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ソプラノ歌手カルメン・アパリシオと旅するスペインのオペレッタ - サルスエラ名曲集 -

福岡を拠点に異文化交流活動をするラテン文化センター ティエンポ(所在地:福岡市中央区大名1-15-11 Daimyo11511ビル 3F、代表:サンティアゴ・エレーラ)の団体設立25周年を記念し、スペインからソプラノ歌手カルメン・アパリシオを招へいし、2023年2月11日 (土) 当団体館内のティエンポ・ホールにて、スペインのオペレッタ "サルスエラ" 名曲集を開催いたします。

福岡で初のスペインのオペレッタ サルスエラ公演!

 

オペラ、オペレッタ、ミュージカルと並び、世界的に人気を博しているスペインの伝統舞台芸術 “サルスエラ”。17世紀にスペインの首都マドリッドで誕生したこの歌劇ジャンル “サルスエラ”は、当時の庶民階層の社会的現実をテーマにした作品が多く、上級階層の間で楽しまれたオペラに対して、上演時間や幕数の短さ、覚えやすい曲のテーマや手頃で安価な入場料金によって、大衆層の間で成功を収め、瞬く間にスペイン全土、そして中南米へと広まっていきました。
 

今回、ラテン文化センター ティエンポの設立25周年を記念し開催する本公演では、プラシド・ドミンゴ、モンセラート・カバリェと共演歴のあるスペインのオペラ界を代表するソプラノ歌手カルメン・アパリシオを迎え、アンダルシア地方の“サルスエラ”をテーマに、『アディオス・グラナダ』をはじめとする名曲の数々をお楽しみいただきます。
歌、ピアノ、アンダルシア発祥の舞踊フラメンコのエッセンスを織り交ぜたステージで、皆さまを魅惑のスペイン “サルスエラ”の世界に誘います。

 

【サルスエラとは】

サルスエラは、歌、台詞、音楽、演劇、舞踊で構成されるスペインの伝統芸術です。その歴史は17世紀まで遡ります。当時のスペイン王の別邸が周囲を茨 (Zarza / サルサ)に囲まれていたことから、「サルスエラ宮殿」と呼ばれていました。フェリペ4世は、その宮殿に芸人を招き歌や演劇、舞踊などを楽しんでいましたことから、サルスエラ宮殿で演じられる音楽劇をサルスエラと呼ぶようになったと言われています。やがてサルスエラは大衆の娯楽として生活習慣や民謡などを題材に数多くの抒情的な作品が世に出され、今でもスペインの伝統芸術舞台として多くの人を楽しませています。

 

【カルメン・アパリシオ】

スペイン、マドリッド出身。1987年、マドリッドのサルスエラ劇場で上演された『リゴレット』でデビューし、テノール歌手アルフレード・クラウスと共演。1990年には、ホセ・タマヨ指揮『サルスエラ・アンソロジー』でプラシド・ドミンゴ、モンセラート・カバリェと共演、日本を含む世界各地で公演を行う。1993年、フランシスコ・ヴィーニャス国際歌唱コンクールで入賞し、奨学生としてキジアーナ音楽院でイタリアの偉大なテノール歌手カルロ・ベルゴンツィに師事。

サルスエラでは、『ラ・レボルトーサ』の陽気なマリ・ぺパ役から、『ラバピエスの理髪師』の知的でお喋りなパロマ役、『ラ・ロサ・デル・アサフラン』の真面目なサグラリオ役、『ラ・ドロローサ』の悲痛なヒロイン ドロローサ役まで、多様なキャラクターを演じ上げ、歌唱力のみならず女優としても高い評価を得ている。
これまで『修道女アンジェリカ』、『フィガロの結婚』、『愛の妙薬』、『カルメン』、『ドン・パスクアーレ』など多数の歌劇で主要な役を務め、特に『ラ・ボエーム』ヒロインのミミ役では歌唱後に観客からスタンディングオベーションが巻き起こり、評論家からは満場一致で「最も役に適した声」と大絶賛された。2009年には、『トスカ』のトスカ役でローマデビューを果たし、名声を博する。豊かな声量と格調高い歌唱、美しい舞台姿でスペインオペラ界の第1線で活躍するソプラノ歌手である。

 

【出演者】

カルメン・アパリシオ (Carmen Aparicio / ソプラノ歌手)

アルフォンソ・クラビオット (Alfonzo Craviotto / テノール歌手)

パウリナ・フローレス (Paulina Flores / フラメンコ舞踊家)

窪田 脩子 (ピアノ)

 

 

【開催概要】

■ タイトル: ソプラノ歌手カルメン・アパリシオと旅するスペインのオペレッタ - サルスエラ名曲集 -
■ 開催日: 2023年 2月11日 (土)  開場:17:15 / 開演: 17:45
■ 場所: ティエンポ・ホール (福岡市中央区大名1-15-11 Daimyo11511ビル 3階)
■ チケット料金: 前売券:2,500円 ※入場時別途ワンドリンクチケット代 (500円)
《チケット取り扱い》 ラテン文化センター ティエンポ事務局 (福岡市中央区大名1-15-11 Daimyo11511ビル 3階)
《総合企画・主催》 ラテン文化センター ティエンポ (特定非営利活動法人 ティエンポ・イベロアメリカーノ)

 

【ラテン文化センター ティエンポについて】
1997年の団体設立以来、福岡を拠点に、舞踊・音楽・アート・言語・食といった様々な角度から文化交流活動を行っているNPO法人。
「違いを分かち合う」を合言葉に、特定の国や文化、スタイルに縛られることなく、自由な発想で、人と人の結び付きが起こりうる体験の場を生み出す多彩な活動を行っている。

国籍・言語・文化の違いを超え、人が生きた言葉を交わし合い、音楽をともに楽しみ、手を取り合って踊る楽しさを共有することにより、"互いの違いを尊重し合い、新たな価値観・人生観を吸収しながら「なりたい自分」に近づいていく"。
そんな真のコミュニケーションが体験できる場を提供していくこと。
このコンセプトをベースに、これまで福岡から全国、世界へと活動の幅を広げている。

 

所在地:〒810-0041 福岡市中央区大名1-15-11 Daimyo11511ビル 3F

代表者:理事長 サンティアゴ・エレーラ

設立:1997年 5月

Tel:092-762-4100

URL:https://tiempo.jp/



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企業情報

企業名 NPO法人 ティエンポ・イベロアメリカーノ
代表者名 サンティアゴ・エレーラ
業種 その他サービス

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