73.5%の女性がマスクの着用頻度が減少！最も“脱マスク”率が高いのは30代、28.1％がマスクを外したことで肌の調子が良くなったと回答！脱マスクの影響を調査

“顔パンツ”と呼ばれるほど定着したマスクの着用が3月から自己判断になったことを受け、マスクの着用状況や脱マスクによる肌状態の変化について調査しました。着用頻度は昨年の「6.4日／週」から「3.9日／週」へと大幅減。マスクを外すことで、20・30代は「ニキビ・吹き出物」、40代以降は「かゆみ」が減少したことも明らかになりました。

化粧品、医薬部外品、健康食品などの研究、開発、製造および販売を手掛ける株式会社セプテム総研（本社：大阪府大阪市、代表取締役社長：石神政道）は、2023年10月11日（水）、全国に居住する20歳以上の女性1,354名を対象に2023年8月～9月にかけおこなった、2023年夏のマスクの使用状況とマスクを外すことで肌状態がどのように変化したかに関するアンケートの解析結果を公表いたしました。

▼　セプテム総研｜公式サイト：https://septem-so.com/

▼　セプテム総研｜アンケート調査結果公開ページ：https://septem-so.com/questionnaire20231011/

■“顔パンツ”と呼ばれるほど定着したマスクの着用が、3月から自己判断に

2020年初頭より3年以上にわたって続いたコロナ禍。マスクを“顔パンツ”と呼ぶ表現が生まれるほど、人前でマスクを着けることが当然という生活を余儀なくされました。転換期を迎えたのは、2023年３月。屋内・屋外にかかわらず、マスク着用は個人の判断に委ねられることになりました。

そこでセプテム総研では、マスク着用が自己判断となって約6ヶ月経過した2023年8月～9月、マスクの着用状況やマスクを外すことが肌にどういった影響を与えているかをリサーチしました。

■マスクの着用頻度は、昨年の「6.4日／週」から「3.9日／週」へと大幅減

最初の質問は、マスクを外す機会が増えたかどうかについて。昨年よりマスクの着用頻度が減ったという回答は、73.5%にのぼりました。「とても減った」は20・30代では5割を超えているのに対し、60代以上は3割未満。年代により大きな差があることがわかりました。

具体的な着用頻度は、1週間のうち3.9日と昨年の6.4日より大幅に低下。また、外出する日の着用時間も3.9時間と、昨年の6.4時間に比べ格段に短くなっています。年代別に見ると、30代が着用頻度・使用時間ともに、最も脱マスクが進んでいることも判明しました。

■マスクをしないことで、20・30代は「ニキビ・吹き出物」、40代以降は「かゆみ」が減少

続いて、昨年よりマスクの着用頻度が「減った」と答えた方に対し、肌状態の変化について尋ねたところ、28.1％が「良くなった」と回答。20代は49.2%が「良くなった」と感じているのとは対照的に、60代以上はわずか23.0%と倍以上の開きがある事実が浮き彫りとなりました。「良くなった」と答えた理由としては、20・30代では「ニキビ・吹き出物が減った」、40代以降では「かゆみが減った」が1位となっています。

最後の質問は、昨年と比較したスキンケアの方法について。昨年よりも「ていねいにスキンケアするようになった」という回答は、20・30代は47.2％、40・50代は30.6％でした。20・30代は、肌の状態が「良くなった」という回答が多かった年代です。また、「良くなった」と回答した方は、スキンケアを昨年よりも「ていねいにするようになった」割合が高いことも判明。脱マスク化に加え、ていねいなスキンケアの効果も肌状態の改善に影響している可能性が伺える結果が得られました。