コロナ禍で秋田ゆざわとつながる新しい関係人口のカタチ

　湯沢市が主催する「ゆざわローカルアカデミー」の受講メンバー（プロジェクトチーム共同代表：丸山、長田）が、アカデミーを通して構築したつながりから、ゆざわのりんごを使用したクラフトビールを作成するクラウドファンディングプロジェクトを2020年5月1日より実施いたします。

豪雪被害を受けたりんご農家さんを助けながら、湯沢とずっと繋がる関係を築きたい！
クラウドファンディンURL：https://camp-fire.jp/projects/view/405365

ゆざわの特産品に触れ生まれた、ゆざわへの愛着。

コロナ禍のため、2020年度のゆざわローカルアカデミーは、全講座がオンラインで行われました。ゆざわを実際に訪れるフィールドワークは実施されず第2期の受講生はまだ、湯沢の地を訪れていません。それでも、アカデミーで毎回届く“ゆざわの特産品”がとても美味しく、いつも感動し、回を重ねるたびにゆざわに対する愛着がどんどん大きくなっていきました。

　きっかけは、この冬の大雪です。豪雪地域と言われるゆざわでも、過去に例のないほどの大雪。自衛隊が出動するほどの大雪に、ゆざわのりんご農家さんはりんごの木が折れるなど大きな被害にあわれました。アカデミーで送られてくる特産品の中にもりんごがあり、そのりんごの農家さんも例外ではなく、7割の木が折れてしまうという被害にあわれたことを知りました。豪雪でダメになったりんごはジュースにするしかないなど厳しい状況です。

　アカデミーで構築したつながりの中で、料理研究家の受講生のもとには「何かできることはないか」という話がありました。一方「ローカルな土地に恩返しをしたい」という想いを持っていたメンバーも多く、そうしたいろいろな要素が重なり合い、私たちにできることはないだろうか。そんな思いが芽生え、農家さんからりんごを買い取ってつくるクラフトビールのプロジェクトを立ち上げました。

りんごを機に湯沢とみんなを繋げて湯沢を盛り上げたい気持ち！

　今回のプロジェクトを立ち上げるに至った一番の理由は「ゆざわに恩返しがしたい」と

いう気持ち。我々が、ゆざわのりんごを使用したクラフトビールのクラウドファンディンを実施しても、農家さんにとっては、そんなに大きなチカラにはならないかもしれない。でも、プロジェクトを機に「ゆざわのコトを発信して、これまでゆざわと接点がなかった人にゆざわを知ってもらえたら...」「リターンのクラフトビールをきっかけに、飲みながらゆざわや秋田のことを話題にする“交流の場”が出来たら...」連鎖的につながりが広がっていくことで、ゆざわの恩返しになるのではないだろうか...そんな想いを持っています。

各々が湯沢に対する想いをつづった文集！

　湯沢の皆さんから見れば「よそ者」の私たちメンバーが、「湯沢」をテーマに想いを綴った文集をお届けします。まだ行ったことのない場所への想いや、自身がゆざわを好きになったきっかけなど、メンバー各々が湯沢に対する想いをつづります。文集をきっかけに湯沢を知りたい、行ってみたいという気持ちになってもらえると嬉しいです。

湯沢の地で皆さんと乾杯！

　プロジェクトのメンバーは、ほとんどがまだ、ゆざわを訪れたことがありません。コロナの影響でなかなか移動が難しい時世ですが、落ち着いてきたら、まずはゆざわを訪れたい。そして、プロジェクトで作ったクラフトビールで、ゆざわの地でゆざわの皆さんと乾杯をしたい！そんな想いでいます。そこから、また、つながりが生まれて、プロジェクトの広がりがもっともっと大きなものになっていき、ながくながく続けていけたらいいなと思っております。

■「ゆざわローカルアカデミー」とは

　ゆざわローカルアカデミーは、秋田県湯沢市が、ローカルな地域に関心を持つ方を対象として行うちいきとの関わり方を考えるアカデミーです。ソーシャル人材育成講座に多数の実績を持つ「ソトコト」のサポートを受け、秋田県湯沢市への関心層の拡大および地域と共創し貢献を目指す人の育成、またそうした人々のネットワーク化を図ること目的とし、対象地域との関係人口の育成を目指しております。

　講座では、ローカルな地域に関心を持つ方が、地域の生活や地域を盛り上げる活動、そこに存在する課題に対する理解を深め、ローカルなまちと関わるきっかけを探求します。また、秋田県湯沢市のまちづくりや地域の生活を学び、自身の地域に対する関わり方を考えるアカデミーです。2020年度は「発酵」をテーマに全講座オンラインにて実施されました。

《本件に関するお問い合わせ先》

ゆざわローカルアカデミー受講生の有志

担当者： 丸山寛子

TEL： 090-7818-0110

Email： yuzawaapplefarm@gmail.com