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国内初、ドローンによる洋上風力発電機ブレードLPS点検に成功 ~福島三技協の「Dr.Bee」が風力発電の保守点検に新時代を~

株式会社三技協のグループ会社である福島三技協(本社:福島県福島市、代表取締役社長:後藤貞明)は、同社が開発したドローンによる大型風力発電機ブレードLPS点検装置「Dr.Bee」を用い、国内初となる洋上風力発電機のブレードLPS点検に成功したことを発表しました。陸上での事業化実績を基盤に、洋上実用化へ向けた第一歩です。

■国内初のドローンによる洋上点検を実現

福島三技協は2025年8月、ドローンによる洋上風力発電機のブレードLPS点検を国内で初めて実施しました。これにより、陸上で事業化した「Dr.Bee」による安全・効率的な点検技術が、洋上風力発電の保守にも応用可能であることを実証しました。洋上での本格的な実用化に向けた第一歩です。

 

■陸上点検の事業化初年度130基の実績

「Dr.Bee」は雷対策用接地線導通点検専用ドローンとして

開発され、2025年3月に陸上風力発電機向けLPS(Lightning Protection system)点検サービスを事業化。11月までの9か月間で130基の点検を受注し、風力発電業界から高い評価を得ています。

 

■背景:なぜドローン点検が必要なのか

再生可能エネルギーの導入が急速に進む中、風力発電業界では風車の大型化が進んでいます。これに伴い、風車ブレードや接地線の雷対策を目的とした保守点検の重要性が高まっています。しかし、従来のロープワークやクレーンによる点検方法は、高所作業による危険性や、急増する設備に対応する熟練作業員の不足、作業コストの増大といった課題を抱えていました。

こうした状況を打開するため、福島三技協は、通信・無線・制御など従来事業で培った技術力を駆使し、ドローンによる革新的な点検手法の開発に取り組んできました。

 

■洋上風力発電機の保守点検の実用化に向けて

福島三技協は、陸上での事業化実績を基盤に、洋上風力発電機の保守点検サービスの実用化に向けた技術開発を進めています。三技協グループは、福島三技協の取り組みを全面的に支援し、陸上点検事業のさらなる拡大と洋上事業化の早期実現に向けて、グループの総合力を活かした体制強化を進めてまいります。

 

<以下、参考資料>

■福島三技協について

□代表者 株式会社 福島三技協 代表取締役 後藤貞明

・1987年10月:会社設立

・1988年4月 :福島工場完成、操業開始

□建設業許可

 ・福島県知事許可(般-26) 第28458号

 ・電気通信工事業、電気工事業、土木工事業、

とび・土木工事業、鋼構造物工事業、解体工事業

□労働者派遣業許可 派07-300081

□有料職業紹介事業許可 07-300045

□その他 (特許・表彰など)

・特許第6847437:飛行体及び導通検査方法 (2021年3月)

・第10回ふくしま産業賞 銀賞

 

■製品情報

□製品名 大型風力発電機の風車ブレードLPS点検ソリューション「Dr.Bee」

□特長  大型風車の雷保護システム(LPS)の断線確認点検を、
ドローンにより行うことで、作業の安全性と効率性を
約束します。

□発売日(事業開始日) 2024年9月9日



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企業情報

企業名 株式会社三技協
代表者名 仙石 通泰
業種 その他サービス

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