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そばの歴史、文化、健康…すべてが丸わかり【書籍発売『一日一杯、幸せになるかけそば』】

平成出版株式会社は『一日一杯、幸せになるかけそば』 (石原せいじ 著)を3月20日に発売しました。本書はそば屋のオーナーによる、国民食のそばにまつわる歴史、文化、健康法などの88のトピックを網羅した一冊です。

◆そばの歴史は古い?

そばの歴史はとても古く、縄文時代の地層からそば粉の化石が見つかっており、1万年前から日本人はそばを食べていたそうです。さらに江戸時代にはそば文化が花開き、江戸の町中に3760ものそば店があったそうです。そこには現在に通じる要素も見えます。そばをすするのは食卓が低かったためと言われています。さらに、当時のそばつゆは今よりも塩気が濃いため、ちょっとだけそばにつけてすする風習も生まれたそうです。本書ではこうしたそば好きにはたまらないうんちくが満載です。

 

◆ポイントを絞った構成

本書は見開き2ページで1トピックが取り上げられています。ポイントとなる記述は太字で強調されており、さらに末尾には一言で内容の説明が紹介されています。

ちょっとした短い時間の読み物としても最適です。まさに、お蕎麦屋さんでそばを注文して待つ間に読むのもぴったりの一冊です。

 

◆文学やアニメ作品にもそばが登場

そばと日本人、日本文化の関わりはとても深いものです。本書では夏目漱石の文学作品「吾輩は猫である」のほか、押井守の『紅い眼鏡』『うる星やつら』などサブカルチャー作品に至るまで、あらゆる場所に出てくるそばが取り上げられています。気になる作品に触れて見ても良いでしょう。

 

◆そばは健康食?

本書ではそばの健康効果についても解説がなされています。どんなトピックがあるでしょうか。

・そばは疲労回復やダイエットに効果アリ(疲労回復に必要なアミノ酸が豊富なほか、たんぱく質の多さに比して低カロリー)

・腸活にも効果アリ(そばのたんぱく質は食物繊維のように働く、意外なものが見えないところで重要な働きをする)

・そば湯、そば茶にも栄養がたっぷり(野菜不足などで取りにくいカリウムがそば湯には豊富に含まれている)

・天ぷらそばは完全栄養食(そばのビタミンBに加え、野菜の天ぷらにはビタミンC、Dが豊富。魚介天ぷらからはたんぱく質を摂取)

まさに身近に存在する食品であるそばはいいことづくめであると言えるでしょう。

 

◆そばのスペシャリストによる解説

著者の石原せいじさんは5店舗を展開するそば屋、そば懐石店の本店、世田谷そば石はらの店主であり、株式会社石はらの代表取締役を務める人物です。もともとお客さんと話すことが好きで、そばにまつわる質問が投げかけられたことで、そばに関する雑学の知識が拡がっていったといいます。いわば、そばのスペシャリストによる究極の1冊と言えます。そば好きはもちろん、そばの歴史を知りたいといったちょっとした興味を持つ人にも最適なです。

 

【書籍情報】  

『一日一杯、幸せになるかけそば』 (2023年3月20日発売)

¥1540(税込)

Amazonページ短縮URL: https://onl.bz/76wKvEz



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企業情報

企業名 株式会社天才工場
代表者名 吉田浩
業種 新聞・出版・放送

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