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セックスレスにならない秘訣は?|セックスレス“じゃない”夫婦の実態調査 第1報

本調査(レゾンデートル株式会社、n=631、2025年12月実施)は、月1回以上の頻度でパートナーと性行為をしている、いわゆるセックスレス“じゃない”既婚者を対象に、その行動や意識の特徴を把握するために行われた調査です。調査の結果、性行為を求める頻度の認識には男女差があり、夫側が求めていると認識されるケースが多いことが確認されました。一方で、日常的なスキンシップでは、年代を問わず性行為とは切り分けた身体的接触が維持されていました。また、セックスレスにならないために意識されているのは、特別な方法よりも、スキンシップや会話、相手への配慮といった日常の関わり方でした。これらから、セックスレス“じゃない”状態は、日常の関係づくりの積み重ねによって形づくられている可能性が示されました。

1. はじめに
 

既婚者コミュニティを運営するレゾンデートル株式会社(https://raisondetre-inc.co.jp/;東京都渋谷区)による『セックスレス“じゃない”夫婦の実態調査』の本調査です。本調査は、インターネット上で一般の既婚男女を対象に実施したもので、月1回以上の頻度でパートナーと性行為をしていると回答した631人を抽出し、分析を行っています。

 

前回までの予備調査では、夫婦の性生活の頻度、配偶者への愛情、夫婦仲、そして浮気・不倫に対する意識といった観点から、夫婦関係の実態を把握してきました。その中では、性生活がある状態であっても、意識や関係性は一様ではなく、多様な分布が存在することが確認されました。

 

では、セックスレス夫婦が5割を超えて社会問題化するなかで、実際にセックスレス“じゃない”状態を維持している夫婦(=セックスしている夫婦)は、日常生活の中でどのような行動や意識を持っているのでしょうか。

 

今回の調査では、セックスレス“じゃない”既婚者に焦点を当て、性行為を求める頻度の男女差、日常的なスキンシップの内容、そしてセックスレスにならないように意識していることを整理し、その中から共通する傾向やヒントを探っていきます。

 

なお、本記事では「セックスレス」という言葉について、日本性科学会が示している定義を参考として扱います。

同学会では、セックスレスを

「特殊な事情が認められないにもかかわらず、カップルの合意した性交やセクシャル・コンタクトがいずれも1か月以上なく、その後も長期にわたることが予想される場合」

と定義しています(※1)

 

(※1)日本性科学会「セックスレスの定義」(https://sexology.jp/sexless/

 

<調査概要> 

・調査タイトル:セックスレス“じゃない”夫婦の実態調査(本調査①)

・調査期間:2025年12月15日〜12月28日 

・調査対象者:20〜59歳の月1回以上の頻度でパートナーと性行為をしていると回答した既婚男女631人(10歳刻みで男女各80人を基本構成とし、女性50代のみ71人)

・調査⽅法:インターネット(セルフ型アンケートツールFreeasyを利⽤) 

・エリア:全国 

・調査機関:レゾンデートル株式会社;https://raisondetre-inc.co.jp/

・調査報告の掲載:既婚者の男女関係に関する調査

・本報告の発表⽇:2026年2⽉6⽇

 

 

2. 性行為を求める頻度は夫側/妻側でどう違う?

 

まず、セックスレス“じゃない”既婚者について、性行為を求めることが多いのは「夫側」と「妻側」のどちらかを見ていきます。

 

男性では、「自分の方が多い」と回答した人が55%と過半数を占め、「相手の方が多い」は8%にとどまっています。これに対して女性では、「相手の方が多い」が49%と最も高く、「自分の方が多い」は15%でした。

 

つまり、セックスを求めているのは夫側が多いという構図が見て取れます。

 

 

図1:性行為を求めることが多いのはどちらか(男女別)

※実際の質問:Q. 性行為を求めることが多いのはどちらですか。(単一回答)

(セックスレス“じゃない”夫婦の実態調査 ©レゾンデートル株式会社)

 

 

では、このような男女差がある中で、セックスレス“じゃない”夫婦は、日常生活の中でどのようなスキンシップをとっているのでしょうか。

 

 

3. セックスレス“じゃない”夫婦の日常的なスキンシップは?

 

日常生活におけるスキンシップ状況を、年代別に見ていきます。

 

すると、年代を問わず、セックスレス“じゃない”既婚者の多くが、性行為とは切り分けた形で、「体に触れ合う」「キスをする」「ハグをする」「手をつなぐ」といった、日常生活の中で何らかの身体的接触を持っていることが確認できます。

 

 

図2:日常的なスキンシップの内容(年代別)

※実際の質問:Q. あなたと配偶者の日常的なスキンシップについて、当てはまるものをすべて選んでください。(複数回答)

(セックスレス“じゃない”夫婦の実態調査 ©レゾンデートル株式会社)

 

 

年代別に見ると、20代・30代では「一緒にお風呂に入る」の割合が比較的高く、特に20代では4割を超えています。生活リズムや住環境を共有する中で、スキンシップが日常の延長として自然に組み込まれている様子がうかがえます。

 

一方、40代では「スキンシップはほとんどない」と回答した人の割合が他の年代より高くなっています。仕事や子育てなどが重なり、日常的な接触の優先度が下がりやすい時期であることが影響している可能性が考えられます。それでも、「体に触れ合う」「キスをする」といった行為は一定割合で維持されています。

 

50代では、「体に触れ合う」「ハグをする」といったスキンシップが再び高い水準となっています。生活のフェーズが変化し、安心感や親密さを確認する形での接触が重視されている可能性がうかがえます。

 

このように、スキンシップの形は年代によって変化しつつも、セックスレス“じゃない”夫婦に共通しているのは、性行為とは別に、日常の中で身体的な接点を持ち続けている点です。

 

では、こうした関係性は意識的に保たれているものなのでしょうか。次に、セックスレス“じゃない”既婚者が、セックスレスにならないように意識していることについて見ていきます。

 

 

4. セックスレスにならないために何を意識している?

 

セックスレスにならないように意識していることを年代別に見ると、全体として、「日常的にスキンシップをとる」「会話やコミュニケーションを大切にする」「相手の体調や気分に配慮する」といった、日常生活の中での関わり方に関する項目が多く選ばれています。

 

 

図3:セックスレスにならないために意識していること(年代別)

※実際の質問:Q. セックスレスにならないように意識していることがあれば、当てはまるものを選んでください。(複数回答)

(セックスレス“じゃない”夫婦の実態調査 ©レゾンデートル株式会社)

 

 

一方で、「性生活について話し合う」「誘い方や雰囲気づくりを工夫する」といった項目は、いずれの年代でも相対的に選択率が低くなっています。また、「特に何もしていない」と回答した人も一定数存在しており、セックスレス“じゃない”状態が、必ずしも明確な意識や対策の結果として自覚されているわけではないこともうかがえます。

 

年代別に見ると、若い年代では「日常的にスキンシップをとる」「会話やコミュニケーションを大切にする」「したい時は遠慮せずに気持ちを伝える」といった項目が比較的多く選ばれており、気持ちや意思を言葉や行動で表すことが、関係維持の一部として意識されている様子がうかがえます。

 

一方、年代が上がるにつれて、「相手の体調や気分に配慮する」「二人で過ごす時間を意識的につくる」といった項目の割合が高まり、性行為そのものよりも、関係全体の心地よさや距離感を整えることに意識が向いている傾向が見られます。

 

また、いずれの年代でも「特に何もしていない」と回答する人が一定数存在しており、セックスレス“じゃない”状態が、必ずしも明確な工夫や対策の結果として自覚されているわけではない点も共通しています。

 

こうして見ると、セックスレスにならないために意識されている行動は、特定の方法や単一の正解に集約されるものではなく、日常の中で相手とどう関わるかという点に分散しています。それらが意識的に実践されている場合もあれば、結果として自然に続いている場合もあり、そのあり方は年代や夫婦の関係性によって異なっていると考えられます。

 

 

5. まとめ

 

本記事では、月1回以上の頻度でパートナーと性行為をしている、いわゆるセックスレス“じゃない”既婚者を対象に、性行為を求める頻度の認識、日常的なスキンシップの実態、そしてセックスレスにならないように意識していることについて整理しました。

 

まず、性行為を求める頻度については、男女で認識に差が見られました。セックスレス“じゃない”夫婦であっても、性行為に対する主導感や受け止め方は一様ではなく、欲求のあり方が必ずしも対称的でないことが確認されました。

 

その一方で、日常的なスキンシップに目を向けると、年代を問わず、多くの夫婦が性行為とは切り分けた形で、身体的な接触を持ち続けていることが明らかになりました。スキンシップの具体的な形は年代によって変化するものの、日常の中で身体的な接点が維持されている点は共通しています。

 

さらに、セックスレスにならないために意識していることとして多く挙げられたのは、スキンシップや会話、相手への配慮といった、日常生活の中での関わり方に関する項目でした。一方で、特に何も意識していないと回答する人も一定数存在しており、セックスレス“じゃない”状態が、必ずしも明確な工夫や対策の結果として自覚されているわけではないことも示されています。

 

これらの結果を総合すると、セックスレスにならない夫婦に共通する単一の行動や方法が存在するというよりも、日常の中でどのように相手と関わり、どのような距離感を保っているかが、結果として現在の状態につながっている可能性がうかがえます。意識的な行動として実践されている場合もあれば、関係の中で自然に形づくられている場合もあり、そのあり方は夫婦ごとに異なっています。

 

次回以降のレポートでは、引き続きセックスレス“じゃない”夫婦を対象に、夫婦間のセックスに対する満足度や、その満足・不満足の背景にある理由について、より踏み込んで検討していきます。また、夫婦にとってセックスがどのような価値を持つものとして認識されているのか、さらに、本当はしたくないと感じる場面があっても、相手に合わせて性行為を行うことがあるのかといった点についても確認していきます。

 

 

 

◎調査の目的 

私どもレゾンデートル株式会社(東京都渋谷区)は、「結婚後の新たな生き方」を提案する既婚者向けメディアやネットサービスの展開を行うシステム開発企業です。現代の夫婦関係のあり方や多様性を把握し、今後のサービス開発に向けた市場動向を探るため、今回の調査を企画しました。

 

◎調査内容・本リリースに関するお問い合わせ 

今回の調査内容やデータの詳細に関するお問い合わせ、報道関係の皆様の取材依頼やお問い合わせは下記までお願い申し上げます。 

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レゾンデートル株式会社;https://raisondetre-inc.co.jp/

〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5 リンクスクエア新宿16F

問い合わせアドレス : urano@raisondetre-inc.co.jp 

担当:浦野

 

 



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企業情報

企業名 レゾンデートル株式会社
代表者名 磯野妙子
業種 ネットサービス

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