ハカレコ(コードスキャン式計量記録装置)が「2023年度グッドデザイン賞」を受賞
株式会社中西製作所のハカレコ(コードスキャン式計量記録装置)が、このたび2023年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。
□ 製品名称:ハカレコ(コードスキャン式計量記録装置)
□ 製品概要:ハカレコは、学校給食の調理施設に設置し、食缶を
秤に載せるだけでクラス毎の食べ残し量を計量・記録できる機器
です。計量から記録まで、日々の作業負担を軽減します。
食べ残し量を見える化し、子供たちが自分達の食べ残し量を知り、
食品ロスへの理解を深め、給食を残さず食べる様になる事で
子供たちが心身共に成長できる[食育]を実現する事を目的としています。
□ デザイナー:株式会社PRODUCT158 和田圭亮
株式会社中西製作所 横山慎一郎
□ デザイナーからのコメント:
製品の特徴の一つである「移動性」を最大限に生かすために、
「装置の印象を軽くする事」と「スリムでどこにでも配置しやすそうな
印象を持ってもらう事」を意識してデザインしました。
装置の構成要素をできる限り集約し、凹凸の少ないスッキリした
フォルムにまとめました。
□ グッドデザイン賞審査委員による評価コメント:
計量装置で食べ残しを計り記録するという行為は、子供の健康維持増進や食育、フードロス問題に対して果たす役割は
大きい。この装置本体のシンプルなフォルムは、計量から記録までの日々の作業負担を軽減化するために考えられた
機能的造形であり、簡易な操作性と衛生面についても深く考慮されており、メーカーの技術力とデザインに対する
意識の高さが感じられる。迅速な処理能力と高いユーザビリティを備えた製品であることを評価した。
□ グッドデザイン賞ウェブサイトでの紹介ページ
https://www.g-mark.org/gallery/winners/14221?text=ハカレコ
□グッドデザイン賞とは(http://www.g-mark.org/)
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
●株式会社中西製作所について(https://www.nakanishi.co.jp)
1946年に学校給食用のアルマイト食器の販売を目的に個人創業。その後食器洗浄機を開発し1958年より法人化。以降学校給食への厨房機器を中心に複雑な厨房機器をシステム化した柔軟な提案を得意とし、マクドナルドをはじめとした外食チェーン各社へも厨房機器を提供。
2022年4月より東京証券取引所市場の「スタンダード市場」に上場しています。
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企業情報
企業名 | 株式会社中西製作所 |
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代表者名 | 中西 一真 |
業種 | その他製造業 |
コラム
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