タッチパネルブラウザ「Simple Browser（シンプルブラウザ）」のログ出力機能を強化した新バージョン「ver.3.0.2」を発表

コンピュータ・通信機器

キオスク端末ブランドのインフォームプラスは、キオスク端末向けWebブラウザ「Simple Browser（シンプルブラウザ）」のログ出力機能を強化した新バージョン「ver.3.0.2」を発表しました。

キオスク端末ブランドのインフォームプラス（エム・ティ・プランニング株式会社（東京都渋谷区）と株式会社ツボタテクニカ（兵庫県神戸市）の共同運営）は、キオスク端末向けWebブラウザ「Simple Browser（シンプルブラウザ）」のログ出力機能を強化した新バージョン「ver.3.0.2」を2020年11月20日に発表しました。

Simple Browser（シンプルブラウザ）の概要

Simple Browser（シンプルブラウザ）は、Web上のコンテンツをキオスク端末やデジタルサイネージのタッチパネルモニターに表示し、無人端末として利用するのに最適なWindows対応Webブラウザです。

案内ページや予約システムなどのWebアプリケーションの表示用途に、多くの展示施設や公共施設などで採用されています。

フルスクリーン表示やサイトのアクセス制限などの細かい設定が可能なため、不特定多数のお客様が使用する場所での無人端末としての利用に最適です。

新バージョン「ver.3.0.2」の主な改善点

より詳細なログ出力。解析しやすいCSV出力で、サイト改善にお役立ていただけます。

ログファイルにはアクセスされたページの履歴やエラーログが出力されます。ver3.0.2では、各ログがより詳細に出力され、また解析しやすいようにカテゴライズされて出力されるようになりました。

CSVファイルをExcel等で開き、ページのアクセス数計測を行っていただくことでサイト改善の材料としてお役立ていただくことができます。

その他、無人端末運用に便利な機能も追加しております。

新バージョン「ver.3.0.2」の追加機能詳細

ログ機能	内容
①URLフルでのログ出力対応	従来はログとして出力されるURLはドメインまででしたが、フルのURLを出力することができるようになりました。
②ローカルパスのログ出力対応	従来はログとして出力されるのがURLのみでしたが、ローカルファイルのパスも出力することができるようになりました。
③CSV形式でのログ出力対応	従来のlog形式ではなく、CSV形式で出力することができるようになりました。ヘッダ行やカテゴライズ項目が追加され、アクセスページを計測しやすくなりました。

その他の機能	内容
④無操作タイムアウト後「戻る」ボタンが非活性になるように変更	前に使用したユーザーが辿ったページを、次のユーザーが「戻る」ボタンを使って閲覧できないようにするためのプライバシー保護のための機能追加です。
⑤アクセス制限機能でより詳細な禁止/許可設定が可能に	従来はサイト単位（ドメイン単位）でしかアクセス制限ができませんでしたが、サイトの中の一部のディレクトリ以下のみ許可（or禁止）やピンポイントでのページ、ファイルの許可（or禁止）ができるようになりました。
⑥強制終了方法の改善	従来は画面の左上→右下→右上→左下→中央の順でクリックする方法でしたが、順番に関わらず10秒以内に4隅をクリックする方法に変更し、より使いやすくなりました。