《沖田総司が所有していた菊一文字》を現実世界に! 菊一文字草子プロジェクト
解説エンターテイメント集団ヨミトク会(活動拠点:東京都台東区西浅草3-25-32)はクラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」にて《沖田総司が所有していた菊一文字》を失われてしまった鎌倉時代の作刀技術を再現する事に人生を懸けた久保善博刀匠(広島県無形文化財)の手によって顕現させ、《空想世界の沖田総司》をベースにした新しい物語を作る事を目指すプロジェクトを開始しました。
●久保 善博(くぼ よしひろ)刀匠について
2016年 広島県無形文化財指定
2019年 全日本刀匠会副会長 就任
久保さんは千葉大学園芸学部を卒業後、同大学院にてバイオ研究で素晴らしい成果を収め、周囲からは研究者になると期待されていました。そんな久保さんは、偶然観たテレビ番組で「鎌倉時代の名刀は現在の技術では絶対に作れない」と語る刀匠の言葉に「700年前に出来たことがなぜ出来ないのか?」と疑問を抱きます。
そして、鎌倉時代の刀を自らの手で再現したいと考え、刀匠の道を志しました。
研究者としてのスキルを活かして独自に製鉄技術を追究され、瀬戸内市で実施した「日本刀の聖地・長船 令和の名刀を活用した観光魅力拡大プロジェクト」では国宝「大般若長光」の写しを制作されました。
●ヨミトク会について
文化や歴史という言葉を聞いた時、多くの人は教科書や専門書に載っているような「私たちの生活から切り離されたもの」をイメージされると思います。
しかし、教科書や専門書に載っているような文化や歴史も、実はその国、その時代の生活の延長線上にあるものであり、同様に私分たちの生活の延長線上にもたくさんの文化や歴史があるのだと私は考えています。
そのような考え方に基づき、ヨミトク会は「文化と歴史をエンターテイメントで読み解く」をテーマに、まだスポットライトを浴びていないマイナーな文化や地域の歴史などに対してエンターテイメントで興味の起点を作る活動をしています。
●このプロジェクトで実現したいこと
「菊一文字」という刀の名前を聞いて沖田総司を思い浮かべる人は多いと思うのですが、ほとんどの人はその話の背景をきちんと理解していないと思います。
そういう人達が「現実世界に存在しなかった(と言われている)刀を現代の刀匠が作る」という浪漫溢れるアクションを興味の起点として、「菊一文字」の《菊》は何を意味するのか? 沖田総司が菊一文字を所有していたという話はどこから始まったのか? などを知る。
この流れを作り、それを未来につなげる事がこのプロジェクトの真のゴールであると考えています。
●「菊一文字」の《菊》について
愛刀家であった後鳥羽上皇(ごとばじょうこう)により、各月交替で作刀を担当する御番鍛冶(ごばんかじ)が任じられました。
一文字則宗は御番鍛冶として正月番を担いましたが、16葉の「菊紋」を切るのを許されたことで、則宗が打った一連の作品は菊一文字(きくいちもんじ)と呼ばれることになりました。
菊は後鳥羽上皇が好んだ自身の印であり、のちに皇室の印として定着していきます。
2021年03月24日に発売されたKATANA 20巻(あすかコミックスDX) の副題が「御番鍛冶」であり、これに関する話が詳しく描かれています。
●プロジェクト概要
プロジェクト名 |《沖田総司が所有していた菊一文字》を現実世界に! 菊一文字草子プロジェクト
URL |https://camp-fire.jp/projects/view/403076
目標金額 |6,500,000円
募集期日 |2021年4月1日(木)~5月29日(土)
●リターン内容
①奉納者名簿にお名前を記載し、菊一文字(1振り目)と共に今戸神社へ奉納
②菊一文字をコロジオン湿板法で撮影したオリジナルポストカード
③菊一文字草子オリジナルTシャツ
④菊一文字(2振り目)で実際に物を斬る権利
その他、追加のリターンとして「コロジオン湿板法で撮影した写真のオリジナル」「久保刀匠が打った菊一文字草子オリジナルペーパーナイフ」を予定しています。
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企業情報
企業名 | ヨミトク会 |
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代表者名 | 太田 匡英 |
業種 | エンタテインメント・音楽関連 |