八尾製鋲が韓国の「コリアビルド2025」に出展。市場開拓へのチャレンジに向けて、可能性を視野に収める。

八尾製鋲株式会社（大阪府河南町・河野伸幸CEO）では、去る2月19日～22日、大韓民国ソウル近郊のコヤン（高陽）市において開催された、「コリアビルド2025」に出展をいたしました。「コリアビルド2025」は、建築・建設・インテリアに関する製品やサービスなどの情報を総合的にコンテンツ化し、ひとつの会場で当該分野のトレンドを余すところ無く実感できることをコンセプトに掲げた、韓国最大規模の専門見本市です。弊社はこれまで、韓国市場に向けての取引に関し、目立ったボリュームの実績を有しておらず、今般、グローバル進出を強化するに当たり、もっとも近い距離に位置する韓国へも、ビジネスのウィングをさらに伸ばすことを企図。その手始めとする目的で出展を行いました。実際、展示ブースを設けてそこからヒトとモノのリアルに接した収穫は大きく、高付加価値型の木用ビスが市場に見当たらず、その空隙にシフトすれば、弊社の擁するタピックスにとって、恰好の需要源となり得る可能性を見出したことが特記されます。一方、韓国の都市部では、高層型マンションへのニーズが戸建てを大きく凌いでおり、そのような市場特性への最適化をはかるという課題も浮上し、製品開発の次元から新たに戦略を組み立て、中長期のタイムレインジを見据えつつ、韓国を弊社の主力市場へと育み上げたいと考えます。