Power Automate for desktop 外部リンク機能を用いた自動実行プログラムのリリースについて

Power Platformの活用による業務改善支援を手掛ける株式会社ASAHI Accounting Robot 研究所（山形県山形市、CEO 田牧大祐）は、2022年7月4日よりPower Automate for desktop 向けの新サービスとして、「Power Automate for desktop スターター」（以降PAS）の提供を開始します。

経緯

Power Automate のクラウドフローと連携する事で、様々なクラウドサービスをトリガーとして Power Automate for desktop のデスクトップフローを実行できますが、フォルダー監視を行う際には、サブフォルダーの監視が出来なかったり、スケジュール実行では祝日を実行させないために独自に処理を組む必要があるなど、はじめて Power Automate を導入するユーザーにとっては大きな壁となっていました。
そこで当社では Power Automate for desktop の2022年6月のバージョンで追加された外部リンク実行機能(External Link)を活用することで、Power Automate のクラウドフロー以外からの デスクトップフロー実行 に対応し、よりユーザーが使いやすくなるような仕組みとしてPASを開発いたしました。

機能

PASを用いることで、Power Automate for desktop のフローの自動で実行を行うことが可能です。

 

・フォルダ監視機能（ファイルトリガー機能）

　指定されたフォルダを監視し、ファイルの格納をキャッチしてフローの実行を開始します。
　サブフォルダーの指定、ワイルドカードによるファイル名の条件指定も可能です。

 

・スケジュール機能

　指定した日時での実行、指定した曜日での実行の2つを設定することが可能です。

　曜日を指定する場合には、曜日（複数可）と実行時刻を設定することができ、普段のルーチンワークの自動化に貢献します。
　また開始時刻、終了時刻、実行間隔を指定することもでき、9時～18時まで1時間ごとにフローを実行することができます。

　また事前に祝日を設定しておくことで、フローの自動起動を制御することも出来ます。

 

・多重実行制御

　Power Automate for desktop の 2022年6月のアップデートでは、１つのフローを実行している最中は、別のフローを実行できない仕様となっていますが、本プログラムで用いて実行した場合は、プログラム内でキューにため、順次処理を行います。

 

・簡単なスケジュール設定

　起動設定はExcelを用いた設定のため、非常に簡単に設定できます。

価格

エンドユーザー向け

プログラム販売価格　９万円（税別）

年間保守費用　　　　３万円（税別）

 

販売店・ベンダー向け

お問い合わせください。

 

・プログラム購入から3か月間は無償でのバージョンアップを行うことが可能です。

・年間保守にはプログラムのバージョンアップと、メールによるサポートが含まれます。

・当社のサポートをご契約いただいているお客様はプログラムを無料でご利用いただけます。またアドバンスサポート以上をご契約のお客様は保守も無料でご利用いただけます。

・ご利用には Power Automate per user with attended RPA plan が利用PC分 必要です。

・入力変数を用いたフローは実行できません。

 

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株式会社 ASAHI Accounting Robot 研究所について

本社：〒990-0034　山形県山形市東原町2-1-27

代表者：代表取締役　田牧大祐

設立：2019年1月

URL：https://asahi-robo.jp

業務内容：

・Power Automate for desktop の導入支援、運用サポート、フロー開発代行

・Power Platform、Azure Cognitive Services を活用した業務効率化支援

・汎用AI OCR「AISpect」、通帳専用AI-OCR「AISpectSR」の開発、販売