新製品・シール用磁性流体 MFF-03,MFA-10

株式会社M.F.Tech.(神奈川県、代表取締役社長:今井利和)はこの度、新製品2種類の磁性流体MFF-03(フッ素オイルベース)、MFA-10(アルキルナフタレンオイルベース)の販売を始めました。

株式会社M.F.Tech.(神奈川県、代表取締役社長:今井利和)はこの度、新製品2種類の磁性流体MFF-03(フッ素オイルベース)、MFA-10(アルキルナフタレンオイルベース)の販売を始めました。



他社にはない弊社しか製造できないマンガン亜鉛フェライトにおいて、そのマンガン亜鉛フェライトの材料となるマンガン亜鉛、鉄の混合比を最適化し、独自の研究、製造方法により高飽和磁化であり、なおかつ低粘度である以下の値の磁性流体を実現することに成功しました。


MFF-03(フッ素オイルベース)  飽和磁化55mT 粘度 6200mPa・sec
MFA-10(アルキルナフタレンオイルベース)飽和磁化85mT  粘度 2900mPa・sec


新製品の効果

磁性流体は主に軸シールに使用され、内部の真空を維持して密閉性を保ちます。この軸シールに使用される磁性流体は飽和磁化が高いほど真空に耐える力が大きくなりますが、その分粘度が高くなってしまいます。

新製品MFF-03、MFA-10は高飽和磁化でなおかつ低粘度を実現しました。

今回開発した高飽磁化、低粘度である新製品MFF-03、MFA-10の磁性流体を使用すると、軸シールの段数削減、クリアランスの拡大が計られ、軸シールの低価格化が期待されます。
また、耐圧が高くなりますので大型シールにも最適です。
この磁性流体を使って工夫やアイデアにより新しいシールが期待されます。
例えば、超小型シールや高速回転シールへの応用も期待されます。
さらにシールの修理にも最適です。



磁性流体

磁性を持つ黒い液体で、油の中にマンガン亜鉛フェライトが均一に分散していて長期的にも非常に安定したものです。
常に磁石と一体になって使用され、軸シールとしては次の所に使用されています。
半導体装置、液晶パネル製造装置、太陽電池製造装置、有機EL製造装置。
又、その他にも搬送ロボット、X線発生装置、スパッタリング装置、エッチング装置、真空炉、加圧炉、撹拌装置などたくさんの分野で磁性流体シールが使われています。



詳しくはホームページをご覧ください。

商号;株式会社M.F.Tech. 
代表取締役社長:今井利和
所在地:神奈川県秦野市下大槻270
事業内容:磁性流体の研究開発、製造、販売
会社URL: http://www.mftech.co.jp

企業情報

企業名 株式会社M.F.Tech.
代表者名 今井利和
業種 その他製造業

コラム

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