Samsung Galaxy S24シリーズ発売後3週間における販売台数を発表〜欧州と米国で需要が高く、発売3週間の売れ行きはS24が上回る〜

S24とS24 Ultraの販売台数は、前年同期比52％増で販売台数の5分の1以上を占めたS24 Plusに比べ、比較的横ばいでした。

「今年のSamsungのフラグシップ機種では、なんといってもS24 Plusが飛び抜けている。」カウンターポイント社シニアアナリストMinsoo Kang氏はコメントしています。さらに「価格がまさにスイートスポットにはまっている。買い替えの促進も機能し、最適化されたAIを搭載した機種を探していた新規ユーザーにもアピールできた」と続けています。

Galaxy Plusシリーズの快走は、デバイス上での最適な体験を提供するために、高性能なハードを用意することの重要性が高まっていることを示しています。実際、この機種は、大規模言語モデルに最低限必要な12GBのDRAMを搭載しています。デバイス体験の素晴らしさは、Samsung S24シリーズ発売時の大きなセールスポイントとして謳われていました。

図: Samsung Galaxy S24シリーズとS23シリーズのグローバル市場における販売台数比較・販売開始3週間

出典: カウンターポイント社Global Weekly Smartphone Tracker

地域別に見ると、特に西欧、韓国、米国でGalaxy S24シリーズの予約注文が殺到し、それぞれ、前身機種と比較して28%、22%、14%の増加となりました。

「Galaxy S24シリーズのグローバル市場全体での伸びは一桁台だが、それでも一桁の後半である。そして、Samsungの最大の市場である米国では10%台の半ばだ。2月が厳しい時期であったことを考えると、この数字は堅調な数字であると言える。」カウンターポイント社北米担当リサーチディレクターJeff Fieldhack氏はこう語っています。そして「現在が、GenAIスマートフォンのブームのほんの始まりに過ぎないことを考慮すると、さらに大きな成長に向けて助走距離は十分にある」と結んでいます。

本プレスリリースに関する詳細並びに情報は、こちらからご覧いただけます。

https://www.counterpointresearch.com/research_portal/samsung-galaxy-s23-vs-s24-unit-sales-first-three-weeks-of-launch/

今回の発表は、チャネル情報、POSデータ、ディストリビューターアンケート調査、公開データなどボトムアップデータソースとトップダウンリサーチの組み合わせによるカウンターポイント社独自の調査方法で実施したものです。 (調査時期：2023年1月1日～2024年2月18日)

【カウンターポイント社概要】

Counterpoint Research HKはTMT（テクノロジー・メディア・通信）業界に特化した国際的な調査会社である。主要なテクノロジー企業や金融系の会社に、月報、個別プロジェクト、およびモバイルとハイテク市場についての詳細な分析を提供している。主なアナリストは業界のエキスパートで、平均13年以上の経験をハイテク業界で積んだ経験を持つ。

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