磁性流体の新製品MFA-08を販売

株式会社M.F.Tech.(神奈川県秦野市、代表取締役社長:今井利和)は飽和磁化が高く、かつ粘度の低いアルキルナフタレンベースオイル磁性流体「MFA-08」を開発し販売を始めた。

株式会社M.F.Tech.(神奈川県秦野市、代表取締役社長:今井利和)は磁性流体に特化した会社であり、30年の間、磁性流体の研究開発、製造、販売を行ってきました。
そしてこの度、飽和磁化が78mTと高く、粘度が800mPa ・secと低いアルキルナフタレンベースオイル磁性流体MFA-08を開発し、販売を始めました。



開発の要因
弊社しか使っていないマンガン亜鉛フェライトについて、そのフェライトの材料となるマンガン亜鉛、鉄の混合比を見直し飽和磁化が78mTと高く、粘度が800mPa ・sec と低い磁性流体MFA-08を開発し、販売を始めました。



開発の効果
磁性流体は主に軸シールに使用され、内部の真空を維持して密閉性を保ち、また、外部環境の汚染から守りクリーンな環境を保つ為に使用されます。
この軸シールに使用される磁性流体は飽和磁化が高い程、真空に耐える力が大きくなりますが、その分粘度が高くなってしまい、現在最高でも飽和磁化が50mT台です。
そこで今回開発した飽和磁化78mTの磁性流体MFA-08を使用すると軸シールの段数削減、クリアランスの拡大等が計られ、軸シールの低価格が期待されます。
また、これまで磁化が足りず応用が難しかった種々の分野でも磁性流体MFA-08を用いる事によりその応用の可能性が拡がるものと期待されます。



磁性流体
磁性を持つ黒い液体で、油の中にマンガン亜鉛フェライトが均一に分散していて長期的にも非常に安定したものです。
常に磁石と一体になって使用され、軸シールとしては次の所に使用されています。
半導体製造装置、液晶パネル製造装置、太陽電池製造装置、有機EL製造装置、
又、その他にも運送ロボット、X線発生装置、スパッタリング装置、エッチング装置、真空チャック、真空炉・加圧炉、撹拌装置などたくさんの分野で磁性流体シールが使われています。



商号;株式会社M.F.Tech. 
代表取締役社長:今井利和
所在地:神奈川県秦野市下大槻270
事業内容:磁性流体の研究開発、製造、販売
会社URL: http://www.mftech.co.jp

企業情報

企業名 株式会社M.F.Tech.
代表者名 今井利和
業種 その他製造業

コラム

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