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藤井青銅「ラジオな日々【愛蔵版】」制作プロジェクトのクラウドファンディングを開始!2025年5月23日(金)19:00よりスタート/8月30日23:59まで募集

藤井青銅「ラジオな日々【愛蔵版】」制作プロジェクトのクラウドファンディングを開始!2025年5月23日(金)19:00よりスタート/5月20日より18:00先行公開。東京赤坂で小さな本屋を経営している双子のライオン堂(運営:株式会社バンブーラボ、代表取締役社長:竹田信之)は、作家・放送作家・藤井青銅著「ラジオな日々」を復刊するプロジェクトをクラウドファンディング「うぶごえ」で開始します。

藤井青銅「ラジオな日々【愛蔵版】」制作プロジェクトのクラウドファンディングを開始!2025年5月23日(金)19:00よりスタート/5月20日より18:00先行公開。8月30日23:59まで募集。

 


 

東京赤坂で小さな本屋を経営している双子のライオン堂(運営:株式会社バンブーラボ、代表取締役社長:竹田信之)は、作家・放送作家・藤井青銅著「ラジオな日々」を復刊するプロジェクトをクラウドファンディング「うぶごえ」で開始します。



 

1、作家・藤井青銅と双子のライオン堂がタッグ。


 

どんなプロジェクト?


 

ラジオから流れる音楽、パーソナリティの語り、深夜にひそやかに放送される番組たち。1980年代は、ラジオが若者たちの日常に深く浸透し、きらめくような思い出を育んだ時代でした。そんなラジオ黄金期を舞台に、作家・放送作家・藤井青銅氏が自身の青春時代を元に描いた自伝的小説『ラジオな日々~80's RADIO DAYS』(小学館・2007年)を、ラジオ100年の今年、復刊します。


 

復刊するのは、ユニークな選書で知られる独立系書店・双子のライオン堂。クラウドファンディングで、復刊に至るほぼ全ての過程を公開する同時進行エンタメ・プロジェクトとして始動。双子のライオン堂のYouTubeをはじめ、藤井青銅氏のnoteなどでこれまでの経緯を公開してきた。


 

続々と参加者が…


 

最初の復刊プロジェクト動画を公開するとたちまち協力者が現れました。

クラウドファンディングサービス「うぶごえ」がクラファンサイトを提供、

オーディオブック配信サービスaudiobook.jpを運営する株式会社オトバンクが音声番組「藤井青銅の『ラジオな日々』復刊への道」を制作・配信、

デザイナー・飯村大樹氏が本のデザインを担当、

…と各分野の面白好き・ラジオ好きプロフェッショナルが続々と参加。


 

前代未聞のプロジェクトに!


 

そこへ、驚くべきことに、大手出版社である朝日新聞出版も「これは現代の若者に通じる内容だ」と参加を表明。プロジェクトチームには嬉しい知らせでした。しかも、朝日新聞出版は文庫を出し、その一方でクラウドファンディングによる愛蔵版も同時進行するのも面白い、という遊び心のある判断。出版業界でも前例のない展開となっています。


 

この異例の同時展開は、単に絶版となっていた一冊の小説を再び世に送り出すという以上の意味を持ちます。クラウドファンディングという形でのファンとの共創、大手出版社による広範な流通、そして音声コンテンツによる新たなアプローチは、書籍の復刊という枠を超え、ラジオという文化そのものを再評価し、次世代へと繋ぐ大きな潮流を生み出す可能性を秘めています。


 

2、『ラジオな日々』とは:80年代ラジオ青春グラフィティ


 

普遍的な若者の物語


 

『ラジオな日々』は、70年代終わりに放送作家として歩み始めた著者が、80年代のラジオ業界で奮闘する日々を自伝的なタッチで描いた青春小説です 。右も左も分からない若者が、個性豊かなディレクターに鍛えられ、当時の人気アイドルたちと仕事をする中で、深夜放送のアニメ特番に熱狂するなど、当時の熱気が鮮やかに描き出されています 。


 

物語には、松田聖子、伊藤蘭、横山やすし、大滝詠一といった実在の人物も登場。「まだ何者でもない若者が何者かになろうとする姿」は、時代を超えた普遍的な青春小説として読者の心を捉えます 。  2007年4月に小学館より単行本として刊行されました。


 

藤井青銅とは


 

著者の藤井青銅氏は、23歳の時に第1回「星新一ショートショート・コンテスト」に入賞して以来、作家、脚本家、放送作家として多岐にわたる活動を続けています 。小説では、ライトノベルの源流とも呼ばれる『死人にシナチク』シリーズ。ラジオドラマでは「夜のドラマハウス」「青春アドベンチャー」など数百本を執筆。プロデュース面では、バーチャルアイドル芳賀ゆい、腹話術師いっこく堂。近年は、落語家・柳家花緑氏に47都道府県のご当地新作落語を提供中。昨年は担当する「オードリーのオールナイトニッポン」の東京ドームイベントが話題になりました。 


 

80年代の記録


 

まだSNSが存在しない80年代は、ラジオが若者たちの文化や感情を共有する重要なメディアでした。深夜放送はリスナーにとって特別な場所であり、パーソナリティとの一体感や、同じ番組を聴く仲間との連帯感を生み出していました。本書は、そうした時代の空気感を鮮やかに蘇らせます。

現代の若者たちに80年代のシティ・ポップブームがおきていることからも、当時への関心の強さがうかがえます。本書は、当時のリスナーはもちろん、ラジオを知らない世代にも、その魅力と熱気を伝えます。


 

3、復刊プロジェクトの背景:なぜ今、再び『ラジオな日々』なのか


 

かつて多くの読者に愛された『ラジオな日々』ですが、残念ながら長らく絶版となり、電子書籍としても入手困難な状況が続いていました 。これは、文庫化も電子書籍化もされないまま、時代の波間に埋もれてしまった「狭間に落っこちた本」だったと言えます。

藤井青銅氏には、この大切な作品を再び読者の手に届けたいという強い思いがありました。80年代のラジオが持っていた熱気や、そこで出会った人々、作り手たちの奮闘は、現代の読者にも共感してもらえるという思いが、今回の復刊プロジェクトの原動力となっています。  


 

この思いに共感し、共に復刊を目指すパートナーとなったのが、東京の赤坂にある小さな書店・双子のライオン堂です 。この書店は、単に本を販売するだけでなく、「100年先まで紙の本で残したい」と作家や研究者が選んだ本を中心に扱っており、書籍の価値を深く理解し、後世に伝えるという強い信念を持っています。


 

藤井氏と双子のライオン堂は、まずクラウドファンディングプラットフォーム「うぶごえ」を通じて、この復刊プロジェクトをスタートさせることを決定しました 。  

プロジェクトが動き出した矢先、思わぬ展開が訪れます。クラウドファンディングの情報を知った朝日新聞出版の担当者が、本書を読み、「ぜひ文庫化したい」と申し出たのです 。これは、著者にとっても、クラウドファンディングを支援してきたファンにとっても、予想外の朗報でした。


 

通常、絶版となった書籍が大手出版社から再び刊行されることは稀であり、この異例の展開は、本書の持つ普遍的な魅力と、80年代ラジオというテーマへの関心の高さを物語っています。  


 

そこで、クラウドファンディングによる復刊は、これまで応援してくれたファンや、プロジェクトに共感してくれた人々に向けて、少し高価になるかもしれないものの、本棚に飾っておきたくなるような愛蔵版を目指します 。一方、朝日新聞出版から刊行される文庫版は、全国の書店で広く販売され、ラジオをあまり聴かない層や、藤井青銅氏を知らない読者にも、80年代を舞台にした青春小説として届けられることが期待されます 。


 

このように、クラウドファンディング愛蔵版と文庫版は、それぞれ異なる読者層と流通ルートを持つため、互いに補完し合い、より多くの人々に『ラジオな日々』を届けることができると考えられます。ラジオ放送開始100周年という記念すべき年にふさわしい企画になりました。


 

4、プロジェクトのゴールは、作家生活46年を記念して46万円!コースは「超絶いい人」コースなど、10プラン!


 

当プロジェクトのゴールは、藤井青銅氏の作家生活46年を記念して、46万円と設定します。

集まった費用は、全て書籍制作とその宣伝費用となります。


 

◎集まった費用の使い道


 

▶︎書籍の制作費

▶︎広報(チラシ・ポスターなど)費用

▶︎クラウドファンディングお返し制作費・送料など


 

<藤井青銅よりメッセージ>

「作家人生が46年なので、目標金額は46万円です! 私の人生の1年は1万円なのか…という思いはありますが、一冊の本を復刊するプロセスを一緒に遊んで、楽みたい!」



 

募集詳細は以下の通りです。


 

◎プロジェクトページURL(うぶごえ)

https://ubgoe.com/projects/864


 

◎募集スケジュール


 

2025年5月20日(火)19:00

プロジェクト先行公開(閲覧のみ)


 

2025年5月23日(金)19:00

プロジェクト募集開始(販売開始)


 

2025年8月30日(土)23:59

プロジェクト募集終了(販売終了)


 

◎プラン一覧


 

<返礼品一覧>

・ラジオな日々【愛蔵版】(藤井青銅直筆サイン入り)

・ラジオな日々【愛蔵版】巻末に支援スタッフとしてお名前掲載

・ラジオな日々【文庫版】(藤井青銅直筆サイン入り)

・小説中に出て来る実際のラジオドラマ手書き脚本(複製冊子)

・藤井青銅直筆メッセージ入りしおり

・ラジオな日々【愛蔵版】制作過程の赤字入りゲラ(現物)

・ラジオな日々【愛蔵版】の帯に推薦者としてお名前を掲載

・藤井青銅「トークの教室」個人レッスン権

・【書店向け卸し用】ラジオな日々【愛蔵版】10冊セット(藤井青銅直筆サイン入り)


 

※記載は一例で、変更となる場合がございます。


 

当プロジェクトでは、この企画でしか手に入らない藤井氏自ら趣向を凝らした返礼品を、「いい人コース」「超絶いい人コース」「空前絶後にいい人コース」などの全10コースのバリエーションからお選びいただけます。



 

【メディア関係者お問い合わせ先】


 

双子のライオン堂

https://liondo.jp/


 

藤井青銅について

1955年山口県下関市生まれ。作家・脚本家・放送作家。23歳の時、第1回「星新一ショートショート・コンテスト」に入賞。以降、ラジオドラマ、テレビ番組、舞台脚本など多岐にわたり活躍。『死人にシナチク』シリーズなど小説も多数。ラジオ番組では『オールナイトニッポン』、『FMシアター』『青春アドベンチャー』などを担当。腹話術師いっこく堂のプロデュースや、バーチャルアイドル芳賀ゆいの仕掛け人としても知られる 。  


 

双子のライオン堂について

東京・赤坂にある選書専門店。「100年続く本屋」を目指し、作家や研究者が未来に残したいと考える本を中心に、新刊・古本・読書グッズを販売。読書会やトークイベントなど、本の販売だけでなく、様々な活動を通じて本の魅力を発信している 。


 

【クラウドファンディング「うぶごえ」について】

クラウドファンディング「うぶごえ」(https://ubgoe.co.jp/)「あなたの初期衝動を、かたちにする」クラウドファンディングプラットフォームとして、掲載者の手数料負担は0%に、パートナー(購入者)からのシステム利用料で運営、掲載者は集まった金額の100%をプロジェクトにお使いいただける手数料システムを採用しております。


 



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企業情報

企業名 双子のライオン堂
代表者名 竹田信弥
業種 新聞・出版・放送

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