を合言葉に議論を深めてまいります。

日本のこれからの成長分野は３Ｋ「観光・環境・健康」と
言われています。　日本の観光大国化は大きな可能性を秘めており、
清話会は本企画をそれに大きく寄与する機会としたいと考えています。

【日時】
2010年9月14日(火)　14:00〜16：30　(受付：13:00〜)

【場所】
お茶の水ホテルジュラク２階「孔雀」（JR御茶ノ水駅聖橋口下車2分）


【講演プログラム】
＜第１部　基調講演　　　14:00〜14:50＞
「フランスから日本観光大国化への提言」
リオネル・クローゾン氏（ジャーナリスト）　
＊通訳 フローランタン柳楽桜子氏（企画コンサルタント）

＜第２部　パネルディスカッション　　14:50〜16:30＞
「“ONSEN”を世界語に！」


【パネラーの方々】
1、佐々木 隆氏
(ＪＴＢ代表取締役会長、日本旅行業協会〔ＪＡＴＡ〕副会長)

2、中澤 敬氏（草津町前町長、草津温泉旅館協同組合前理事長）

3、リオネル・クローゾン氏　
アジア、特に日本を専門とするフリージャーナリスト。
現在、フランスミシュラン社「グリーンガイド」（ギリシャ担当）、
アシェット社「ブルーガイド」（日本担当）の執筆ならびに
編集に携わっている。これまでに「度の手帖」に四国の村、
またフランスのさまざまな雑誌に日本の食文化を紹介するなど、
バラエティーに富んだ内容で日本を世界に紹介している。
また、フランスの雑誌「生命と科学のノート」に
「日本の海底に埋もれて」と題し沖縄・与那国島の海底遺跡を紹介。
さらに、日本の歴史にも詳しく、「歴史の随想　16世紀〜
サン・トロペの侍たち」など著作多数。

【司会】　山本紀久雄氏　(経営ゼミナール代表)　

【一般受講料】　
予約券4,800円　/ 当日券6,000円
/ 学生の方　2,000円（いずれも税込）


《お問い合わせ先》
株式会社セイワコミュニケーションズ（清話会）
　担当／佐々木・佐藤
TEL：0120-181-334　email：info@seiwakai.com