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【和の匙が誕生】新たなカトラリー「Ten」が2025年2月12日、第99回東京インターナショナル ギフト・ショー春2025にて正式発売

 大正初期から職人たちが代々守り続け、長年にわたりお客様に愛されてきた【月桂樹】。発売から100年以上が経過し、新たに次の100年も愛される洋食器を目指す開発プロジェクトが始動。①新たなスタンダードの探求②機能美の追求③技術の継承と革新。3つのポリシーを掲げ、新商品開発を進め、第1号となる【Ten】が誕生しました。本商品は弊社の新たなフラッグシップ商品としての位置付け。着物柄や日本画、日本家屋の美しさをデザインに取り入れた新しい「和の匙(さじ)」です。2025年2月12日から開催されるギフト・ショー春2025にて正式発売いたします。本商品は、正式発売に先立ち、都内単独POPUPを重ね、エンドユーザー様からの声を直接伺う新たな試みをふまえて誕生しています。この機会にぜひご来場いただき、弊社の取り組みをご覧ください。

 

◆開発プロジェクトについて◆

 大正初期から職人たちが代々守り続け、長年にわたりお客様に愛されてきた【月桂樹】。発売から100年以上が経過し、新たに次の100年も愛される洋食器を目指す開発プロジェクトが始動。

 

①新たなスタンダードの探求

 欧米由来の洋食器を進化させ、「和の匙」を生み出すことが1つの答えであると考え、創業宝暦元年まで遡り、「和」を感じさせる要素を模索しました。着物柄や日本画技法、日本家屋の美しさを参考にデザインしました。

②機能美の追求

 日々の技術革新で、製造現場は人から機械へと変わりつつありますが、洋食器製造には、いまだ機械化できない職人の技が必要な工程があります。美味しさに影響を与える口あたりや、使いやすさを決める手触りなど、【機能美】を生み出す工程のひとつである「研磨工程」です。

③技術の継承と革新

 現在「研磨工程」は、後継者不足や定着率の低下により、その当たり前が揺らぎつつあります。価格やデザインの奥にある作り手の技術と誇りに注目してもらいたいと考え、1世紀にわたり【継承】し、【進化】させてきた手磨きの技術に焦点を当て「職人の技が見える」商品をつくりたいと決意しました。

◆新商品【Ten】について◆

自然と「和」を感じる持ち手

 日本の美を日用品として表現することをコンセプトに開発。着物柄「江戸小紋五役」の“大小霰(だいしょうあられ)”と、日本画技法「隈取り(くまどり)」による“ぼかし”を融合させ、越後の雪景色を表現しました。さらに、日本家屋の梁の力強さをヒントに、手にしっかりフィットする安定感のある持ち手を実現しました。

新商品【Ten】デザートスプーン(ブラック×ミラー仕上げ)

ヘッド裏に刻まれたホールマーク

 燕物産の歴史と職人の誇りを象徴する「ホールマーク」をヘッド裏に刻印。これは従来品にはない新たな試みです。曲面に刻印を施すには、成形、研磨ともに高度な技術が求められ、熟練の職人による繊細な加工が不可欠です。デザインには、創業1751年から法人化するまで使用されていた屋号「金物屋の吉右衛門」を意味する「かなきち」を採用し、8代目・捧吉右衛門の直筆を刻みました。

ヘッド裏に刻印されたホールマーク

 

「研磨職人が見える」同じものはない仕上げ

 職人の手技が模様として浮かび上がる仕上げを開発。「磨く」「削る」「剥ぐ」という研磨技術を駆使し、一本ごとに異なる表情を生み出しました。特に「剥ぐ」技法は金属洋食器業界では前例がなく、繊細なコントロールが求められる部分的な色残しは、機械では決して再現できない手磨きならではの技です。

ブラック×ミラー仕上げ

 

美しさと機能性を兼ね備えた表面処理

 熟練の研磨技術を活かした模様を際立たせるため、イオンプレーティング加工を施しました。従来のメッキ加工とは異なり、変色の心配がなく、自動食洗機にも対応。さらに、耐摩耗性が高く傷がつきにくいため、美しさが長く保たれます。

新商品【Ten】フルラインナップ(カッパー×ミラー仕上げ)
新商品【Ten】フルラインナップ(カッパー×オールサテン仕上げ)
新商品【Ten】フルラインナップ(ブラック×ミラー仕上げ)
新商品【Ten】フルラインナップ(ブラック×オールサテン仕上げ)
新商品【Ten】フルラインナップ(ブルー×ミラー仕上げ)
新商品【Ten】フルラインナップ(ブルー×オールサテン仕上げ)

◆展示会について◆

日本金属ハウスウェア工業組合の合同出展としてギフト・ショー春2025に参加いたします。

会場|東京ビッグサイト 南展示棟 南4ホール LIVING&DESIGN

弊社ブース番号|南4-T21-08

期間|2025年2月12日(水)~14日(金)

住所|〒135-0063 東京都江東区有明3丁目11−1

 

◆商品詳細◆

Tenの由来

起承“転”結の「転」に着目。

日本が開国後、文明開化や明治維新を経て西洋文化を受け入れた歴史を辿りながら、次の転機となる洋食器を目指してこの名前を命名しました。「技術の発展」や「和柄の点」、「寄り添う」意味も込めています。

専用ギフトボックス
商品名 Ten (読み方:てん)

アイテム

全長

価格(税込)

デザートナイフ(220mm)    6,600円

デザートフォーク(191mm)  5,500円

デザートスプーン(191mm)   5,500円

ティースプーン(140mm)      4,400円

ヒメフォーク(141mm)            4,400円

※専用ギフトボックス1,100円

 

カラーバリエーション

全6種類

・ブラック×ミラー ・ブラック×サテン ・ブルー×ミラー ・ブルー×サテン

・カッパー×ミラー ・カッパー×サテン

材質 18-8ステンレス ※海外では18-10ステンレスとして通用する材料を使用
その他加工 イオンプレーティング加工
その他特筆事項

・食洗機対応

・強力な酸性・アルカリ性洗剤、漂白剤の使用は避けてください。変色、損傷、劣化の恐れがあります。中性洗剤での使用をお願いします。

・研磨布やペースト、スチールたわしなどで表面を擦らないでください。傷、剥がれの原因となります。

・電子レンジ、直火はご遠慮ください。

◆燕物産株式会社について◆

創業1751年。新潟県燕市にて金物商「捧吉右衛門商店」からスタート。

114年前に洋食文化の到来とあわせて、国産のカトラリーを開始。金属洋食器専門メーカーに転身し代々続けて参りました。洋食が一般化する前の文明開化の時代から100年、職人が守り続けてきたカトラリー“月桂樹”が代表商品です。

 

私たちが製造するカトラリーは、誰もが知り、必ず使う生活必需品。

赤ちゃんの一口目から生涯寄り添うカトラリーを創る“匙屋に徹す”を企業理念に、自社ブランドだけでなく、OEMまで幅広く対応しています。主に、ホテル・レストランをはじめプロ市場向けに製造販売。近年は、ギフト、ノベリティー、コラボ企画などさらに業務範囲を拡大しています。

 

これからもお客さまの食に生涯寄りそい続けます。

左)専務取締役 捧開維(11代目) 右)代表取締役社長 捧和雄(10代目)


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企業情報

企業名 燕物産株式会社
代表者名 捧 吉右衛門
業種 その他製造業

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