コロナ禍で前年比2桁成長の食品業界のEC化を後押し！ 北王流通㈱ 食品EC業者向けのサポートサービスを開始 ～EC化が進まなかった食品業界の課題解決を物流サービ

食品専門の物流サービスを提供する、創業41年目の北王流通株式会社（黒田英則代表取締役・東京都北区）は、グループ会社の株式会社北王フードベース（古瀬健二代表取締役・東京都北区）を通じて、食品業界のEC化率を高めるため、2021年10月より、食品EC業者向けに新たなサポートサービスを開始しました。同サービスは、開始時の倉庫賃料を3か月無料にし、顧客側の費用負担を減らすほか、物流の外部委託が初めての企業へは、必要な専門知識や、食品を安心・安全・高品質で届けるための各企業にそったコンサルティングも行っております。

プロジェクト担当者はこのように話しております。
「食品業界のEC化率は、その他物販系のＥＣ化率を比較して半分以下といわれておりました。当社は食品に特化した物流サービスを提供する企業なので、EC化が進まない業界の課題解決ができないものかと、コロナ前からEC化率を高められるような物流サービスの開発に力を注いでおりました。そもそもEC化が進まない原因の1つに、食品には複雑な管理形態が必要なことがあげられます。例えば、鮮度を維持するための物流拠点立地戦略や配送網の構築、また各商品に沿った冷凍・冷蔵・常温など適正温度での管理、また賞味期限や衛生管理など一般の商品と比較した際の工程数の多さは明確です。その分、配送料や管理料が高くなり、ECで販売した際の利益率をどう高めるのかという点も課題としてあげられています。ただそんな中、昨年のコロナの影響で、物理的な対面が控えられる中、この食品業界のEC化率が2桁台の成長を見せてくれています。その後押しになればと思い、ECを初めて始められる方にも導入しやすいサポートサービスを開始しました。」
 

また、サービス担当者はこのように話しております。
「コロナの影響で特に当社のお客様である飲食業界は大きな影響を受けました。そんな中、食品EC業界へ参入されるというお話を多く伺い、当社も昨年度よりECに特化した物流サービスのパッケージプランを作ってまいりました。ただ、物流専門の部署をお持ちの企業様ばかりではなく、個人で事業を行われているお客様など、物流サービスを始めて委託する場合も多く、まずはどんな条件や環境が必要なのか、値段設定を考えないといけないのか、など初期導入の壁が大変高くいらっしゃるご様子が見受けられました。そこで、食品物流に特化した物流サービスを提供している当社として、導入時のハードルを取り除けるようなサポート内容を装備し、現在ご提供しております。」
今後も経営理念「安心をつなぐ食品流通イノベーター」を体現していけるよう企業努力を続けていきます。

【北王流通について】 経営理念「安心をつなぐ食品流通イノベーター」を目指す
関東圏の食品物流に携わり32年を迎えた当社。業界の発展を目指し、従業員の働きやすい職場・制度づくりを推進し、ワーキングママ含む女性ドライバーも多数活躍。「効率改善手当て」（労働時間の削減量に合わせ支給）や「生産効率手当」（１時間当たりの生産性を高めると支給）も実施中。コロナ貸付制度やニューノーマル勉強会などwithコロナ化を推進中！

◇ 代表取締役：黒田英則 ◇ 本社：東京都北区王子2丁目30-2 井門王子ビル 7F
◇ 設立：平成2年10月（創業：昭和55年10月）◇ 従業員数：420名 ◇ URL：http://www.hrg.co.jp/