ユニオンズ戦記
※このリリースは当サイトの会員によって投稿されたユーザー投稿のため、当サイト推奨のプレスリリースとは形式が異なる場合があります。
あっという間に消えた幻のプロ野球団! 1954年から56年までのわずか3年間、「高橋ユニオンズ」というプロ野球チームが 存在した。本書は、高橋ユニオンズの設立から解団までの主な歴史的動きと、新聞各社及びプロ野球連盟、球団オーナーたちの深謀遠慮を、綿密で執拗な取材と詳細な記述でまとめた、もう一つの「プロ野球史」である。

川島 卓也(著)
四六判
並製
508ページ
定価 3,500円+税
ISBN
978-4-7791-2788-5
ISBN 13
9784779127885
ISBN 10h
4-7791-2788-2
ISBN 10
4779127882
出版者記号
7791
Cコード
C0075
初版年月日
2022年3月
発売予定日
2022年3月14日
紹介
あっという間に消えた幻のプロ野球団!
1954年から56年までのわずか3年間、「高橋ユニオンズ」というプロ野球チームが
存在した。このチームに興味を抱いた著者・川島氏は、史的調査の過程で、夕刊「新大阪」(新大阪新聞社)の記者で、のちに作家となる足立巻一(小説「やちまた」)に
たどり着く。パ・リーグの存続をめぐり新大阪新聞社(黒崎貞治郎、小谷正一、足立等の記者たち)をはじめ大手新聞社や大映・永田雅一が大きな役割を果たしていた時代だった。1953年パ・リーグは7チームで構成されており、端数が生じるため、全チームが
揃う形での公式戦を開催できないでいた。そこで、勝率3割5分を切ったチームは、
強制的に解散という罰則を設けたが適用チームが現れることは無かった。
1954年、開幕前に高橋龍太郎をオーナーとして高橋球団が設立される。連盟は急造のため各チームから選手供出を申し合わせたが、集まったのは扱いに手を焼く選手や戦力外の選手たちばかりだった。チーム名は高橋が経営する大日本麦酒の商品「ユニオンビール」からつけられた。1955年、トンボ鉛筆と提携し「トンボユニオンズ」と改称するもわずか1年で解消となる。その1955年では、同球団所属のヴィクトル・スタルヒン投手が日本球界初の300勝を達成。スタルヒンは球団の契約選手第一号であった。1956年に、再び「高橋ユニオンズ」の名に戻ることとなり、また同じ1956年には慶大のスター選手、佐々木信也が入団。全試合全イニング出場、リーグ最多安打を記録する。
しかしその後、資金繰りが悪化し、8チームでの試合編成が多すぎたことから、
1957年に大映スターズに吸収され大映ユニオンズとなる。1957年2月、ユニオンズは
岡山県野球場で解団する。フェンスには「高橋ユニオンズ解団」と書かれた横断幕が貼られ、チーム全員で記念撮影をした後、選手一人ずつが他球団担当者の元へ呼ばれ、それが移籍先となったのであった。1958年、ユニオンズは、毎日オリオンズに吸収され毎日大映オリオンズとなるのであった。
本書は、高橋ユニオンズの設立から解団までの主な歴史的動きと、新聞各社及びプロ野球連盟、球団オーナーたちの深謀遠慮を、綿密で執拗な取材と詳細な記述でまとめた、もう一つの「プロ野球史」である。
目次
第1章 憧憬
第2章 邂逅
第3章 夢幻
第4章 糾合
第5章 矜持
第6章 軒昂
第7章 蒼茫
第8章 遠雷
第9章 光芒
第10章 智略
第11章 茫漠
第12章 遠謀
著者プロフィール
川島 卓也 (カワシマタクヤ) (著)
かわしま・たくや
愛知県名古屋市生まれ。理系大学院を修了し、
約10年間、電機メーカーに勤務。
その後、叔父の会社を引き継ぎ経営者となり、現在に至る。
彩流社について
本社:〒 101-0051 東京都千代田区神田神保町三丁目10番地 大行ビル6階
代表者:竹内淳夫
創業:1981年1月14日
資本金:13,450,000円
TEL:03-3234-5931
FAX:03-3234-5932
事業内容:書籍・電子書籍の出版
ログインするとメディアの方限定で公開されている
お問い合わせ先や情報がご覧いただけます
添付画像・資料
添付画像をまとめてダウンロード
企業情報
| 企業名 | 株式会社 彩流社 |
|---|---|
| 代表者名 | 竹内 淳夫 |
| 業種 | 新聞・出版・放送 |
コラム
株式会社 彩流社の
関連プレスリリース
-
「まち裏」文化めぐり――[東京下町編]
2022年12月12日 14時 Cユーザー投稿
-
DMAT看護師になりたい
2022年11月8日 10時 Cユーザー投稿
-
いつか来るとわかっていた介護 その現状と映画
2022年10月28日 14時 Cユーザー投稿
-
アンドレ・ジッドとキリスト教
2022年10月28日 13時 Cユーザー投稿
株式会社 彩流社の
関連プレスリリースをもっと見る









