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【報道資料】商業施設でアバター100体が登場!アバター共生社会に向けた実証実験を実施

ロボットアバターやCGアバター 100体が施設を案内します!アバター100実証実験『アバターまつり』 ~アバターとの会話や操作体験を通じて未来の新しい働き方を体験できます~

大阪産業局は、実証実験支援プログラムとして、株式会社国際電気通信基礎
技術研究所(ATR)などで構成されたムーンショット型研究開発事業 目標1
「誰もが自在に活躍できるアバター共生社会の実現」研究開発プロジェクト
(以下、「アバター共生社会プロジェクト」という。)が
2023年7月11日(火)~20日(木)に大阪・咲洲の複合商業施設ATCで
実施する「アバター100実証実験『アバターまつり』」を支援します。

また、実証実験実施支援に先立って7月10日(月)にメディア向け発表会・
デモンストレーションを開催します。

 

国では、ムーンショット型研究開発事業として、サイバネティック・アバター
(以下、「CA」という。)(注1)を介して人が時間や場所などの制約から
解放され、より自由に活躍できる「アバター共生社会」の実現をめざしています。
そして、その研究開発を担うのが、アバター共生社会プロジェクトです。
同プロジェクトでは、2050年までに「アバター共生社会」を実現することを
目標に、2020年からCAの研究開発に取り組んでいます。

 

本実証実験は、こうした研究開発のなかで、一般来場された方に「アバター
共生社会」を擬似体験してもらい、社会受容性の調査をするとともに、
体験者からのフィードバックを得ることを目的として実施します。

 

実証実験では、ATCの各所に配置された100体のCA(多種類のロボットアバターと
CGアバター)が、施設・店舗・イベントなどの案内や、アバター共生社会
プロジェクトの紹介、接客、警備などを行います。これらのCAは、ATC内に
設置された複数の遠隔操作室から人が遠隔操作して動かすほか、ATC以外の
国内外の施設からの遠隔操作も試みます。

 

遠隔操作は、ATCに来訪した一般の方と、同プロジェクトの参画機関が雇用した
一般の方が実施し、1人が複数体を操作します。そして、遠隔操作をした人と
CAと対話をした人からアンケートやヒアリングによって意見を収集し、
アバター共生社会の社会的受容性の調査と研究開発へのフィードバックを行います。

CA100体以上が公共空間で稼働する国内では珍しい試みとなります。

今後、アバター共生社会プロジェクトでは、実証実験を通して得た結果をもとに研究開発へのフィードバックを行い、「アバター共生社会」の実現に向けた取り組みを進めていきます。

 

本プログラムでは、今年度も引き続き、全国から実証実験を募集しています。
また、本実証実験は大阪産業局も事務局メンバーとなっている咲洲プレ万博の
公式プログラムとして実施します。そして、「未来社会の実験場」をコンセプトとする
2025年の大阪・関西万博に向けて、実証実験支援の取り組みを積み重ね、
大阪における新たなビジネス創出に取り組んでいきます。

 

※(注1)「身代わりとしてのロボットや映像等を示すアバターに加えて、
人の身体的能力、認知能力及び知覚能力を拡張するICT技術やロボット技術を
含む概念」で、Society 5.0時代のサイバー・フィジカル空間で
自由自在に活躍するものをめざしています

※メディア向け発表会・デモンストレーションの詳細は、下欄をご参照ください。

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■ 実証実験概要

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<実施名称>
アバター100実証実験「アバターまつり」

<実施主体>
ムーンショット型研究開発事業
目標1「誰もが自在に活躍できるアバター共生社会の実現」研究開発プロジェクト

萩田紀博氏(大阪芸術大学 学科長・教授)をムーンショット型研究開発事業
目標1プログラムディレクター、石黒浩氏(大阪大学大学院基礎工学研究科 教授)を
プロジェクトマネージャーとして、株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR)などが
参画。2050年までに「アバター共生社会」を実現するため、サイボーグやアバターとして
知られる一連の技術を高度に活用し、人の身体的能力、認知能力及び
知覚能力を拡張するサイバネティック・アバター技術を、社会通念を踏まえながら
研究開発を推進しています。
詳しくはホームページ( https://www8.cao.go.jp/cstp/moonshot/sub1.html )を
ご覧ください。

<実証実験の検証項目>
○遠隔操作を体験した人
CAの操作性やコミュニケーションなど、遠隔から社会参加する際のメリットや
課題に関するフィードバックを得る。

○CAとの対話を体験した人
CA体験を行い、人とのコミュニケーションの違いや、CAによる社会参加の是非なども
含めたフィードバックを一般市民の目線から広く収集する。

<実施日>
○2023年7月11日(火)~20日(木)

<実施場所>
○ATC(大阪市住之江区南港北2-1-10)

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■ メディア向け発表会・デモンストレーション概要
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実証実験に合わせて、メディア向けに「アバター100実証実験『アバターまつり』」
の発表会・デモンストレーションを開催します。当日は、プロジェクト全体の
説明や本実証実験の概要ついての説明を行います。
また、実際に稼働するアバターを使ってデモンストレーションを実施します。

参加を希望される方は、7月7日(金)15時までに下記のフォームにて
お申込みください。
個別取材や個別撮影も可能ですので、ぜひ、ご参加いただけますと幸いです。

○日時:2023年7月10日(月)10:00~13:00(9:30受付開始)
▼10:00~10:50
・第1部:概要説明・質疑応答

▼11:00~11:50
・第2部:デモンストレーション
→ロボットアバター・CGアバターが動いて案内します
→ロボットアバター・CGアバターの操作を体験できます

▼12:00~13:00
・個別取材

○会場:
▼第1部:
アジア太平洋トレードセンター(ATC)ITM棟10階
大阪デザイン振興プラザ(ODP)多目的ホール
アクセス:https://www.osaka-design.co.jp/about/access
(大阪府大阪市住之江区南港北2-1-10)

▼第2部:
ATC ITM棟2階および3階

○申込 https://forms.gle/zuF1GGpvCGwP99p9A

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【参考】

<咲洲プレ万博>
「大阪・関西万博へ向けた機運醸成」「出展企業や参加企業の支援」「万博を
契機とした新しい時代に向けたビジネス支援」を目的に実施する、
官民連携によるプログラムです。年間を通じてテクノロジーやSDGsに関連した
展示・商談会や体験イベント、セミナーなどを開催します。
また、地域全体で実証実験の受け入れを行い、未来社会につながる新しい
製品・サービスの共創を支援します。
詳しくは、ホームページ( https://sakishima-pj.jp )をご覧ください。

<ソフト産業プラザTEQS>
大阪市が設置する、IoTやAIなどの先端テクノロジーを活用した製品・サービスの
開発を行う中小企業を支援する施設です。公益財団法人大阪産業局が運営しています。
詳しくは、ホームページ( https://teqs.jp )をご覧ください。

<IoT・ロボットビジネス実証実験支援プログラム>
大阪咲洲の複合商業施設「ATC」と大阪舞洲のスポーツ施設を実証フィールドとして
実施する、開発・改良に必要な実証実験の支援プログラムです。
詳しくは、ホームページ( https://teqs.jp/experimentation )をご覧ください。



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企業情報

企業名 咲洲プレ万博実行委員会
代表者名 手嶋耕平(事務局)
業種 旅行・観光・地域情報

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