電車内広告の広告効果に関する実態調査(2) 〜電車内広告によるアクション率が7割のケースは?〜 〜電車内広告を具体的に記憶している人はどんな人?〜

ネットエイジア株式会社では、「電車内広告の広告効果に関する実態」についてのアンケートを携帯電話によるインターネットリサーチにより実施し、一都三県在住で、週1回以上「JR山手線」「JR中央線」「東京メトロ銀座線」のいずれかの電車に乗る「20歳〜49歳」の男女1146名の回答を集計いたしました。

モバイルリサーチ(http://www.mobile-research.jp/)を展開するネットエイジア株式会社(http://www.netasia.co.jp/)(本社/東京都中央区、代表取締役:三清 慎一郎、以下ネットエイジア)では、「電車内広告の広告効果に関する実態」についてのアンケートをモバイルリサーチ(携帯電話によるインターネットリサーチ)により実施し、一都三県(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)在住で、週1回以上「JR山手線」「JR中央線」「東京メトロ銀座線」のいずれかの電車に乗る「20歳〜49歳」の男女1146名の携帯電話ユーザーの回答を集計いたしました。
今後もネットエイジアでは、世の中の関心が高いテーマの調査、今後のトレンドを占える調査など、マーケティングシーンで役立つさまざまな情報をモバイルリサーチによりタイムリーに提供してまいります。また、今回調査結果については、モバイルマーケティング情報ポータルサイト「モバイルマーケティング.jp β版」(http://www.mobile-marketing.jp/)にてご覧いただけます。

11月30日(月)から12月2日(水)までの期間中に、「JR山手線」「JR中央線」「東京メトロ銀座線」の電車内で見かけた広告のうち、最も印象に残っているものを自由回答形式で聞いたところ、1146名のうち49.7%の回答者が「具体的な商品名、ブランド」を挙げ、31.2%の回答者が「(「ガムの広告」「週刊誌の中吊り」、「携帯の広告」などの)抽象的な表現」を記入、19.1%の回答者が「わからない・覚えていない」と答えた。これらの回答者を『具体的』『抽象的』『否定的』の3つのグループに分けて以後解析を行った。また「具体的な商品名」を挙げた570名のうち27.9%にあたる159名が「駅の売店やコンビニなどで購入できる具体的な商品名」を挙げており、これを『すぐ買える物』グループ、残りすべての回答者987名を『その他』グループとして以後解析を行った。

◆ 電車内広告によるアクション率が7割のケースは?
回答者全員に、「期間中に最も印象に残っている電車内広告によって、どのような行動をとったか」を複数回答形式で聞いてみたところ、全体では「特に何もしようと思わなかった(しなかった)」の46.0%を除くと、「商品をお店に見に行こうと思った(見に行った)」が21.0%で最も多かった。以下、「商品を買おうと思った(買った)」が16.3%、「商品をPCのネットで調べようと思った(調べた)」が9.4%、「商品について誰かに話そうと思った(話した)」が8.5%と続く。グループ別では『すぐ買える物』を挙げたグループでは、「商品をお店に見に行こうと思った(見に行った)」が35.2%で全体よりも14.2ポイント高く、「商品を買おうと思った(買った)」が26.4%で全体よりも10.1ポイント高いという結果になった。またこのグループでは「特に何もしようと思わなかった(しなかった)」が29.6%で全体よりも16.4ポイント低く、「駅の売店やコンビニなどで購入できる具体的な商品名」を挙げた回答者の7割が何らかのアクションを行っているという結果になった。

◆ 電車内広告を具体的に記憶している人はどんな人?
一般的な広告について、「自分にとってメリットのある広告は積極的に接触したいか」という質問を単一回答形式で聞いたところ、全体では「あてはまる」が36.1%、「ややあてはまる」が47.0%で合わせて83.1%の回答者が「あてはまる(計)」と答えた。性年代別で比較すると、40代女性で「あてはまる(計)」と答えた回答者は全体よりも6.8ポイント高い89.9%であった。また、最も印象に残っている広告別で比較したところ、『具体的』グループの「あてはまる(計)」は86.0%であったのに対し、『否定的』グループの「あてはまる(計)」は全体よりも9.6ポイント低い73.5%であった。
続いて「あなたは流行に敏感ですか」という質問を単一回答形式で聞いたところ、全体では「あてはまる」が10.4%、「ややあてはまる」が42.1%で合わせて52.5%の回答者が「あてはまる(計)」と答えた。最も印象に残っている広告別で比較したところ、『具体的』グループの「あてはまる(計)」は55.3%であったのに対し、『否定的』グループの「あてはまる(計)」は44.7%と、両者に10ポイント以上の大きな差がみられた。また、『すぐ買える物』グループでは「あてはまる(計)」が58.5%と全体よりも6.0ポイント高かった。

電車内の車内広告全般について「親しみが持ちやすいか」を単一回答形式で聞いたところ、全体では64.4%の回答者が「あてはまる(計)」と答えた(「あてはまる」の17.5%と「ややあてはまる」の46.9%の合計)。性年代別で比較すると、男性女性ともに年代が上がるほど「あてはまる(計)」と答えた割合が高く、40代女性においては全体よりも19.9ポイント高い84.3%の回答者が「あてはまる(計)」と答えた。また、最も印象に残っている広告別で比較したところ、「あてはまる(計)」は『具体的』グループが全体よりも4.3ポイント高い68.7%であるのに対し、『否定的』グループでは全体よりも14.6ポイントも低い49.8%であった。
続いて、「車内広告はわかりやすい・理解しやすいか」を単一回答形式で聞いたところ、全体では63.7%の回答者が「あてはまる(計)」と答えた(「あてはまる」の14.6%と「ややあてはまる」の49.1%の合計)。性年代別で比較すると、こちらも男女ともに年代が上がるにつれて「あてはまる(計)」と答えた割合が高く、40代女性においては全体よりも13.8ポイント高い77.5%の回答者が「あてはまる(計)」と答えた。また、最も印象に残っている広告別で比較したところ、「あてはまる(計)」は『具体的』グループが全体よりも5.1ポイント高い68.8%であるのに対し、『否定的』グループでは全体よりも19.4ポイントも低い44.3%であった。



調査概要(クローズド調査)
○調査対象・・・一都三県(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)在住で、週1回以上「JR山手線」「JR中央線」
「東京メトロ銀座線」のいずれかの電車に乗る「20歳〜49歳」の男女1146名の携帯電話ユーザー
○調査期間・・・12月2日〜12月16日
○回答サンプル数・・・1146名(回答者キャリア内訳:NTTドコモ 59.2%、au 31.0%、ソフトバンク 9.8%)

□調査内容
・11/30(月)〜12/2(水)の期間中に対象路線で見た車内広告のうち、最も印象に残ったのは?
・最も印象に残っている広告によって、どのような行動をとりましたか?
・ケータイ・PCのWebページ上の広告をクリックすることがありますか?
・自分にとってメリットのある広告は積極的に接触したいですか?
・流行に敏感な方ですか?
・モノを買うときは衝動買いが多いですか?
・新商品などは試してみたくなりますか?
・電車内広告は、無意識のうちに見てしまいますか?
・電車内広告は、親しみを持ちやすいですか?
・電車内広告は、わかりやすい・理解しやすいと思いますか?
・電車内広告は、覚えやすい・印象に残ると思いますか?

<本件についてのお問い合わせ>
マーケティング事業本部 担当:山名(ヤマナ)
http://www.mobile-research.jp/
Tel: 03-3552-8041   Fax: 03-3552-8042 mobile-press@netasia.co.jp
◆マーケッター・リサーチャーのためのメールマガジン
「モバイルトレンドマガジン」発行中〜マーケティングにおけるモバイル活用最新情報〜
メールマガジン申込サイトURL  http://www.mobile-research.jp/

■ ネットエイジア株式会社について
【社名】 ネットエイジア株式会社
【所在地】 東京本社:〒104-0033 東京都中央区新川一丁目27番8号 新川大原ビル7階
【代表者】 代表取締役 三清 慎一郎
【設立年月】 2005年2月
【資本金】 3億872万円
【事業内容】 モバイルリサーチ事業・インターネットメディア事業・システムソリューション事業
【URL】 http://www.netasia.co.jp/

企業情報

企業名 ネットエイジア株式会社
代表者名 三清慎一郎
業種 ネットサービス

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