マルウェア増加止まらず、巧妙化も進む〜G Data
G Data Softwareは、5月度のマルウェア状況について、(1)年間100万種発生する勢いにあり、(2)GENO等サイト閲覧だけで感染するウイルスが多発したことについて報告します。
マルウェア増加止まらず、巧妙化も進む
〜昨年と同様、2009年もウイルス多発、100万種を超える勢い
G Data Software株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社
長:Jag 山本)は、5月度のマルウェア状況について、(1)年間100
万種発生する勢いにあり、(2)GENO等サイト閲覧だけで感染するウ
イルスが多発していることについて報告します。
G Dataセキュリティラボの調べによれば、5月度の新種マルウェ
アの発生数は、91,691種にのぼりました*。3月度が113,046、4月度
が93,785種だったのと比べると、若干減少傾向にあります。しかし、
このまま同じように推移すると、年間で100万種以上が発生するこ
とになり、過去最多を記録する勢いです。
*この総数の計算は、悪性コードを含むファイルを一つずつ数え上
げたものではありません。あくまでもワクチン側から見たものです。
また構成比では、トロイの木馬型が31.2%を占め引き続きトップ
になりました。ダウンローダーが2位で25.6%となり、先月より5.5
ポイント上昇しました。続いて3〜5位は先月と同順位で、バックド
ア、スパイウェア、アドウェアとなりました。
新種マルウェア発生種別比率(2009年5月)
1 トロイの木馬型――31.2%
2 ダウンローダー――25.6%
3 バックドア――――13.8%
4 スパイウェア―――13.6%
5 アドウェア ――――4.9%
(G Data SecurityLab調べ)
次にウイルス群別でみた場合の発生率は、先月新登場した「ス
トゥ」が1位に上昇しました。2位は「フラウドロード」、3位が先
月1位の「モンダー」でした。4位は「オートラン」、5位はブザス
がランクインしました。
ウイルス群別トップ5 (2009年5月)
1 ストゥ(Stuh) ――――――――4.4%
2 フラウドロード(Fraudload)――3.9%
3 モンダー(Monder) ――――――3.6%
4 オートラン(Autorun)―――――2.7%
5 ブザス(Buzus) ――――――――2.7%
(G Data SecurityLab調べ)
「ストゥ」はトロイの木馬型ですが、VMWareなどを通じて感染しネ
ットワークのトラフィックやキー入力情報を盗み出し、しかもウィ
ンドウズの自動アップデートを妨害します。
「フラウドロード」は、偽装セキュリティソフトやシステムツール
を使ったもので、製品を購入させようと偽ってクレジットカード情
報を盗み出します。動画再生のためのビデオコーデックをダウンロ
ードさせて感染させる場合もあります。
「モンダー」は、トロイの木馬型で、感染したシステム上のセキュ
リティ設定を操作します。同じくウイルス対策ソフトを偽装してカ
ード情報などを盗み出します。
「オートラン」は、Windowsの自動起動の機能を使ってUSBメモリな
どのリムーバブルメディアを介して感染するワームで、インターネ
ットを通じた感染ではない点が特徴です。
「ブザス」は、改ざんされたサイトやメールの添付ファイルから感
染し、脆弱性を狙ってセキュリティ設定を変えキーロガーなどを呼
び込むトロイの木馬型ウイルスです。
なお既報のように、4〜5月には「GENOウイルス」(別名Glumbler)
が、日本で特定の嗜好をもったサイトを中心に活発化しました。ア
メリカでも最近「Beladen」と呼ばれるウイルスが注目されるなど、
サイトを改ざんし、ページを閲覧するだけで感染するウイスルの活
動が目立っていますので、くれぐれもご注意ください。まずは脆弱
性の解消と各種アップデートなど、基本的なセキュリティ対策を行
うことをお勧めします。
ジーデータソフトウェア エージーについて
G Data Softwareは、1985年に創業したドイツのセキュリティソフ
ト会社です。EUを中心に、コンシュマーならびに法人向け製品を展
開しています。日本法人は 2007年に設立、主要製品は「アンチウイ
ルス」「インターネットセキュリティ」「インターネットセキュリ
ティ プラス」です。最大の特徴は、ダブルエンジンによる世界最高
位のウイルス検出率で、各誌・各テストで実証されています。
*本ニュースリリースについて
本ニュースリリースに記載されている内容および製品情報につい
ては、市場動向、社会状況、経営方針の変更等により将来的に変更
される可能性があります。本ニュースリリースに記載されている記
載内容に関する永続的な整合性をG Data Software株式会社が保証す
るものではありません。本リリースに記載されている各種名称、会
社名、商品名などは各社の商標または登録商標です。
*リリースPDFとチャート画像は下記URLからDLできます
http://www.gdata.co.jp/press/MalwareReport200906.zip
【本リリースに関する問合せ先】
G Data Software株式会社
101-0047 東京都千代田区内神田2-8-1冨高ビル3F
広報窓口: 瀧本往人
E-mail: gdata_japan_info@gdatasoftware.com
URL: http://www.gdata.co.jp/
〜昨年と同様、2009年もウイルス多発、100万種を超える勢い
G Data Software株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社
長:Jag 山本)は、5月度のマルウェア状況について、(1)年間100
万種発生する勢いにあり、(2)GENO等サイト閲覧だけで感染するウ
イルスが多発していることについて報告します。
G Dataセキュリティラボの調べによれば、5月度の新種マルウェ
アの発生数は、91,691種にのぼりました*。3月度が113,046、4月度
が93,785種だったのと比べると、若干減少傾向にあります。しかし、
このまま同じように推移すると、年間で100万種以上が発生するこ
とになり、過去最多を記録する勢いです。
*この総数の計算は、悪性コードを含むファイルを一つずつ数え上
げたものではありません。あくまでもワクチン側から見たものです。
また構成比では、トロイの木馬型が31.2%を占め引き続きトップ
になりました。ダウンローダーが2位で25.6%となり、先月より5.5
ポイント上昇しました。続いて3〜5位は先月と同順位で、バックド
ア、スパイウェア、アドウェアとなりました。
新種マルウェア発生種別比率(2009年5月)
1 トロイの木馬型――31.2%
2 ダウンローダー――25.6%
3 バックドア――――13.8%
4 スパイウェア―――13.6%
5 アドウェア ――――4.9%
(G Data SecurityLab調べ)
次にウイルス群別でみた場合の発生率は、先月新登場した「ス
トゥ」が1位に上昇しました。2位は「フラウドロード」、3位が先
月1位の「モンダー」でした。4位は「オートラン」、5位はブザス
がランクインしました。
ウイルス群別トップ5 (2009年5月)
1 ストゥ(Stuh) ――――――――4.4%
2 フラウドロード(Fraudload)――3.9%
3 モンダー(Monder) ――――――3.6%
4 オートラン(Autorun)―――――2.7%
5 ブザス(Buzus) ――――――――2.7%
(G Data SecurityLab調べ)
「ストゥ」はトロイの木馬型ですが、VMWareなどを通じて感染しネ
ットワークのトラフィックやキー入力情報を盗み出し、しかもウィ
ンドウズの自動アップデートを妨害します。
「フラウドロード」は、偽装セキュリティソフトやシステムツール
を使ったもので、製品を購入させようと偽ってクレジットカード情
報を盗み出します。動画再生のためのビデオコーデックをダウンロ
ードさせて感染させる場合もあります。
「モンダー」は、トロイの木馬型で、感染したシステム上のセキュ
リティ設定を操作します。同じくウイルス対策ソフトを偽装してカ
ード情報などを盗み出します。
「オートラン」は、Windowsの自動起動の機能を使ってUSBメモリな
どのリムーバブルメディアを介して感染するワームで、インターネ
ットを通じた感染ではない点が特徴です。
「ブザス」は、改ざんされたサイトやメールの添付ファイルから感
染し、脆弱性を狙ってセキュリティ設定を変えキーロガーなどを呼
び込むトロイの木馬型ウイルスです。
なお既報のように、4〜5月には「GENOウイルス」(別名Glumbler)
が、日本で特定の嗜好をもったサイトを中心に活発化しました。ア
メリカでも最近「Beladen」と呼ばれるウイルスが注目されるなど、
サイトを改ざんし、ページを閲覧するだけで感染するウイスルの活
動が目立っていますので、くれぐれもご注意ください。まずは脆弱
性の解消と各種アップデートなど、基本的なセキュリティ対策を行
うことをお勧めします。
ジーデータソフトウェア エージーについて
G Data Softwareは、1985年に創業したドイツのセキュリティソフ
ト会社です。EUを中心に、コンシュマーならびに法人向け製品を展
開しています。日本法人は 2007年に設立、主要製品は「アンチウイ
ルス」「インターネットセキュリティ」「インターネットセキュリ
ティ プラス」です。最大の特徴は、ダブルエンジンによる世界最高
位のウイルス検出率で、各誌・各テストで実証されています。
*本ニュースリリースについて
本ニュースリリースに記載されている内容および製品情報につい
ては、市場動向、社会状況、経営方針の変更等により将来的に変更
される可能性があります。本ニュースリリースに記載されている記
載内容に関する永続的な整合性をG Data Software株式会社が保証す
るものではありません。本リリースに記載されている各種名称、会
社名、商品名などは各社の商標または登録商標です。
*リリースPDFとチャート画像は下記URLからDLできます
http://www.gdata.co.jp/press/MalwareReport200906.zip
【本リリースに関する問合せ先】
G Data Software株式会社
101-0047 東京都千代田区内神田2-8-1冨高ビル3F
広報窓口: 瀧本往人
E-mail: gdata_japan_info@gdatasoftware.com
URL: http://www.gdata.co.jp/
企業情報
企業名 | G DATA Software株式会社 |
---|---|
代表者名 | Jag山本 |
業種 | 未選択 |
コラム
G DATA Software株式会社の
関連プレスリリース
-
内部統制にも対応した一括管理型ウイルス対策製品、本日より発売〜G Data
2012年1月30日 12時
-
G DataがAV-TEST「合格認証」(2011年11-12月)を獲得
2012年1月26日 15時
-
G Dataが、ウイルス検知100%で「VB100」を受賞
2012年1月17日 18時
-
資源枯渇の近未来シミュレーションゲームのクラッキングについて〜G Data
2012年1月13日 18時
G DATA Software株式会社の
関連プレスリリースをもっと見る