アイキャッチ画像

自社のなりすまし被害の実例も公開!非エンジニア向けのメールセキュリティ解説コラム「ドメインの未来を守る 〜DMARC超入門〜」連載開始

なりすましメール対策技術DMARCの導入を促進するため、非エンジニア向け解説コラム「ドメインの未来を守る 〜DMARC超入門〜」の連載を開始しました。月1〜2本ペースで2026年中に計20本のコラムを無料公開予定です。自社が実際に被害にあったフィッシングメールの実例を詳細に公開しながら、DMARCの必要性から導入方法まで段階的に解説していきます。DMARCの適切な導入が進まない現状を打破するため、「難しい技術をわかりやすく伝える」ことをコンセプトに、一次情報と実際の検証に基づいた信頼性の高いコンテンツを提供します。

DMARC導入支援サービス「DMARC導入アドバイザリー」を提供する株式会社フィードテイラー(本社:大阪市北区、代表取締役:大石裕一、以下当社)は、なりすましメール対策技術「DMARC」について、非エンジニアの方にも直感的に分かりやすく理解できる解説コラム「ドメインの未来を守る 〜DMARC超入門〜」の連載を2025年11月11日より開始することを発表します。

 

本コラムでは、当社が実際になりすまし被害にあったフィッシングメールの実例を公開しながら、DMARCの必要性と導入までの道のりをわかりやすく解説します。

コラム連載の背景

昨今、なりすましメール対策として送信元ドメイン検証技術「DMARC」の導入が求められています。主要メールサービス事業者が相次いでDMARCによる迷惑メール判定を強化していますが、導入していても不十分であったり、そもそも未導入である例が目立っています。DMARCは、期待される程には浸透していないのが実状です。

 

その理由として、DNSやメールの仕組み、SPFやDKIMなど、導入には関連技術の理解が多く必要とされるため、非エンジニアの方にとってハードルが高いことがあげられます。また、DMARCの必要性が非エンジニアの方には直感的に理解できないという課題もあると考えられます。

 

当社では、2025年10月28日に「DMARC導入アドバイザリー」のサービス提供開始を発表しましたが、その際に「DMARC導入の正しい理解を広める」ための独自のコンテンツ配信も併せて発表しておりました。この度、その具体的な取り組みの一つとして、非エンジニア向けDMARC解説コラムの連載開始を発表する次第です。

コラムの特徴

本コラム「ドメインの未来を守る 〜DMARC超入門〜」は、従来のDMARC解説記事とは異なる以下のような特徴を持つコンテンツです。

 

1. 実際のなりすまし被害実例が基点

当社が実際になりすまし被害にあったフィッシングメールの実物を、オリジナルのデータをほぼそのまま公開します。DMARCを啓蒙する企業や媒体において、実際になりすまし被害にあっている実態やその中身を自ら公表する例は多くありません。

 

自身がなりすまされた体験を、啓蒙的価値と意義を重視しつつ悪意ある第三者による悪用できない状態を確保しながら公開することで、DMARC導入の必要性を多くの方々に実感して頂くことを意図しています。

(コラムで公開している、偶然にも当社がなりすまし被害にあったフィッシングメールを、当社が受信した被害実例)

 

2. 非エンジニアでも理解できるわかりやすさ

当社が行う発信は常に「難しい技術を分かりやすく伝える」ことをコンセプトとしてきました。分野は異なりますが、2016年より始めたメディア「エンタープライズiOS研究所」(https://www.micss.biz/)は、業務用iOSアプリの運用や端末管理のノウハウを発信し、非エンジニアの業界関係者に広く参照されるサイトとして認知されています。

 

・一次情報や公式ドキュメントを参照する

・実際に検証を行った上で発信する

・専門用語の定義や説明に終始せず、背景や繋がりを解説する

 

これらを執筆指針に掲げていることが寄与しているものと考えており、この度の本コラムにおいても同様の指針で執筆を行います。前記のなりすまし被害実例は当社が持つ一次情報であり、本執筆指針を体現するものとなっています。

公開済みのコラム

2025年11月11日時点で、以下2本のコラムを公開しています。

 

第1回:はじめに -DMARCの現在位置-

https://www.feedtailor.jp/product_advisory_dmarc_column-01_intro/

DMARCの定義や設定方法ではなく、まず「DMARCを取り巻く状況」を解説します。メールプロバイダ各社の動き、また10年前のWebサイト常時SSL化対応になぞらえながら「将来すべての企業がDMARC対応を迫られる」という業界の流れを示します。

 

第2回:ウチのドメインがフィッシングメールのなりすましに使われた!被害実例を公開

https://www.feedtailor.jp/product_advisory_dmarc_column-02_phishing/

当社が実際に被害にあったフィッシングメールを実例公開し、自社ドメインがなりすまされた場合に頂く複雑な感情ー「義憤」「罪悪感」「懸念」ーを生々しく赤裸々に綴ります。DMARCがそうした感情の受け皿として機能し、企業として「なりすましは許さない」という意思表明をする仕組みであることを、実例を通じて解説します。

今後の配信予定

今後も月1〜2本のペースで公開し、2025年中には3本、2026年中には15本のコラムを配信する予定です。以下のような内容のコラムが予定されています。

 

・DMARCの導入はどの単位でどこに誰が何を行うのか

・メールセキュリティでDNSが重要な役割を担う理由

・DMARCの導入はなぜ社会貢献と言えるのか

・DMARCが簡単には浸透しない本当の理由

 

すべてのコラムは当社Webサイトにて無料で公開いたします。

 

DMARC導入アドバイザリーについて

本コラムで学べるDMARCを自社に導入するには、当社の「DMARC導入アドバイザリー」サービスをご利用いただけます。現状のヒアリングから、DMARCレポートの分析、段階的な設定移行の伴走支援まで、月額費用不要で理想的なDMARC設定(p=reject)への到達をサポートいたします。

初期費用 ¥198,000
月額費用 ¥0
ご支援期間(*1) 3ヶ月
ご支援期間 3ヶ月延長(*2) ¥33,000
DMARC設定 定期診断 ¥55,000/回
価格適用条件

ドメイン配下のメールアドレス : 50個まで

サブドメイン : 1つまで

SaaS/社内システム等 : 3つまで

※ 料金は全て税込です。詳しくは以下サービス専用ページをご覧下さい。

https://www.feedtailor.jp/product_advisory-dmarc/


株式会社フィードテイラーについて

株式会社フィードテイラーは、CMSサイトを静的化して高速化・攻撃無効化を一挙両得できる「espar vault」、静的サイト向けのフォーム実装JavaScriptツールで独自ドメインDKIM署名にも対応した「espar form」など、静的化技術に特化したサービスでWeb制作現場の課題を解決するテクノロジーベンダーです。

 

両サービスで得た広範な知見を元に、お客様の技術的課題を解決するアドバイザリー事業も手掛けています。また、業務用iOSアプリや端末管理に関する情報を発信する国内唯一のメディア「エンタープライズiOS研究所」を運営し、業務用iOSに関する課題解決をご支援しています。



ログインするとメディアの方限定で公開されている
お問い合わせ先や情報がご覧いただけます

添付画像・資料

添付画像をまとめてダウンロード

企業情報

企業名 株式会社フィードテイラー
代表者名 大石裕一
業種 ネットサービス

コラム

    株式会社フィードテイラーの
    関連プレスリリース

    株式会社フィードテイラーの
    関連プレスリリースをもっと見る

    • クリックして、タイトル・URLをコピーします
    • facebook
    • line
    • このエントリーをはてなブックマークに追加

    プレスリリース詳細検索

    キーワード

    配信日(期間)

    年  月  日 〜 年  月 

    カテゴリ

    業界(ジャンル)

    地域