「JICA中小企業・SDGsビジネス支援事業」に採択フィジー国で社会問題解決とビジネス化の実証調査をJICA支援のもとで次ステップへ挑戦
株式会社ネオス(本社:福岡県福岡市中央区大名1-4-1、代表取締役:稲田哲将)は、独立行政法人国際協力機構(以下JICA)の2024年度「中小企業・SDGsビジネス支援事業(JICA Biz) ビジネス化実証事業」に採択されました。JICAの同事業においては2023年度「ニーズ確認調査」から2年連続での採択となります。今回のプロジェクトでは、引き続きフィジー上下水道公社(Water Authority of Fiji、以下WAF)と連携し、AIを活用した水道メーター検針アプリ「SNAPPY」の実証調査を行います。本事業では、フィジーの水道インフラの課題である検針ミスの削減、業務効率向上、および収益安定化を目指し、現地の水道検針業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進します。
【フィジーの水道検針が抱える課題】
フィジーでは水道メーターの検針が手入力で行われており、検針データの誤りが約10%に及ぶことが課題となっています。この誤りを修正するためにチェック作業が必要であり、業務負担が増加しているだけでなく、水道料金の適正な請求が困難になっているのが現状です。また、WAFは無収水率(収益につながらない水の割合)が約29%に達しており、水道料金請求の適正化と業務効率化は急務となっています。
【ネオス検針アプリ「SNAPPY」による解決方針・導入期待効果】
ネオスが開発した「SNAPPY」は、スマートフォンとAI画像認識技術を活用し、水道メーターの検針業務をデジタル化するアプリです。「SNAPPY」の導入により、フィジーの水道検針業務において以下の成果が期待されます。
検針業務の効率化:作業時間を大幅に削減
誤検針の防止:AIによる自動認識で、検針ミスを最小限に
収益改善:水道料金の正確な請求により、無収水の削減に貢献
これらの改善により長期的インフラ改善、持続可能な水道事業の実現へ貢献します。
【フィジーでの実証実験の内容(予定)、今後の展望】
JICAの支援を受け、ネオスはWAFと連携しパイロット展開を行い、以下のステップで「SNAPPY」の実証を行う予定です。
現地業務に合わせたカスタイマイズと検証
・ 既存業務フローや要望に合わせたカスタイマイズ実施とその検証
システム連携と業務フローの最適化
・ 検針データとWAFのシステムとの連携、業務フローの調整
導入効果の検証
・ 誤検針率の低下、検針時間の短縮、業務コスト削減の効果を測定
また、大洋州のハブ国であるフィジーでの成功事例をベースに、その後はサモアやトンガなど他の島嶼国への展開も視野に入れています。
【製品(SNAPPY)概要】
製品名:SNAPPY(スナッピー)
主な機能:
・ AIによる水道メーターの数値自動認識
・ スマートフォンで撮影するだけで検針可能
・ クラウド連携でリアルタイムデータ管理
導入メリット:業務負担軽減、コスト削減、データ管理の効率化
【株式会社ネオスについて】
社名:株式会社ネオス
本社所在地:福岡県福岡市中央区大名1-4-1
代表取締役:稲田哲将
事業内容: 住宅、不動産会社向けシステム・DXツールの開発、運用
設立: 1999年1月
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企業情報
| 企業名 | 株式会社ネオス |
|---|---|
| 代表者名 | 稲田哲将 |
| 業種 | ネットサービス |









