ふたご・みつごファミリーが安心して楽しく育児できる社会を作りたい、 関東多胎ネットがクラウドファンディング初日で目標金額の27%達成

3月12日（金）現在の進捗状況は次の通りです。

・目標金額：1,500,000円

・支援総額：676,500円

・進捗状況：45％

・残り日数：24日［実施期限：2021年4月5日（月）23:59］

・ＵＲＬ：https://camp-fire.jp/projects/view/334485

 

【多胎児育児の現状】

妊娠高血圧腎症、妊娠糖尿病、分娩後出血、帝王切開、流産早産などリスクの高い妊娠・出産を終えた後は、過酷な育児が始まります。１日２４時間のうち、双子の授乳は２４回。三つ子なら３６回。

 

同時に泣く小さな我が子たちを抱く手が足りず、自分を責めながらも必死にその命を守ろうと、２４時間途切れることのない家事・育児に奮闘する日々。出産や睡眠不足による体力・気力の低下に加え、タスクの多さ、外出の困難さ。次第に社会から孤立し、正常な判断能力を失ってゆきます。

 

助けを求める気力も時間もなく追い詰められ、虐待に至ってしまうケースが後を絶ちません。近年報道される虐待死のニュースは、被害者が双子三つ子である場合も少なくありません。

 

 

【団体設立の経緯】

「私も虐待してしまうかもしれない」

多胎児を育てる親の中には、こう思うほどに追い詰められてしまう人がいます。頼る人もいない、気づいてもらえない。コロナ禍の中で、ますます孤独は強くなっています。

そんな多胎家庭を支えたい。医療・行政・福祉・保育等を巻き込んだ支援の輪を広げるため 、関東地域の多胎サークル代表者が立ち上がり、関東多胎ネットを設立しました。

 

【関東多胎ネットが実施する事業】

・ピアサポート事業：多胎育児経験のあるピアサポーターを多胎家庭へ派遣し、お話を伺ったり、一緒に考えるサポート

・ファミリー講座：関東多胎ネットの強みである広域ネットワークを生かした、妊娠期から参加可能な多胎に関する講座を開催

・交流会：育児負担を軽減する情報交換、育児相談など心を軽くする交流会、多胎育児を楽しむイベントの企画

・サークル支援：各地域で活動している多胎サークルの運営相談など、サークル活動のサポート

  

関東多胎ネットでは、当事者のみならず、企業、研究者、他地域の多胎ネットと連携をとり、研究結果や客観的データを元に包括的支援を実施いたします。

 

【クラウドファンディングを実施する目的】

「すべての多胎児家庭に必要な支援が行き届くように」

私たちが心の底から願っていることです。声にならない声を抱えている多胎家庭をどうにか救いたい。そのために、単発的ではなく持続可能な支援事業をするためにクラウドファンディングに挑戦 しています。

 

“生まれてきてくれてありがとう”

“パパママにしてくれてありがとう”

 

多胎家庭が感じたいのは、特別なことではなく、そんな当たり前の愛おしい気持ちです。

 

 

【関東多胎ネット概要】

名称：関東多胎ネット

ウェブサイト：https://sites.google.com/view/kanto-tatai-net

email: kanto.tatai.net@gmail.com

発足：2019年11月13日

理事数：４名（2021年3月現在）

メンバー：各地の多胎サークル代表、保健師、看護師、保育士、臨床心理士、公認心理師、精神保健福祉士、社会福祉士など

登録団体：東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、栃木県の24団体（2021年3月時点）

 

地域多胎ネットとは

多胎の妊娠・出産・育児を、多胎家庭の当事者、研究者、医療、保健、福祉、行政、教育・保育・子育て支援者などが 連携して支援するための、ゆるやかなネットワーク。ひょうご多胎ネット、あいち多胎ネット、ぎふ多胎ネットなどがある。

 

 

 

関東多胎ネット

連絡先：kanto.tatai.net@gmail.com