ベトナムの学校給食事業へ学校給食用保温食缶を寄贈～ベトナムの子どもたちの未来を給食でサポート～

機械

　株式会社中西製作所（東証スタンダード：5941、本社：大阪市生野区､代表取締役社長：中西一真）は､有限会社CTMサプライ・ベトナム様を通じて、ベトナムの小中学校へ当社製品の学校給食用保温食缶を寄贈しました。

　株式会社中西製作所（東証スタンダード：5941、本社：大阪市生野区､代表取締役社長：中西一真）は､有限会社CTMサプライ・ベトナム様を通じて、ベトナムの小中学校へ当社製品の学校給食用保温食缶を寄贈いたしました。

当社は、2023年12月18日にベトナムで行われた寄贈式に出席いたしました。

【寄贈内容】

　スープ用、ご飯用、おかず用の学校給食用保温食缶　各20個（合計60個）

【寄贈先】

①ゴックソン公立小学校（Ngoc Son elementary school）　　

　給食の配食数（喫食数）：200食　　　　　

　学校の住所：ハイズオン省ハイズオン市ゴックソン村ゴックソン村落　　　　　　　　　　　　　

②ニーチャウ公立小学校（Nhi Chau elementary school）　　

　給食の配食数（喫食数）：265食　　　　　

　学校の住所：ハイズオン省ハイズオン市ニーチャウ街区 3ブロックマイゴー通り64番　　　　　　　　　　　　　　　

【支援の背景】

　ベトナムの学校給食は、子どもたちへの食料供給を目的とし、1977年に幼稚園で初めて導入され、1980年には小学校でも開始されています。2014年時点でホーチミン市の小学校で90％の学校で給食を実施しています。1）

　このようにベトナムでの給食文化は根付きつつありますが、JICAの2020年更新の栄養プロファイルによると、子どもの低栄養に関する数値は全て農村部で、子どもの過体重は都市部で多くなっており、べトナム内での格差が課題となっています。2）これらの課題を解決すべく、株式会社CTMサプライ様はベトナムに現地法人を設立し、日本式の学校給食や食育の普及、食品衛生の啓発に取り組んでいます。

　当社は「いただきますの未来をつくる」をコーポレートスローガンに掲げており、学校給食を主力事業としています。今回、株式会社CTMサプライ様の事業を知り、日本式学校給食の普及を通して「だれもが公平に、良い教育を受けられる」社会の実現に向け、学校給食用保温食缶を寄贈する運びとなりました。

【今後の展望】

　当社は、学校給食や外食事業向け厨房機器の製造・販売を主力事業としています。食に関わる企業として、企業版ふるさと納税制度を通じて地方自治体の少子化対策や次世代育成への寄付に取り組んでおります。

　今回の海外市場への当社製品の寄贈を含め、今後も日本に留まらず、海外市場への展開・社会貢献を行います。また、これらの取り組みを通し、SDGsの「2．飢餓をゼロに」、「3．すべての人に健康と福祉を」、「4．質の高い教育をみんなに」の目標の達成を目指します。

　これらの取り組みから、学校給食事業におけるアイデアの創出や、お客様への付加価値の提供と繋がるよう努めてまいります。

◆株式会社CTMサプライについて

　2004年に設立。公立校の学校給食を中心に、学校・一般給食委託業務を営み、現在東京の23区で1200校のうち22校を担当しています。2019年に合弁会社CTMサプライ・ベトナムを設立し、ベトナム北部にあるハイズオン省ゴックソン小学校で日本式学校給食の提供を始めました。3）

【給食事業の概要】

・対象自治体：ハイズオン省ハイズオン市

・べトナムの現地法人名：英文会社名：VIET NAM CTM SUPPLY COMPANY LIMITED

（日本語読み：CTMサプライ・ベトナム）

◆株式会社中西製作所について