世界中・日本中どこにいても夫婦が共にキャリアを重ねていける社会を目指す「Dual Career Anywhere」設立

【団体設立背景】
「パートナーの転勤」により退職する女性は毎年推定2万人。また退職後、再就職の際には8割の女性が非正規雇用者となっています。※　

この状況を変え、パートナーの転勤に帯同している期間も自分が望む形でキャリアを継続できる人を増やし、「世界中・日本中どこにいても夫婦が共にキャリアを重ねていける社会」を実現するために任意団体を設立しました。私たちの活動は、SDGsの目標5「ジェンダー平等を実現しよう」、目標8「働きがいも 経済成長も」の達成に貢献するものであり、団体設立を3月17日みんなで考えようSDGsの日としています。

【活動内容】

① 転勤者パートナー向けキャリアサポート（For 転勤者の勤務先企業様）
転勤希望者の減少・転勤による社員の離職やエンゲージメント低下にお悩みの企業様に、転勤する社員のパートナー向けのキャリアサポートに関する情報提供・支援を行います

②転勤帯同中のキャリアサポート（For パートナーの勤務先企業様）
転勤帯同による女性社員の離職や、休職によるキャリアブランクにお悩みの企業様に、転勤に帯同する社員向けのキャリアサポートに関する情報提供・支援を行います

③情報発信（For 社会全体）
社会全体に対し、転勤がパートナーのキャリアに与える影響や課題、先進事例の発信などを通じて、広く認知いただけるよう取り組みます

【代表メッセージ】
リモートワークの進展に伴い、場所にとらわれない働き方はとても身近になりました。また、人的資本経営やダイバーシティの浸透により、仕事と個人・家族の幸せを支援する企業の動きも多く生まれています。パートナーの転勤というライフイベントと自分自身のキャリアの両立を、当事者だけでなく関わる企業、社会がともに実現することで、より多くの夫婦が自分らしくキャリアを重ねていける社会を作っていきたいと思います。

【副代表メッセージ】
私自身の駐在帯同による離職がきっかけで、本帰国後の再就職の高いハードルを解消すべく運営している駐在妻専門の人材紹介事業CAREER MARKは2023年4月に3年目を迎えます。海外では柔軟にキャリアを継続できるよう、新しい制度や運用をスタートしている企業が増えている一方、残念ながらCAREER MARKには以前と変わらず就業意欲はあるにも関わらず会社の制度がなく退職をせざるを得ない、という方の登録が日々増えています。
未来に向け、パートナーの転勤に左右されずキャリアを継続できる社会のしくみを実現するDual Career Anywhereの活動は、CARRER MARKの事業と同様に今の社会に大変重要なものと認識しております。企業にとっては人材不足の解消に、また一人一人にとっては自分らしくキャリアを重ねることができるような世の中になって欲しい、そんな思いで当団体の活動に取り組んでいきます。

※慶應義塾大学経済学部教授　太田聰一「夫の転勤による女性の無業化について」

Dual Career Anywhereについて
【団体概要】

会社名：任意団体 Dual Career Anywhere
代表：加治屋真実
副代表：鎌田薫
設立：2023年3月17日
HP：https://dualcareer-anywhere.amebaownd.com/
note ：https://note.com/dual_career_pj

twitter : https://twitter.com/dualcareer0317

【お問い合わせ先】
以下フォームからお問い合わせください。
https://tayori.com/form/8a1bf5183df168228b731b584cdfab5243668119/