過去最高、上半期で66万の新種マルウェア〜G Data

2009年上半期のマルウェア状況について、(1)新種が66万を突破し、(2)下半期も同数発生した場合、過去最高の130万種を越える見込みとなることをG Data Softwareが報告します。

G Data Software株式会社(代表取締役社長:Jag 山本、本社:東京都千代田区)は、2009年上半期のマルウェア状況について、(1)新種が66万を突破し、(2)下半期も同数発生した場合、過去最高の130万種を越える見込みとなる、ことを報告します。

2009年上半期の新種マルウェアの発生数は、G Dataセキュリティラボの調べによれば、663,952種にのぼりました*。月別の増加傾向は年初の1月で14万種を超えピークに達し、その後の5ヶ月はやや減少傾向にあったものの、結果的には前年比で2倍以上の増加となりました。

下半期にほぼ同数程度発生すると考えると、年間で約130万種程度の発生となるおそれがあります。2006年が39,124種、2007年が133,252種、2008年が894,250種でしたので、2009年1年間の発生数は過去最高となる公算が大きいでしょう。

*この総数の計算は、悪性コードを含むファイルを一つずつ数え上げたものではありません。あくまでもワクチン側から見たものです。

構成比では、トロイの木馬型が33.6%を占めトップとなりました。ダウンローダーが2位で22.1%となり、続いて3〜5位は、バックドア、スパイウェア、アドウェアとなりました。ただし8位のルートキットは割合こそ1.9%ですが、前年同期比では8倍以上になりました。
また、ウイルス群別でみた場合の発生率は、「モンダー(Monder)」が1位(6.8%)になりました。2位は「フピゴン(Hupigon)」(3.9%)、3位は「ジェノーム(Genome)」(3.6%)、4位は「ブザス(Buzus)」(2.7%)、5位は「オンラインゲームズ(Onlinegames)」(2.7%)でした。

プラットフォーム別にみると、Windowsが99.3%を占めました。モバイルが106種(全体の0.01%)、Mac OS Xが15種(0.001%)と若干増加していますが、全体的には、引き続きWindowsを標的としたマルウェアが圧倒的多数であることに変わりはありません。

*グラフ画像を含むデータは、下記からDLできます。
http://www.gdata.co.jp/press/MalwareReport200907Release.zip

ジーデータソフトウェア (G Data Software)について
G Data Softwareは、1985年に創業したドイツのセキュリティソフト会社です。EUを中心に、コンシュマーならびに法人向け製品を展開しています。日本法人は 2007年に設立、主要製品は「アンチウイルス」「インターネットセキュリティ」「インターネットセキュリティ プラス」です。最大の特徴は、ダブルエンジンによる世界最高位のウイルス検出率で、各誌・各テストで実証されています。

*本ニュースリリースについて
本ニュースリリースに記載されている内容および製品情報については、市場動向、社会状況、経営方針の変更等により将来的に変更される可能性があります。本ニュースリリースに記載されている記載内容に関する永続的な整合性をG Data Software株式会社が保証するものではありません。本リリースに記載されている各種名称、会社名、商品名などは各社の商標または登録商標です。

【本リリースに関する問合せ先】 
G Data Software株式会社  
101-0047 東京都千代田区内神田2-8-1冨高ビル3F 
広報窓口: 瀧本往人 
E-mail: gdata_japan_info@gdatasoftware.com 
URL: http://www.gdata.co.jp/

企業情報

企業名 G DATA Software株式会社
代表者名 Jag山本
業種 未選択

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