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10月より広尾で「藍染めのアポレンカ 受け継ぐ技とデザイン展」を開催。講演会や子ども向けワークショップも決定

2026年10月2日(金)より11月30日(月)まで、藍染めのアポレンカ展実行委員会、チェコセンター東京、チェコ共和国大使館は、渋谷区広尾のチェコセンター東京にて展覧会「藍染めのアポレンカ 受け継ぐ技とデザイン展」を開催いたします。本展は、優れたデザイン作品としても評価されている絵本『藍染めのアポレンカ』(2023年 求龍堂刊)の原画とともに、これまで日本にほとんど紹介されることのなかったチェコ(一部スロヴァキア)の藍の型染めの技とデザインに関する資料を展覧するものです。本展では、子ども向けワークショップや記念講演会など、展覧会を多角的に理解いただくための関連事業を実施いたします。

画像:『藍染めのアポレンカ』本文画より(作/ロマナ・コシュトコヴァー、絵/ヴェロニカ・ヴルコヴァー、ヤン・シュラーメク、訳/小川里枝、求龍堂刊)©︎Veronika Vlková, Jan Šrámek, courtesy of Kyuryudo

 

展覧会開催概要

詳細:https://tokyo.czechcentres.gov.cz/ja/program/apolenka

 

会期:2026年10月2日(金)~11月30日(月)

※土日祝日休館

※前日10月1日に内覧会を予定。

会場:チェコセンター東京(渋谷区広尾2-16-14 チェコ共和国大使館内)

開館時間:10:00~19:00

入場無料

主催:藍染めのアポレンカ展実行委員会、チェコセンター東京、チェコ共和国大使館

助成:南モラヴィア州 ホドニーン美術館 公益財団法人美術工芸振興佐藤基金(順不同)

協力:ヴィオルカ

後援:渋谷区

 

関連事業

1. 子どものためのワークショップ

詳細:https://tokyo.czechcentres.gov.cz/ja/program/apolenka-workshop

 

アポレンカの物語を通して職人の仕事や伝統的な文様に触れ、なぜこの古い技法が大切にされているのか、みんなと一緒に学びます。創作体験にも挑戦します。

(コシュトコヴァーはチェコの地方美術館で20年以上子ども向けプログラム開発を牽引してきた教育普及の専門家であり、挿絵の担当をしたヴルコヴァーと共に絵本の読み聞かせや、型染めに想を得た創作体験を含むプログラムを実施します。教育普及のためのプログラムが豊富なチェコで行われている子どもの創造性を引き出す参加体験型のプログラムです。)

 

日時:

1回目 10月2日(金)

2回目 10月5日(月)

各回とも16:30~17:30(16時受付開始)※同内容です

会場:チェコセンター東京(渋谷区広尾2-16-14 チェコ共和国大使館内)

講師:ロマナ・コシュトコヴァー(絵本原作者・本展キュレーター)、ヴェロニカ・ヴルコヴァー(絵本イラストレーター・アーティスト)

※逐次通訳をいたします

対象:5歳から10歳までの子どもたち

定員:各回10名(要事前申込、抽選、参加無料/お申込み締め切り 9月23日(水))

 

 

2. 記念講演会「手仕事の記憶を未来へ」

詳細:https://tokyo.czechcentres.gov.cz/ja/program/prednaska-apolenka

 

伝統的な染織にそれぞれの立場で向き合うお二人に絵本のテーマ「継承」という課題についてうかがいます。

 

日時:10月19日(月)19:00~20:30(18:30開場)

会場:チェコ共和国大使館 映写室(東京都渋谷区広尾2-16-14)

講師:

松原伸生(重要無形文化財「長板中形」保持者)
志村昌司(アトリエシムラ代表)

小川里枝(絵本翻訳者・本展キュレーター)

定員:80名(要事前申込、先着順、参加無料)

 

3. ギャラリートーク

詳細:https://tokyo.czechcentres.gov.cz/ja/program/apolenka

 

日時:11月12日(木)18:00~18:40(17:30受付開始)

講師:小川里枝(絵本翻訳者・本展キュレーター)

定員:10名(要事前申込、先着順、参加無料)

 

講師略歴(敬称略)

ロマナ・コシュトコヴァー ホドニーン美術館キュレーター、教育普及部門責任者、「子どものアトリエ」主宰、2004年ホドニーン美術館に「子どものアトリエ」を設立、子どもが美術工芸に親しむための教育プログラムおよび数々の教材を開発してきた。

 

ヴェロニカ・ヴルコヴァー アーティスト、イラストレーター。繊細な水彩画や独自のドローイングを軸に、アニメーション、映像インスタレーション、音楽パフォーマンスなどを融合させた幻想的かつ叙情的な作品を手がける。

 

松原伸生 父・松原利男氏に師事し、長板中形・藍形染の技を継承。2014年日本伝統工芸展最高賞など受賞多数、2021年紫綬褒章、2023年に重要無形文化財「長板中形」の保持者(人間国宝)に認定された。

 

志村昌司 染織家・志村ふくみの芸術精神を継承する染織ブランド・アトリエシムラ代表。芸術学校・アルスシムラ特別講師。新作能『沖宮』プロデュースや新ブランド展開、著書執筆など多岐にわたり活動する。

 

小川里枝 チェコ工芸研究家、高崎市美術館学芸員、チェコ留学を経てチェコの美術展覧会の翻訳などに携わる。訳書に『藍染めのアポレンカ』等。「ヴィオルカ」を主宰し、チェコの藍の型染めの普及に尽力している。

 

 

展覧会開催趣旨

藍の型染めは、近年本国チェコで大いに注目されています。2018年11月にはユネスコ無形文化遺産にも登録され、国立から地方の美術館・博物館に至るまで藍染めを紹介する展覧会が頻繁に開催されています。一方で、今日に至るまでチェコにおける藍の型染めについては、直接的にも、西欧を経由して間接的にも日本に紹介されることはほとんどありませんでした。

本展では、知られざる中欧チェコの藍の型染めの魅力を発信すること藍染めを通じた日本とチェコの国際文化交流を行うこと、さらには日本の伝統工芸の再発見につなげるという複合的な性格を持ち、日本の美術工芸の分野にも貢献しようとするものです。

 

絵本の原画を軸とするため、今までになく幅広い年代層に藍染めの魅力を発信できることが期待されます。江戸時代後期に発達した日本の中形と時期も含め、多くの共通点を持つチェコの藍の型染めをはじめて見る人たちは、両者の共通点を発見し、ヨーロッパの小国、チェコの文化やそこに暮らす人たちへの関心も高まり、親密な相互理解の場となるでしょう。さらに日本においても課題となっている伝統技術の保護、継承について考えてもらう機会ともなります。

チェコの藍の型染めとは

チェコ語でモドロティスク(Modrotisk、直訳すると青いプリント)は木型を使って糊を生地に「プリント」し、藍で白い文様を染め抜く技法とその技法で染めた布を意味する。19世紀に最盛期をむかえた。藍染めに適した亜麻の栽培が盛んだったこと、その後木綿が普及したこと、またウォードに代わってインド藍が大量に供給されたことで、量産に向く型染め技法が発展し、庶民、特に農民層に定着した。糊の主な材料はカオリンとアラビアゴムで、木版を用い型付けする。第一次大戦後、衣服としての実用性が重視され民族衣装は衰退するが、第二次大戦後から冷戦終結まで存在した伝統工芸品研究所の取り組みにより技術は途絶えることなく継承された。2018年、ユネスコ無形文化遺産に登録。

 

絵本『藍染めのアポレンカ』(2023年、求龍堂)

ロマナ・コシュトコヴァー原作、ボローニャ・ブックフェア入選作家のヴェロニカ・ヴルコヴァー+ヤン・シュラーメク画、小川里枝翻訳 2020年チェコ・グランドデザイン最優秀イラストレーター賞、チェコの児童文学賞・金のリボン賞ノミネート他多数。

「光の少女」を意味するアポレンカという名前の少女が、跡取りのいない藍染め職人の老夫婦のもとに現れ、やがておじいさんの技を次の世代につないでゆく物語で、技法や職人の技の精神が美しいイラストレーションとともに生き生きと描かれている。

 

 



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企業情報

企業名 チェコセンター東京
代表者名 高嶺エヴァ
業種 国・自治体・公共機関

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