パーキンソン病患者の幹細胞治療を開始!静脈内と脊髄腔内への並行投与

特定認定再生医療等委員会にて新宿皮フ科が実施する自己脂肪由来間葉系幹細胞を用いたパーキンソン病の治療が了承された。 これにより、医療法人ネオポリス診療所 新宿皮フ科にて幹細胞を用いたパーキンソン病の治療が12月から開始予定。

パーキンソン病治療のため韓国で開発された幹細胞治療法が東京で実施されるようになった。昨今、患者が増え続け、難病ともされているなか、治療の選択肢が増える事となる。

 

最先端幹細胞バイオ企業の(株)JASCは、協力病院である新宿皮フ科が特定認定再生医療等委員会(以下、「委員会」という。)にて審査を受けた『自家脂肪由来間葉系幹細胞を用いたパーキンソン病に対する治療』の治療了承を得たと20日に明らかにした。

 

12名の専門委員で構成されている委員会は、審査に必要な科学的根拠となる資料に基づき厳正な審査を経て「パーキンソン病の治療に対する提供計画」の審査を最終的に全員一致で了承とした。その後、提供計画は関東信越厚生局へ届け出がされ、正式に受理された。


受理された幹細胞治療のプロトコールは、㈱JASCまたはバイオスター幹細胞研究院から培養された幹細胞を、協力病院にて静脈内に1.5~2.5億セルと脊髄腔内に0.5億セル投与を1回とし、2~4週の間隔で5回実施する計画である。
また、治療は日本で行われるが、国籍関係無く誰もがこの治療を受けることが可能だと言う。

 

治療法を開発したバイオスター幹細胞技術研究院の院長であるラ・ジョンチャン博士は「この度、了承を得ることができたのは、今まで当研究院の技術によって開発され、実施されてきた数々の再生医療の実績があったからのこと」と話し、「特にバイオスターの特許技術を用いて培養した幹細胞を静脈内と脊髄腔内投与することで、神経細胞に対して抗細胞死および抗炎症作用などの働きにより症状の改善が期待される」と述べた。

 

日本では2017年時点で、約162,000人程度であり(「上巻第62表 総患者数、性・年齢階級 × 傷病小分類」-政府統計の総合窓口(2017年))、高齢化に伴い世界的にパーキンソン病が急増する状況は「パーキンソンパンデミック」と呼ばれ、警鐘が鳴らされている。

 

【本件に関するお問合せ先】

株式会社JASC

TEL:075-662-7171

E-mail:k.watanabe@jasc-inc.jp

URL:http://www.jasc-inc.jp/

〒601-8457

京都府京都市南区唐橋琵琶町20 番地 ラッセルビル



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企業情報

企業名 株式会社JASC
代表者名 羅 廷燦
業種 その他製造業

コラム

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