記念日に話し合う「FAMILOG」から対話機会を“日常”にする「みなものふたり」へリニューアル。

その他サービス

2021年8月8日（日）、対話ファシリテーションサービスFAMILOG（代表：神原沙耶）は、より継続的な対話の場を提供できるよう、「みなものふたり」にブランドリニューアルします。同サービスは、問いかけとグラフィックレコーディングによる対話の可視化を通して、パートナー同士の対話をファシリテートするサービスです。パートナー同士の信頼関係に強く影響する「対話量」「対話の質」を高めるため、過去45回以上の場を提供してきました。その過程でユーザーの方々から頂いたお声をいただき、より日常的・より継続的な対話の場づくりの必要性を強く認識し、今回のリニューアルに至りました。リニューアルによって、月額制のサービス提供、アフターサービスとしての対話コミュニティの運営、おふたりの間の対話の理想状態と現状を振り返ることができる「対話チェックシート」の開発・提供に新しく挑戦します。

記念日に話し合う「FAMILOG」から対話機会を“日常”にする「みなものふたり」へリニューアル。

定期的な対話機会に加え、独自の対話チェックシートによる振り返り機会とオンライン対話コミュニティを提供。

＊＊＊＊＊

■ブランドリニューアルによる変更点

「FAMILOG」からブランド名称を変更した「みなものふたり」は、

パートナー同士であるユーザーのおふたりが、より継続的に、より日常的に、より気軽に対話を通して互いの信頼関係を深めていけることを目的にリニューアルし、以下の変化をいたします。

１）サービス提供方法を、継続を意識したものにリニューアル

【これまで】結婚や出産などの記念日の新しい過ごし方として、単発の対話の場をご提供

→　【これから】毎月もしくは3か月に1度、定期的に対話を重ねていただける形式に

２）対話サービスと並行して、より日常的に対話に触れられるオンラインコミュニティをご提供

【これまで】対話セッションのご提供のみ

→　【これから】月に1度の対話セッションと並行して、対話コミュニティの場（名称：みなものベース）をご提供

コミュニティでは、ユーザー同士で日常的にパートナーとの関係について振り返る場をオンラインで開催。またSlack上では毎日1つの「問い」についてチャット上で意見交換を行うなど、パートナーシップという切り口で日常的に内省できる対話の経験を提供。

※対話コミュニティ「みなものふたり」詳細は以下

https://peraichi.com/landing_pages/view/minamonobase?_ga=2.209963349.1765934855.1627717918-1044832150.1625534842

３）ふたりの対話の理想と現状の振り返りを助ける「対話チェックシート」を独自開発

【これまで】パートナーのお二人が、その時話したいことをテーマとして設定していた

→【これから】セッションを実施する前から、セッションを継続する過程で「ふたりの対話を振り返る場」をご提供

対話をする前後と対話を継続する過程で、おふたりの対話の現在地を振り返られるよう、みなものふたりが独自に開発した「対話チェックシート」を用いた個別カウンセリングを実施。対話の現在地を可視化できることで、おふたりの目指す対話の状態や、継続して対話することによる変化を認識いただきやすくなります。

■なぜ今、リニューアルを実施するのか

【夫婦間の信頼関係の鍵を握る、会話時間と会話の質】

ハーバード成人発達研究のロバート・ウオールディンガー所長は、75年間の研究（※1）を経て、友人や家族、パートナーとの信頼関係の質を高めることは幸せな人生を送るために大切な要素であると結論づけています。特にコロナにより「孤独」が問題視される昨今は、より重要な観点です。

家族、特に夫婦間の信頼関係についての調査(※2）によれば、配偶者への満足度は結婚期間が5年以上になるにつれて低下し、特に妻から旦那への満足度が大きく低下傾向にあるとのこと。この満足度は会話量にも関係があり、結婚5年以上で1日の会話時間は83.9分から54.5分へと30分近くも減少していることが分かっています結婚5年未満の平均会話時間は83.9分／日、5年以上は54.5分／日に減少。量の減少だけではなく、会話

の質についても、結婚期間が長くなるにつれて子どもについての会話がメインになり、本当は話したいと回答している「夫婦2人の将来」が十分に話せていないということでした。

上記の調査に加え、みなものふたりユーザーの方からは以下のお声を頂いています

【ユーザーのみなさまからの声】

※みなものふたりでは、セッション終了後1～２か月後を目安に、ユーザーのおふたりと振り返りインタビューを実施してきました。以下はその際に頂いたご意見です。

「セッションを記録したグラフィックレコーディングを見返すと、変わっている部分があるなという気づきがあった。こういった変化があることを認知していることが大事だと思ったし、そのためにも、単発ではなく継続的に対話することは大事 だと思う。」

「思いこまない、対話する、こじれたら解きほぐす。という3つは幸せなパートナーシップに本当に必要なことだと感じています。これは習慣によって保たれるもの だと思うので、こじれたときに「あ、いかんいかん」と立ち直れる機会として継続的に活用したいと思います。」

こうしたユーザーの方々からのご意見を踏まえ、以下の価値を実感いただけるようにリニューアルすることに致しました。

●「対話の時間」を、より日常的に、継続的に楽しめる 機会を得ることができる

●対話の時間では、「ふたりの将来」や「自分自身のこと」など、自分たち以外に対しての議論ではなく、お互いの考えや気持ち・想いを共有 することができる

●継続する過程の変化を振り返られる機会 を得ることができる