宅配のコロナ不安は大幅減少も、自宅の玄関開けに不安を抱く人が7割突破~相次ぐ宅配業者を装う犯罪で“宅配セキュリティ”への意識高まる~

郵便受け・宅配ボックスシェアNo.1の株式会社ナスタは、宅配便を利用している男女1000人を対象に、昨年「宅配に関する防犯意識調査」を実施、宅配便を利用する人々がどのようなことに不安を感じ、どのような防犯対策を行っているのかを調査しました。今月第2弾として継続調査を実施し、玄関まわりの防犯に関する意識調査の結果をまとめました。

 郵便受け・宅配ボックスシェアNo.1※1の株式会社ナスタ(本社:東京都港区、代表取締役兼CEO:笹川順平 以下、ナスタ)は、宅配便を利用している男女1000人を対象に、玄関まわりの防犯に関する意識調査を行いました。

 

 2022年8月に発表された国土交通省の調査※2によると、2021年度の宅配便取扱個数は49億個を超え、年々増加を続けています。ともない、置き配の普及で荷物の受け取り方も多様化し、昨今では宅配業者を装った強盗や殺傷事件なども起こっており、家の前で他人と対面することに対して不安を感じることが多くなってきました。

 そこでナスタは、昨年「宅配に関する防犯意識調査※3」を実施、宅配便を利用する人々がどのようなことに不安を感じ、どのような防犯対策を行っているのかを調査しました。約1年が経過した今、宅配便を利用する方々の防犯意識がどのように変化したのかをまとめました。

 

■調査結果概要

・玄関を開ける際不安70.8%(前回調査より2.1ポイント増)、初めてみる配達員や業者が訪ねてきた時の不安増

・荷物の対面受け取り不安59.9%(前回調査より10.2ポイント増)、コロナ不安大幅減少も配達員を装った犯罪多発で不安増

・モニター(カメラ)付きインターホン設置で防犯対策、相次ぐ宅配業者を装った事件で防犯意識高まる

 

■調査結果詳細

【結果①】玄関開けの際不安7割、初めてみる配達員や業者の訪問による不安増

 玄関を開ける際、70.8%の人が不安を感じたことがあると回答(「よくある」「ときどきある」「まれにある」の合計)。前回調査から2.1ポイント増加しました。不安を感じた場面は、「約束のない来訪だった」が60.5%で最も多くなりました。つづく「初めてみる配達員・業者が訪ねてきた」は39.3%と前回調査から3.1ポイント増加、「玄関をあけたら勝手に中まで入られた」という経験をした人は前回調査と同じく6.4%おり、16人に1人が勝手に家の中に入られた経験があることが分かりました。

 

【結果②】対面受け取り不安約6割、配達員を装う犯罪増が理由

 荷物を対面で受け取ることに対して59.9%の人が不安を感じたことがあると回答(「よくある」「ときどきある」「まれにある」の合計)。前回調査から10.2ポイント増加しました。不安を感じた理由は、「配達員を装った犯罪が増えているから」が77.5%と最も多く、前回調査から10.7ポイント増加、昨今の宅配業者を装った強盗事件が多発していることが背景にあるようです。逆に「市中感染などのリスクがあるから」と回答した人は30.7%と前回調査から21.8ポイント減少、コロナ禍における感染リスクによる不安は軽減した結果となりました。

 

【結果③】インターホンで防犯対策3割強、防犯していない1.3ポイント減少

 現状行っている防犯対策は「モニター(カメラ)付きインターホンの設置」と回答した人が34.4%と最も多く、「特になし」と防犯対策をしていないと回答した人は30.9%と前回調査から1.3ポイント減少しました。さらに、宅配業者を装うなどの手口で住宅に押し入る強盗事件が相次いでいるニュースを見聞きし、防犯に対する意識に変化があったかどうかを調査した所、73.8%の人が防犯意識が高まったと回答(「非常に高まった」「やや高まった」の合計)。昨年と比べて、宅配便利用者の防犯意識が高まっていることが分かりました。

 

 置き配など荷物の受け取り方が多様化し、宅配業者を装った強盗事件など、犯罪の手口も変化してきたことで、宅配便を利用する人々の玄関まわりの防犯意識が高まっていることが分かりました。

 大型メール便対応ポスト・宅配ボックス・防犯カメラ搭載インターホンなどの普及を通じて“宅配セキュリティ”を高めることで、ナスタは物流課題の解決だけでなくホームセキュリティ強化を促進させ、生活者の皆様へ安全安心をお届けする製品開発に取り組んでまいります。

 

※1 ナスタ調べ(2022年郵便受け・宅配ボックス市場シェア数及び実績販売数量より推計)

※2 出典:国土交通省プレスリリース(https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha04_hh_000255.html

※3 参考プレスリリース:「宅配に関する防犯意識調査2022」(https://www.nasta.co.jp/news/2022/2022041201.html

 

■調査概要

調査対象者:宅配便利用者

調査時期:2023年2月7日~2月8日

調査方法:インターネットリサーチ

調査人数:1000人(男性501人、女性499人)

対象年齢:20代201人/30代199人/40代200人/50代199人/60代以上201人

 

【お願い】本リリース内容(調査結果等)の転載にあたりましては、「ナスタ調べ」という表記をお使いいただきますようお願いします。

 



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企業情報

企業名 株式会社ナスタ
代表者名 笹川 順平
業種 建築

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