生きづらさに寄り添う物語「いのちのほとり」の出版に向け、クラウドファンディング挑戦中！

自死の多い時代。私たちは、そんな心を“ひとりにしない”物語「いのちのほとり」を世界に届けるためのクラウドファンディングキャンペーンを開始しました。

この物語は、なぜ生きるのか、なぜ死ぬのか、なぜ愛するのか、なぜ自分は自分なのか――そんな老若男女、誰もが抱える問いに寄り添い、読者の心に深い感動と共感を与えることを目指しています。

また、自分のための本としてでなく、弱った大事な人にもプレゼントしたくなるような、慈しみに満ちた物語は、手に取った人の孤独を癒し、生きていく希望になることでしょう。

クラウドファンディングを通じて、この物語の出版を実現するための資金を募集しています。皆様のご支援が、この物語を多くの人々に届け、心に響くメッセージを広める力となります。

プロジェクトページ：https://camp-fire.jp/projects/view/689660

キャンペーン期間：2023年8月31日まで

【書籍「いのちのほとり」について】

著者である私、咲 セリは大阪に生まれ、家庭でうまく愛情を受け取れない「愛着障害」として成長、数々の精神疾患名（強迫性障害、双極性障害、境界性パーソナリティ障害、不安障がい、てんかん）がつき、自殺未遂を繰り返していたところ、猫エイズと猫白血病を患う猫「あい」と出会い「命は何もできなくても、生きているだけで愛おしい」と知りました。その後、体が病気のあいと心が病気の私のことを綴った書籍を出版することになり、ＮＨＫなどから取材を受けたことがきっかけで自分の生きづらさを全国で発信することに。

これまで、生きづらさの自己開示本や、命のノンフィクション、マイノリティな人をテーマにした小説や精神科医との共著を出すほか、カウンセラー資格を取るなど、生きづらさ当事者だから寄り添える方法を、今まで模索してきました。

今回書いた「いのちのほとり」は、誰かに教えを届ける「実用書」ではありません。

その名の通り、あなたの「いのち」のほとり――

まわりにぽつんぽつんと、宿っているちいさな「生きづらさのヒント」です。

これを、ひとつ、ひとつ、つつみあげて、目の前に置いて、ひとりではなく一緒に考える。

そして、乗り越える力を手にする。

もちろん、悩んでおられる方ご自身がお読みいただくのも嬉しいですが、渦中にいるとき、なかなかそれに手を伸ばすことは難しいかもしれません。そこでプレゼントに。

なぜなら「いのちのほとり」は、本を読むことが苦手な方のための本でもあります。

長い物語は、本当に死にたいときには読む力もありません。

だから、もっと、シンプルな。

ストーリーとか、人間関係とか、表現描写とか、読むことに疲れる本じゃなくて、もう食べることもしたくないほど疲れた時、冷たい氷をぽとんと舌の上に乗せてもらったように、しみ込む「ほわん」とした、癒しの言葉を送りたかったのです。

【クラウドファンディングについて】 

今回のクラウドファンディングは、リターンが少し変わっています。

普通の「応援」だけでなく、生きづらい人と咲セリが交流する場として、メールカウンセリングをしたり、オープンチャットでお話したり、死にたい夜に待ったをかけるリターンを用意しています。

また、参加者全員のお名前が巻末に載るので、そこを見ているだけで、「自分もこの本を作ったんだ」と仲間を手に入れることができます。

クラウドファンディングに参加することで、みんなで一冊の本を仕上げ、世界に届ける企画です。

【書籍詳細】
・書籍名：いのちのほとり
・著者：咲セリ
・出版社：風鯨社 https://fugeisha.com/
・数量：初版1500部を想定
・商品サイズ：四六判変形サイズ（130mm×160mm）の上製本（予定）
・ページ数：160ページ程度（予定）
・電子書籍版同時刊行予定
 

「いのちのほとり」の出版に向けて、皆様の温かいご支援をお願い申し上げます。
本書を通じて、感動と希望を広げ、生きづらさや多様性の悩みに満ちた社会にあたたかい影響を与えていくことを共に成し遂げましょう。