世界的にも期待されるキノコ菌糸成長促進剤「メガノビール」を開発

株式会社テクノポートカンパニーは、キノコ菌糸の成長を大幅に促進する製品の開発に成功。現在、国内向けおよびヨーロッパ向けの製品販売を開始した。
同社は、ウスヒラタケ（ひじり茸）・アガリクス・ブナシメジを代表格に、キノコ菌糸の成長を促進させるための研究をすすめ、製品化に成功。製品名の和名を「メガノビール」、欧州名を「Meganobeel」と命名し販売に意欲を燃やしている。

キノコ菌糸の成長剤については、いままでに効果の大きな技術は開発されておらず、キノコ生産者を中心に、世界的に期待される技術といえる。

同製品は、従来のキノコ菌糸成長剤に比べ、栽培日数を格段に短縮することに成功。実験結果では、ブナシメジで15％の短縮、アガリクスで25％の短縮、ウスヒラタケ（ひじり茸）においては50％の栽培日数の短縮が観測され、他のキノコ菌糸においても大いに栽培日数の短縮が期待される。
また、同製品を使用した場合のキノコの収穫量・品質に問題はなかった。

栽培日数を短縮することによって、現在行われているキノコ栽培施設の省エネ化にも貢献できる。

問い合わせ先
株式会社テクノポートカンパニー
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担当:藤井 和典

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