日本トレーサビリティセンター、「JSRedir-Rパンデミック」の対処支援を無償提供開始

有限会社日本トレーサビリティセンターは、統合インターネット環境ソフトウェア『プロセルピナ』の機能向上を行い、パンデミックになりつつある新ウィルス「JSRedir-R」を撲滅する無償支援を開始しました。

報道関係各位

2009年5月20日 有限会社日本トレーサビリティセンター

有限会社日本トレーサビリティセンター(本社: 神奈川県横浜市鶴見
区、代表取締役 梶原大)は、 インターネットメールと プライベート
・プロキシ(個人用途専用に特化したインターネットプロキシ)、 及
びファイルダウンロード機能や RSSビューワなどのインターネットに
関連した機能を統合したソフトウェア『プロセルピナ』を2007年11月
に発表し、ダウンロードによるシェアウエア販売を開始、幅広いユー
ザー様からのご好評を頂いております。
今回追加した機能の目的は、プライベートプロキシの主要機能である
AntiAdフィルタの機能強化による有害JavaScriptの除去と、それにあ
わせて、AntiAdフィルタの自動更新機能を無償提供することにより、
ユーザーのウェブブラウザが攻撃サイトに自動的に接続することを防
ぐものです。

『プロセルピナ』はウィルス対策ソフトそのものではありませんが、
ウィルス対策ソフトを補完して安全性を高めることができるソフトウ
ェアです。


● 対策が遅れる「JSRedir-Rパンデミック」の防止支援を無償提供します

新聞などでも報道されていますとおり、4月末に発見された
JSRedir-R の感染被害が世界的に止まらない状況です。
現在では、Webページに埋め込まれるタイプのウイルスの約半数が、
このJSRedir-Rといわれています。
ウィルスによって埋め込まれたJavaScriptが実行されると、攻撃サ
イトにアクセスしますが、『プロセルピナ』AntiAd機能を利用するこ
とにより、このアクセスを遮断することができます。
『プロセルピナ』の最新ヴァージョンでは、緊急に遮断する必要のあ
るサイトを、AntiAdフィルタに自動で登録する機能があります。
JSRedir-Rの攻撃サイトも判明次第、当社によってユーザー様の『プ
ロセルピナ』に通知されますので、即時にフィルタリングが開始され
る効果により、インターネット環境の安全化が図られます。


● 『プロセルピナ』による新ウィルス「JSRedir-R」への対処について

JSRedir-Rが猛威をふるっている原因のひとつに、亜種ウィルスの派
生速度が速く、各種ウィルス対策ソフトの対応が後手にまわりがちに
なっていることがあげられます。
特に、埋め込まれるJavaScriptをパターンマッチングで検出するウィ
ルス対策ソフトでは改竄を検出できず、結果として攻撃サイトに接続
してしまうケースが多くみられるようです。
攻撃サイトは同じ場所にあるわけではなく、国籍を超えて頻繁に移転
しています。攻撃サイトへのアクセスを遮断するようにアップデート
を行うウィルス対策ソフトをご利用の場合におきましても、更新頻度
と移転速度との関係で、追いつけなくなる恐れがあります。
『プロセルピナ』のAntiAdフィルタアップデートは速報時点で攻撃サ
イトのリストをアップデートしますので、そういった場合でもアクセ
スを遮断できる可能性が高くなっています。

現在のところ、攻撃サイトは単独運営されるサーバのみですが、ホ
ームページサービスのような共用サーバに移転しないとも限りませ
ん。そのようなケースで、攻撃サイトへのアクセスをIPアドレス単
位で遮断する「ファイアーウォール方式」で行うと、同じサーバを
使っている無関係のユーザーまでアクセスができなくなります。
『プロセルピナ』のAntiAdではURLのディレクトリ部分をも含めた
パターンマッチングで処理することもできますので、こうした場合
でも弊害なくアクセス遮断を設定することができるのが特徴です。

汚染されたページに埋め込まれているJavaScriptは、eval関数を使用
しています。現在の高度化したインターネット環境では、ブラウザの
JavaScriptを無効にすると殆どのページが正しく表示できないため、
ウィルスを活性化させることがわかっていてもJavaScriptを停止でき
ない状況になっています。
『プロセルピナ』のAntiAdは、ユーザーが簡単な設定を行うだけで、
JavaScriptを有効にしたまま、eval関数のみを削除することができま
す。
http://sound.jp/antilink_testpage/cut_jscript_includingEval.html


● 「JSRedir-R」の概要

・Windows Vistaでは感染しません。ただしUAC制御(画面を暗転させ
てユーザーに実行確認を求める制御)を意図的にカットしている場合
は感染します。
・感染するとFtpパスワードが盗まれます。感染したPCで、Ftpファ
イル転送を利用したサイトのアップデートを行うと、そのサイトが外
部から改竄されるようになります。
・企業、個人に関わらず、安全にアクセスできていた多くの個人サ
イトが汚染されています。汚染されたサイトにアクセスしたPCは、
攻撃サイトにアクセスしようとします(eval関数を停止すると、この
アクセスするコードの生成を防止できます)。
・攻撃サイトはadobe製品(pdfリーダーなど)のセキュリティホール
を利用してウィルスをインストールします。PCのadobe製品は最新版
にする必要があります。

ウィルスの詳細につきましては、ご利用になられているウィルス対策
ソフトのサイト等で提供されている情報を参考にしてください。


● 試用期間について

無償でご利用いただける試用期間中は、ごく一部の高度なサービス・
機能が制限されますが、殆ど全ての主要機能が利用可能です。
強化されたAntiAdフィルタの機能も、試用期間で全てご利用頂くこと
ができます。
この試用期間は無期限に設定されています。ユーザーが望む限り、永
久的に試用期間を継続することができます。


● 製品詳細について

○ 製品名: インターネット・フロントエンド 「プロセルピナ」
○ 動作環境: Windows XP, Windows Vista
○ 価格: \2,800 (シェアウェア、ただし試用期間は無期限)

「プロセルピナ」は、「プロセルピナ・プロジェクト」の一環として
開発されている製品です。
「プロセルピナ・プロジェクト」につきましては、以下のURLをご参
照ください。
http://www.traceability-center.com/proserpineProject.html

「プロセルピナ」の機能詳細につきましては、以下のURLをご参照く
ださい。
http://www.traceability-center.com/proserpine/index.html


● 有限会社日本トレーサビリティセンターについて

http://www.traceability-center.com/
有限会社日本トレーサビリティセンター(本社:神奈川県横浜市鶴見区、
設立:2004年)は、 メールソリューションを中心にソフトウェア開発・
販売を行っています。
また横浜市内において、高齢者向けに各ご家庭を訪問してパソコンを
初歩の初歩から教える 「楽々おうちレッスン・パソコンの師匠が伺
います」 を展開しています。

[製品に関するお問い合せ先]
有限会社日本トレーサビリティセンター
担当者名: 笹川
Email: press.release@traceability-center.com
TEL/FAX: 045-573-7332

企業情報

企業名 有限会社日本トレーサビリティセンター
代表者名 梶原大
業種 未選択

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