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デザインを勉強したい人はデザイナーだけじゃない VUCA時代に必要な「デザイン活用」の新しい学び合いの場を ~デザイン事務所の一角を開放したスクール定期開催へ~

「地場産業を未来につなげ、豊かな文化を残す」を掲げる株式会社RW(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:稲波 伸行)は、「デザインをもっと楽しく、もっと深く」活用するためのイナバデザインスクールを4/7(木)に開校。約25名が参加し、デザイナー・学生・行政職員・マスメディア・企業など様々な職種の方が集まりました。デザインをする人・デザインを頼む人をまぜこぜにして学び、相互理解を促すことで起きる化学反応を楽しむ場として、第二回目は4/26(火)19:00〜に開催いたします。

■背景:リカレント教育の高まり、求められるデザイン力

 「人生100年時代」と言われる中、従来の働き方やビジネスのあり方が大きく変化しています。そんな中、リスキリングに代表される学び直し(リカレント教育)が必須となっています。

 また2018年に経産省・特許庁からデザイン経営宣言が発表され、デザイン経営に積極的なほど売上が成長している*1というデータも出ており、産業競争力を高めるために「デザイン」の重要性は高まっています。

 企業も個人も何かをする時にはデザインするという概念が頭に浮かぶ時代。しかし実際にどうすればよいのかわからないという声も多く、発注側にもデザインリテラシーを要するシーンも増えてきました。社会人の学び直しの分野として、スキルを得る場は増えていますがデザインを事業で活かすという視点の学びの場はまだまだ少ない状況です。

 一方デザイナーも、従来のように専門領域だけでは仕事が円滑に進みにくくなっており、若手育成においても課題となっています。混沌とした現代において必要とされる「デザイン活用」を模索するためにもデザイナーとデザインを発注する側の相互理解を含めたデザインの越境学習が必要だと考え、本スクールを開校しています。

*1公益財団法人日本デザイン振興会「日本企業におけるデザイン経営の取組み状況(2020)

■参加者の声:こんな場所がほしかった

 4/7(木)に開催した第1回目ではロゴデザインの実践を行いました。参加者からは「プロの視点に触れられる機会がほしかった」「デザイナーの視点を学ぶことで、デザインを頼む側のコミュニケーションが変わると感じた」「デザインという軸で、多種多様な職種の人と出会える場は有意義」などの声があり高い満足度を得ました。SNS投稿には次回こそ参加したいという期待も集まっています。

■イナバデザインスクール 第2回 「チラシからレイアウトデザインを学ぶ」

開催日時:2022/4/26(火) 19:00〜

開催場所:RW事務所(名古屋市中区錦2-11-13 長者町トランジットビル2A)

参加費:無料

参加者:先着15名 / 企業見学枠 2社

申込先:http://ptix.at/Dgk04A(Peatix)

第2回目はチラシのレイアウトデザイン。

一般の人でも作る機会が多いチラシやA4サイズの資料。見やすさや伝わりやすさを追求するデザインの視点を吸収し、実践することでデザインが持つ力をより体験してもらいます。

■今後の展開:デザインのDIY教室のような場を目指して

 「DIY」がブームから文化として定着したように、デザインにおいても、プロの技術やノウハウに触れ実践的な挑戦が出来る場が求められていると感じています。デザイン活用に対して高まるニーズに応えることで、現代における「デザインの在り方」を追求し、日本のデザインリテラシーをあげる一助となっていきたいと考えています。

 5月以降も毎月テーマを変えて開催予定。今後も地場産業や一次産業を取り巻く課題など世の中ゴトと連動したデザインスクールを目指していきます。

■イナバデザインスクールとは:デザインの新しい学び合いの場

 デザインする側とデザインを頼む側が相互理解し、増幅しあえる場を目指します。

 デザインリテラシーの向上や、事業構造の理解が深められる機会の提供だけでなく、社会に実際起きている「課題」や、これから生み出したい「未来」について、デザインの視点でブラッシュアップすることにも取り組みます。

[参加対象者]デザインに困っている組織の人/デザインに縁がなかった業界/実践が少ない若手デザイナー/学生/行政関係者/デザインに触れたい一般生活者/デザインに興味がある全ての人

■株式会社RWについて      

代表取締役:稲波伸行  |  本社所在地:名古屋市中区2-11-13長者町トランジットビル2A

パーパスは「地場産業を未来につなげ、豊かな文化を残す」

あらゆるデザイン資源を活用し、クライアントの求める姿をともに伴走し目指しています。大事なのは「デザインした先」をきちんと作れるかどうか。その先に、より良い社会づくり、地域づくり、モノづくり、仕組みづくりがあるという想いで取り組んでいます。 

事業内容:ブランディング支援、デザイン制作 公式サイト:https://www.rw-d.jp/

 

伝統産業従事者は、1979年の28.8万人から2018年には6.2万人に減少しています*2。一貫して減少傾向は続いています。伝統産業の減少と同じくして、地域に息づくさまざまな営みや文化も担い手不足や時代の変化の対応がうまく出来ず失われるスピードは上がっていると感じています。工夫によってはできれば残せたものが残らずに失われるという環境下、未来を変えるデザインの力が貢献できると考えています。 *2一般財団法人伝統的工芸品産業振興協会 「現在の伝産業界の情勢」より

■稲波伸行プロフィール

株式会社RW 代表取締役

”愛でマチを変える” 株式会社こものデザイン研究所 取締役(本社:三重県菰野町)

岡崎ビジネスサポートセンター デザインアドバイザー  / 名古屋芸術大学 非常勤講師

1975年三重県菰野町生まれ。名古屋芸術大学美術学部デザイン科卒業。大学時代の生死をさまよう経験からデザインにのめり込む。イギリスでの交換留学を経て、課題解決に向き合う真摯さだけでなく、人をワクワクさせる楽しさの両輪がデザインに必要であると学ぶ。

デザイナーとして活動するだけでなく、流通会社の立ち上げや、地域コミュニティをつくるNPOの立ち上げにも参画。「意匠や形」といった狭義のデザインだけでなく、課題解決としての広義のデザインの実践を追求し続ける。現在は、日本の地域に根づいてきた文化をこれからの時代にも紡いでいくための「広義のデザイン」に取り組んでいる。

企業や事業の価値の再定義に伴走し、ミッション、ビジョンの構築や、新規事業の立ち上げ、事業の運用までサポートしている。



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企業情報

企業名 株式会社RW
代表者名 稲波伸行
業種 広告・デザイン

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