「DFAアジアデザイン賞 2020」で “ヘアケアブランド「12/JU-NI」”と“鉄製ストレージ「Parcel」”の2製品が受賞
香港デザインセンターが主催するアジア最大の国際的デザイン賞「DFAアジアデザイン賞 2020」にて、broom inc.(ブルーム)がクリエイティブ全般を手掛ける製品が2部門で受賞しました。“正直な処方”がコンセプトのヘアケアブランド「12/JU-NI」が“ブロンズアワード”に、小包や折り紙のように“折り込む”ことで成り立たせた鉄製ストレージ「Parcel」が“メリットアワード”に選ばれました。今年は世界20ヵ国から1000件を超える応募のなか、197件が受賞しております。
ブロンズアワード受賞「12/JU-NI」
「12/JU-NI」は、日本の石鹸メーカー"木村石鹸"が展開するDtoCヘアケアブランドです。小さなメーカーだからこそ実現した"正直な処方"をコンセプトにシャンプー等を販売しています。"使い手にとっての最善"を考え「本気で髪をよくする」その真摯な態度をコアとし、ブランドを立ち上げました。第一弾商品は、髪がまとまらない・寝癖が酷い、といった悩みを持つユーザーに向けて処方を特化したシャンプー&コンディショナー。PRにおいても"正直"を貫き、「万人受けは狙っていない」「合う人と合わない人がいる」といった、従来であればネガティブな内容をSNS等で積極的に発信、弱みをあえて晒すことで強みを浮き彫りにし、多くの方に試験的に使ってもらえる機会を創出しました。日本国内を中心に多くのユーザーのヘアケア体験に革命をもたらしています。
・少し変わったブランド名を設計
・全ての表現を一貫
・徹底的に“正直”を体現
メリットアワード受賞「Parcel」
「Parcel」は、金属/板金加工工場ヒラミヤと製作した鉄製のストレージです。切断した1枚の鉄板を、溶接やネジ止め等を一切行わず、小包や折り紙のように折り込むことで、容れ物としての形状を留めています。これは、板金加工のひとつである「曲げ加工」を応用することで実現しました。何度も折り込むつくりは、職人あってこそのもので、微妙な調整が不可欠です。従来の溶接やネジ止めに割いていたコストやリソースを、まだ誰もやったことのないユニークなプロセスへと置き換え、付加価値へと転じた新しいプロダクト。オフィスやパーソナル空間の卓上をターゲットシチュエーションに、アクセントとして映える鮮やかなカラーリングも特徴です。形はトレイ・コンテナー・ツールボックスの3種類。3種類×全5色の中から、コンビネーションを考えることがユーザーの楽しみとなり得るのも、この製品の魅力です。
・高い技術力を体現する独特な造形
・卓上を整える、秩序ある造形
・豊富なカラーリングで、多彩なシーンを彩る
● broom inc. について
broom / ブルームは東京を拠点に活動するデザインスタジオです。“モノ”を中心に、それをとりまくコンテンツやビジュアルなどを包括的に設計することを得意としています。私たちの役割は、デザイン-ブランド-ビジネス-・・ と、思考の焦点を切り替えたり、つなげたりしながら、プロジェクトを成長させる体系的な手かつ、まだ世の中にないおもしろい手を企て、より良いコミュニケーションや体験を生み出すこと。工業製品や家具、消耗品などの企画〜ブランディング、事業計画まで、さまざまなプロジェクトに取り組んでいます。
■ 株式会社broom / broom inc.
HP:https://www.broom-studio.com/
Mail:info@broom-studio.com
■ 12/JU-NI
製造販売元 : 木村石鹸工業株式会社
https://www.kimurasoap.co.jp/
12/JU-NI ブランドサイト:https://12-juni.jp/
■ Parcel
製造販売元 : 株式会社ヒラミヤ
https://hiramiya.co.jp
オンラインストア:https://materialintime.katalok.ooo/ja/items?subcategory_id=1375
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企業情報
企業名 | broom inc. |
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代表者名 | 井本 拓夢 |
業種 | 広告・デザイン |