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【インタビュー】 音楽業界の同志、副田信隆氏(Ryugen)と冨田修氏。10年以上ぶりに再びタッグを組む⁉︎

幼馴染であり、同じ音楽業界で活躍してきた同志でもある副田信隆氏(Ryugen)と冨田修氏。10年以上それぞれ別々の道を歩んでこられた二人だが、今回再びタッグを組むということで、楽曲制作の裏側やこれまでの二人の関係性や今後の展望について話を伺った。

●今回、2人で楽曲制作を行うことになったきっかけについて教えてください。

副田氏(以下副)「ASHOPEというアイドルグループがデビューするにあたり、WE HOPE 4 ENTERTAINMENTの代表である赤間薫氏より新曲の依頼を受けたことがきっかけです。2022年2月にZepp Fukuokaでのお披露目ライブを行う予定ということで相談があり依頼を受けたのが2021年12月でしたので、急な話ではありました。その後すぐに曲は完成したのですが作詞をどうしようかと考えていたところに修のことを思い出しました。修は、昔からアイドルに作詞を提供をしていて、女の子たちを可愛く魅力的に見せる歌詞を書くのがとても上手いんです。しかも、仕事が早い。だから、修なら安心して頼めると思い、相談したところ、快諾してもらえました。」

冨田氏(以下冨)「そうですね。確かに急な話ではあったのですが、久しぶりにRyugenと仕事がしたいと思いましたし、ASHOPEの子たちも同じ九州からこれからデビューして頑張るということで応援したい気持ちも強かったので、作詞の依頼はすぐに受けさせていただきました。」

●今回制作された楽曲について教えてください。

副「先ほども話しましたが、今回楽曲依頼があったのは、ASHOPEという10代~20代の3人の女の子で構成されているアイドルグループです。Universal Musicのイングルーブスに所属が決まっています。今回デビュー後初舞台と聞いているのが、Zepp Fukuokaという大舞台でしかもHKT48や元日向坂46といった先輩アイドル達も参加する大規模イベントです。すでにFMからつではレギュラー番組を任されて頑張ってはいるようですが、いきなりメジャーからのリリース、大規模イベントでのお披露目ライブを控えており、3人のプレッシャーはとても大きいと思います。しかし、せっかくならそこを乗り越えて上を目指してもらいたい、それを応援したい、という気持ちがあり、その思いを込めて作ったのが今回の曲となります。可愛くポップというアイドルらしさがありながら、内には力強さも秘めている。僕はそういう3人だと思っているので、この曲とともにプレッシャーに負けずに頑張ってもらいたいですね。」

冨「Ryugenらしい曲だというのが第一印象ですね。長い付き合いですし、10年ほど前までは一緒に活動していたこともありRyugenの気持ちはすぐに伝わりました。なので今回は、その思いを受け止めて僕も作詞をさせていただきました。曲を聞いてからはすぐにイメージが沸いて、すぐに歌詞を書くことができました。彼女たちの魅力を引き出し、彼女たちと一緒に成長しながら、たくさんの人に愛される曲になってほしいと思います。」

●お二人についてもも少し教えてください。

副「地元の中学校の同級生です。同じクラスになったことをきっかけに知り合いました。」

冨「はい、その通りですね。中学2年生の時です。」

●お互いの第一印象を教えてください。

副「印象は悪かったですよ。まぁ、その理由は、ここでは話せませんが(笑)。だから、最初からすぐに仲が良かったわけではなかったんです。ただ、共通の音楽が好きということがわかり、CDの貸し借りをするうちに仲良くなっていったような気がします。」

冨「僕は最初はクールな奴だと思いましたね(笑)。ただなんだかんだ話すようになって、仲良くなっていったような気がします。」

●知り合って音楽活動を始めるに至ったきっかけについて教えてください。

冨「自分が誘いました。当時はヴィジュアル系バンドが大人気で、バンドをしたら女の子にモテるんじゃないかと思ったというとても不純な動機です。結局全くモテなかったんですが(笑)。僕はGLAYのTAKUROに憧れてギターを始め、GLAYのコピーバンドを始めるためにRyugenに声を掛けました。そこからの腐れ縁です。中学、高校3年間ずっと一緒にバンド活動を行い、いろんなところでライブなど、結構精力的に活動しましたね。その後はバンドは解散したんですが、僕は作詞、Ryugenは作曲を仕事にしながら、時には一緒に曲を作るなどもして、それぞれの道を進んできた感じです。」

副「僕も女の子にモテると思ってバンドの誘いに乗りました(笑)。音楽はそれまで縁がなく、楽器にも全然触ったことはなかったのですが、LUNA SEAのJのようになりたいと思い僕はベースを始めました。始めてからはとても楽しくて夢中になって毎日練習していたと思います。今ではそれが仕事になり、ここまで続いているなんて思うと自分でもすごいなと思います。そして、修とも結局今まで腐れ縁が続き、またこうして一緒に曲を作ることができるというのもありがたいと思っています。」

●今後二人はどのような音楽業界を目指したいと考えていますか。

副「今はデジタル化が当たり前の時代。僕たちの頃はCD全盛期だったので、世の中の移り変わりを強く実感してます。最近はLPも流行っていて、時代は回るとはいってもあの頃に戻ることはないでしょう。サブスクもあり、誰でも気軽に音楽が聴ける時代になったのはいいと思いますが、やはり音楽業界としては商業的には厳しい時代になっていますね。今後も、多くの人に自分たちの音楽を届けるにはどのような形での発信がいいのか、模索しながら活動していきたいと思ってます。」

冨「難しい質問ですね。僕もRyugenと同じ意見ですが、僕にできることは今後も多くの人に愛される音楽を作っていくだけだと思ってます。」

●4月から始まるというラジオ番組について教えてください。

冨「はい、4月からFMからつで1時間のラジオ番組を持たせていただけることが決まりました。話すのは好きなので、今からとても楽しみです。実はこっそり毎日物まねの練習などもやってます(笑)。」

副「それは知らなかった(笑)。でも、修は人見知りで愛想はないが、確かに話すのは上手いので楽しい番組が作れるんじゃないかと期待してます。僕も時々ゲスト出演させてもらいたいと思ってます。」

冨「伊集院光さんのラジオが好きであんな風に番組を作っていけたらいいと思ってます。また、リスナーと一緒に作り上げていきたいので、できるだけ参加型にしていきたいとも考えています。音楽の話はもちろんしていくと思いますが、それだけにならずいろいろなことに焦点を当てていき、トレンドも取り入れて話をしていきたいと考えています。具体的なプランについては今考えているところなので乞うご期待ということでよろしくお願いします。」

●たくさんの貴重な話をありがとうございました。

 この記事の読者や夢をもって頑張っている方へのメッセージがあればお願いします。

副「夢を持つことが難しくなっている時代だというのはわかっていますが、せっかくなら自分の夢をもってあきらめずに頑張ってもらいたい。チャンスは必ず巡ってくると思っているので、あとはチャンスが巡ってきたときにしっかり掴み取るかどうかだと思います。SNSの普及で世界へ発信することも簡単にできるようになっています。世界へ広く目を向けて頑張ってほしいです。何かあればいつでもご相談ください(笑)。ありがとうございました。」

冨「長年生きてきて感じるのは、やはり人との出会い、縁が大切だということ。Ryugenとの中学からの腐れ縁が続いているのもまた1つですね。人との関係が希薄になってきている時代ですが、だからこそ、人との出会い、繋がり、縁を大切にしていってもらいたいと思います。ありがとうございました。」



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企業名 Japan Media Place
代表者名 田口大輔
業種 エンタテインメント・音楽関連

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