地域コミュニティでの高齢者見守りを支援するアプリ＆サービス「Lax」（旧名称：いるかメール）の一般提供を開始します

イデア・フロント株式会社（東京都文京区、代表取締役：内田斉、以下「イデア・フロント」）は、2021年7月7日より、一人暮らしや要支援の高齢者をご近所の住民の方々や町内会、介護サービス事業者等が見守る「地域見守り活動」をサポートするアプリ＆サービス「Lax（ラックス）」のサービス提供を開始いたします。

 

Laxとは

　当社は、4年にわたり科学技術振興機構（JST）社会技術研究開発センター（RISTEX）の研究開発プロジェクトに参画し、田園調布学園大学、千葉工業大学と共同で、地域で効果的な高齢者見守り活動を立ち上げ、定着させるソリューションの研究開発に取り組みました。「Lax」はその中核となるスマートフォンアプリ＆サービスで、次のような機能と特長を備えています。

・ 近隣住民の方や介護サービススタッフ等が見守り役になり、見守り対象の高齢者の様子を確認した時に、スマートフォンから簡単にご家族や関係者へ見守り報告を送ることができます。

・ 見守り報告の内容は「心配ありません」、「少し気になります」、「確認してください」の3択＋コメントで、３ステップのかんたん操作で報告ができます。

・ 対象者にあらかじめQRコード付きカードをお渡ししておけば、面会時などに専用アプリ「Laxルポ」でQRコードを読み込んで、さらに簡単に報告を行うことができます。

・ 見守り報告は、あらかじめ登録した対象者のご家族や地域の関係者にメール、LINEメッセージ、プッシュ通知（Androidスマホのみ）で配信することができます。

・ セキュアな認証、データベースの暗号化など、情報セキュリティを踏まえた設計をしています。

 

Laxの利用イメージ図

 

　「Lax」は、地域見守り活動に取り組む市町村や自治会、住民ボランティア団体での利用のほか、各種の高齢者介護事業所やコミュニティカフェなどでの見守りサービスにもご利用いただけます。また、見守り対象の高齢者がスマートフォンをお持ちであれば、かんたん操作の見守り対象者用アプリ「Laxダイアリー」から毎日の体調をセルフ報告して遠隔地のご家族に届ける家族内見守りにご利用いただくこともできます。（個人でご契約いただくこともできます）

 

　Laxは、研究開発プロジェクトにご協力いただいた、横浜市港北区と川崎市麻生区の2地域の自治会から提供を開始いたします。当社は、Laxの提供を通じて、住民をはじめ地域の様々な主体が協力・連携した高齢者見守り活動を支援し、高齢者が安心して暮らせる地域の環境づくりに貢献して参ります。

アプリの動作環境

　Laxのアプリ（Laxルポ、Laxダイアリー）は、Android８以降またはiOS10以降を搭載しインターネットに接続できるスマートフォン、タブレットで動作します。また、見守り活動の管理者には、簡単な手順で見守り活動参加者（見守り対象者、見守り担当者、報告を受けるご家族など）の登録や見守り関係の設定などを行うことができる管理用のウェブサイト「Laxウェブコンソール」をご提供いたします。

利用料金

　Laxの利用料金は、基本となる見守りチーム（見守り対象者1名、その対象者を見守る人10名まで登録可能）１チームあたり月額330円です。地域の自治会や介護サービス事業者など、複数の高齢者を見守る団体向けには、年間契約の団体割引プランをご用意いたします。

Laxに関するお問い合わせ、資料請求先

イデア・フロント株式会社　　担当：内田

〒113-0021　東京都文京区本駒込5-40-5-803

TEL： 03-3827-0304      e-mail：p-iruka@ideafront.jp

＜Laxのホームページ＞  https://ideafront.jp/lax/

＜研究開発プロジェクト成果発信サイト「ご近助ラボ」＞　https://mimamori.murai-labo.com/

　

参考：Laxの画面例等

QRコード付きカード（サンプル）

見守り報告画面（Laxルポ）

セルフ報告画面（Laxダイアリー）

見守り関係の設定画面（Laxウェブコンソール）