
【新刊】『食の属国日本』を刊行します
三和書籍では、『食の属国日本 命を守る農業再生』を出版します。本書は、昨年の令和の米騒動の記憶も新しいなか、備蓄米放出で話題になっている、日本の農業の問題について、テレビのコメンテイターとしてもおなじみの鈴木宣弘東大特任教授が語っています。
2025年3月吉日
三和書籍 編集部
【新刊リリース】
報道関係者 各位
食の属国日本
命を守る農業再生
3月5日発売 定価1760円(税込)
鈴木宣弘(著) 三和書籍 刊
三和書籍では、『食の属国日本 命を守る農業再生』を出版します。本書は、昨年の令和の米騒動の記憶も新しいなか、備蓄米放出で話題になっている、日本の農業の問題について、テレビのコメンテイターとしてもおなじみの鈴木宣弘東大特任教授が語っています。
■ 農を守ることこそ真の国防
三和書籍(東京都文京区)では、『食の属国日本 命を守る農業再生』を発行いたします。本書は、現在、東大特任教授の要職にある鈴木宣弘氏の最新刊です。
「日本の農業は、世界で最も過保護である」と、日本国民に長らく刷り込まれてきた。
だが、実態は全く逆である。
「世界で最もセーフティネットが欠如している」のが、日本の農業なのである。
「対策はせずに疲弊させて、有事には罰金で脅して作らせればいい」わけがない。
■ 国民の命を守らず、米国の言いなり
なぜ、日本はこれほど命を守るのに脆弱な国になったのか。
その要因の一つは、「終戦直後から米国が日本を余剰生産物の最終処分場とし、貿易自由化を押し付けて日本人に米国の農産物を食べさせる政策を進めた」ことである。
米国農産物に量的に依存するようになったことで、それらの農産物に健康上の不安があっても文句が言えなくなり、「もっと安全基準を緩めろ」と言われると従わざるを得ないほどに依存が強まってしまった。
遺伝子組み換え表示は禁止され、ゲノム編集は野放しとなった。米国の言いなりである。
目次
第一章 今、何が求められているのか
第二章 自給率がなぜ重要なのか
第三章 今だけ、金だけ、自分だけの農業がもたらすもの
第四章 腰砕けの価格転嫁誘導策
第五章 多様な農業経営体からの後退
第六章 牛は水道の蛇口ではない
第七章 田んぼ「潰し」に七五〇億円
第八章 種をいかに守っていくか
第九章 農を守ることこそ真の国防
緊急レポート 令和の米騒動
著者略歴
東京大学大学院農学生命科学研究科特任教授・名誉教授。1958年生まれ。三重県志摩市出身。東京大学農学部卒。農林水産省に15年ほど勤務した後、学界へ転じる。九州大学農学部助教授、九州大学大学院農学研究院教授などを経て、2006年9月から東京大学教授、2024年から現職。1998年~2010年夏期はコーネル大学客員助教授、教授。主な著書に『農業消滅~農政の失敗がまねく国家存亡の危機』(平凡社新書、2021年)、『食の戦争~米国の罠に落ちる日本』(文春新書、2013年)、『世界で最初に飢えるのは日本~食の安全保障をどう守るか』(講談社、2022年)などがある。
————————— 本件についての問い合わせ先 —————————
三和書籍 編集長 小川潤二(おがわじゅんじ)
TEL 03-5395-4630 FAX 03-5395-4632 MAIL ogawa@sanwa-co.com
【三和書籍について】
本社:〒112-0013 東京都文京区音羽2-2-2
代表者:代表取締役 髙橋 考
設立:1989年8月26日
資本金:1000万円
Tel:03-5395-4630 Fax:03-5395-4632
事業内容:専門書を中心とした書籍・電子書籍の出版
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企業情報
企業名 | 三和書籍 |
---|---|
代表者名 | 髙橋 考 |
業種 | 新聞・出版・放送 |
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